冬本番! ワンちゃんの寒さ対策、3つのポイント

冬を元気に乗り切るための豆知識。

» 2020年12月27日 14時00分 公開
[ペット手帳]
Mashable
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 寒い日に暖かいお部屋でくつろぐ幸せは何にも代えがたいものがありますね! 今回はワンちゃんが安全で、もっと快適に過ごすためのポイント3点を紹介しましょう。ワンちゃんに最適な万全の冬支度です。

 寒さを感じているワンちゃんは「1.震える」「2.身体を縮こませる」「3.吠える」「4.飲水量が減る」などのサインが見られます。2では体温の放出を避けるために、体の表面積を少なくするように丸くなり、体力の消耗を避けるために動きが止まります。吠えて寒さを訴えるように行動するワンちゃんもいます。

 水を飲む量を減らして体を冷やさないようにするワンちゃんもいるので、飲水量の変化には注意が必要ですね。ましょう。大切な3つのポイントを押さえて、寒い冬を楽しく元気に乗り切りましょう!

1:うちの子にピッタリの寒さ対策を

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 寒さ耐性は犬種や年齢、原産国ごとに異なります。真冬でも暖かい日はクーラーが必要なハスキーやアラスカン・マラミュートがいる一方で、パグやミニチュア・ピンシャー、イタリアン・グレーハウンドのように寒さが苦手な犬種もいます。

 幼犬や高齢犬は寒さ耐性が低く、成犬は高くなります。うちの子に合わせた寒さ対策が重要なポイントです。家の中でどこを暖かくすれば良いのか、暖房対策もうちの子に合わせて行います。家中を元気に走り回るワンちゃんならば、部屋全体を暖めるエアコンを使います。

 また、いつもいる場所が決まっている子には、その場所をピンポイントで温める湯たんぽ、オイルヒーターなどが最適です。家の中のどこにいる時間が多いかで、暖房を使い分けるのも「うちの子にピッタリの寒さ対策」となります。エアコン、こたつ、湯たんぽ、ペット用ヒーター・ホットカーペットなど、暖房器具はいろいろ使い分けて、快適に。

2:部屋の安全対策は万全に

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 元気なワンちゃんには、走り回って暖房器具に接触して転倒させたり、コードを引っかけたり、かみついて感電事故や誤飲の恐れも。事故が起きないように十分に対策をしましょう。エアコンなどのリモコンを破壊するのも大好きです。特に電池は、中毒を起こしたり、胃や腸に穴を開けてしまったりして命を落とすことがあり大変危険です。

 石油ストーブを利用している場合、灯油をなめないように特に注意が必要です。灯油のストックを屋外や扉のついた戸棚の中に置いたり、こぼれた後は徹底してふき取るなど気を付けてあげましょう。

 暖房関連の事故で、意外と多いのが「低温やけど」です。特に高齢で寒さが苦手なワンちゃんが、敷くタイプのペットヒーターや電気カーペットの上に寝ていると、低温やけどになりやすいので、気を付けてあげましょうね。

 他にもストーブの上に置いたやかんをひっくり返したり、オイルヒーターを転倒させるなど、ペットが原因の思いがけない事故は多いもの。囲いをつくるなど、ワンちゃんの身体が接触しない工夫を心掛けたいですね。

 暖房による極度の乾燥は、ワンちゃんの皮膚炎の原因になることも。ぬれたタオルを干したり、加湿器をつけるなどして乾燥対策をしましょう。

3:お散歩でもしっかり寒さ対策を


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 冬のお散歩では保温のために服を着ることをおすすめします。寒さに強い犬種は必要ないのですが、子犬や高齢犬は服を一枚着るだけで、保温効果が高まります。また、服を着ることで、ケガを防ぎ、被毛に汚れがつきにくくなります。

 服を着せる時は、着た後に引っ張られる部分がないか、自由に体が動かせるかどうかを、必ず確かめてあげてくださいね。また毛玉ができて皮膚が擦れたり、蒸れたりして皮膚炎になったりしますので、着せっぱなしにしない、合う素材を選ぶなど注意が必要です。寒冷地に暮らすワンちゃんは、お散歩の後の肉球ケアも大切です。雪や氷の破片で肉球を痛めていないか、お散歩の後は部屋の中で歩き方を確認しましょう。

 冬は肉球のための保湿クリームを使って、定期的にケアしておくと安心ですね。3つのポイントを押さえたら、最後に「寒さに強い身体づくり」を心掛けましょう。日々の生活で、栄養価の高いフードを食べて散歩をしてストレスを溜めないのがいちばんです。今年も健康で楽しく、冬を過ごせますように!


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