特別ゲストは堀井雄二さん 奇跡のコラボ「流氷物語号×『オホーツクに消ゆ』」聖地巡礼レポート:月刊乗り鉄話題(2021年3月版)(2/5 ページ)
「北浜駅」……死体も流氷もいなかった
釧網本線の北浜駅は網走駅から4つ目。海岸に近く「プラットホームから流氷が見える駅」として知られています。ゲームではこの海岸で第二の被害者「いいじま ゆきお」の死体が発見されました。ゲームでは駅員さんが証言しますが現在は無人駅。駅舎が喫茶店になっています。
北浜駅のプラットホームはゲームの画面とは逆の位置にあります。徒歩数分の踏切を渡ると海岸へ行けます。寒いからもう死体役はやりません。毎回死体役をやって参加者に期待されても困るし。
「網走刑務所」……全国唯一のニポポ産地、特製ニポポお土産製作の裏話
網走市内のホテルで昼食を取り、次の目的地は網走刑務所です。ゲームでは事件の鍵となるアイテム「ニポポ」を作っているところです。
ちなみに「ニポポ」には「小さな木の人形」という意味があります。「ニポポ人形」は間違いで「ニポポ」が正しい呼び方です。ゲームでは殺人事件の翌日に「顔に涙が彫られたニポポ」が土産店に入荷します。これを彫った受刑者は無期懲役の「うらた じんごろう」でした。事件の背景を知る人物です。
ニポポは刑務作業の一環として1955年から作られました。刑務所内に自生していたエンジュの木を使います。ニポポは網走市が商標を持っていて、製作所は網走刑務所だけです。「流氷物語号×『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』」の乗車記念品「涙入りニポポ」も網走刑務所で作られました。
「涙入りニポポ」はスタッフがいちばん作りたかったお土産の1つ。ゲームをプレイして「ロケ地訪問」した人なら、ニポポを買って自分で涙を彫った人もいるはず。私もそのひとり。本企画初期段階の2020年9月頃、主催者のMOTレール倶楽部が網走市観光協会に打診しました。
2021年現在の網走刑務所は短期受刑者が多く、ニポポなど手間のかかる民芸品を作れる受刑者は限られるそうです。そんな網走刑務所に「特製ニポポを発注」するという珍しい経緯でした。
「実は刑務所内のエンジュの木が残りわずかで……」「え、全部ニポポになっちゃったの?」とか「町工場へ発注するなら残業で増産してもらえそうだけど、刑務所の受刑者に強制労働は強いられないよね……」とか、いろいろな裏話もありました。
試作品をいくつか作り、ゲーム原作者の堀井雄二さん、キャラクター原画の荒井清和さんに確認していただき、生産開始は10月から。1月中旬に150本を納品していただくことになりました。150本という大きな数字にビックリ。観光列車のお土産として、1本3000円は高額です。売れ残ったらどうしよう。言い出しっぺの私が責任を持って買い取らなくちゃ……と思っていました。おかげさまで運行期間早期に完売してホッとしています。
しかし、前述の通り増産が難しい商品でした。買えなかった人にはゴメンナサイ……。むしろ150本を確保した網走のスタッフさんの目利きと交渉力がすごいと思いました。
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