“はじめてのコタツ”にビビりまくる元ノラの子猫は……　愛すべき猫のしぐさや行動を描いた漫画が笑顔になる

やっぱり猫はコタツに勝てない。

[宮原れい，ねとらぼ]

　愛すべき猫たちと家族の日常を描いた漫画『拾い猫のモチャ』。猫あるあるに笑ったり、時にはホロリとくるお話がTwitterで大人気の猫漫画です（関連記事）。

　今回紹介するエピソードでは、元野良猫で愛されキャラの子猫「ノリ吉」が人間との暮らしの中で、ほほ笑ましいしぐさや行動を見せてくれます。

最初は近づきたくなさそうだったノリ吉ですが……？

「はじめてのコタツ」

　未知の「コタツ」にビビりまくるノリ吉は、お父さんに勧められるように押されると、近づきたくないようでへっぴり腰に。それでも押しに負けて「すぽ！」とコタツの中に入ると……？

コタツを知らないノリ吉です

しかし中に入れられると

あれ、出てこないと思ったら……

楽園を堪能していたノリ吉でした。猫はコタツの魅力に逆らえないのだ……！

　その後、一時間くらい出てこなかったという事実が、ノリ吉が一瞬でコタツを理解したことを表しています。中をのぞくと気持ちよさそうに体が伸びており、暖かい猫のユートピアを満喫している様子。あんなにビビっていたノリ吉を瞬時に虜にするコタツ、恐るべし……。

「やんちゃ盛り」

　人懐っこいノリ吉ですが、まだまだやんちゃな年頃。あんまり騒ぐからとお父さんに抱っこで“回収”されることもあります。すると、最初はすんなり観念したように、大人しくなるノリ吉。しかしそれも長くは続かないようです。

腕の中であばれる姿もかわいらしい

すぐに大人しくなる……

……わけではなく、お手々でよよよい！

つかまろうとする仕草がまたかわいい

　抱っこされたままお母さんとすれ違うと「よよよい」と呼ぶように前足を動かし、今度はつかめそうなカーテンを見つけて「よよよい」の「よい」。実は脱出する機会をうかがっているノリ吉でした。腕の中で元気に動く姿がかわいい！

「こんなになつきました」

　時には三毛猫の「モチャ」に威かくされたり、白猫「ミルク」とモチャに挟まれとばっちりの猫パンチを食らったりしているお父さんですが（関連記事）、彼らに信頼されていると改めて分かるのがこのエピソード。暖を取りに来ているとはいえ、一緒のベッドで寝たり、起きると側についてきたりするモチャをみると、これまで過ごしてきたふたりのあたたかい関係が伝わってきます。

　モチャについてこられて、デレデレ顔で困るお父さんのうれしそうな表情にこちらもほっこり。