特別ゲストは堀井雄二さん 奇跡のコラボ「流氷物語号×『オホーツクに消ゆ』」聖地巡礼レポート:月刊乗り鉄話題(2021年3月版)(5/5 ページ)
最後の目的地は「オホーツクに消ゆ」タイトル画面のロケ地
網走駅からバスに乗り換え、一行はツアーの最終目的地「能取岬(のとろみさき)」へ。
「灯台の駐車場じゃないんですよね」(運転手さん)
「はい、お打ち合わせの地図に印を付けたところで」(石黒さん)
「停められるかなあ……ここかな」(運転手さん)
「そうそう、ここなんですけど」(石黒さん)
「じゃあ、折り返して海側の車線で停めましょう」(運転手さん)
能取岬といえば先端の灯台が観光名所です。しかし私たちが目ざす場所は違います。
海岸へ降りていくと、そこは「海に突き出した能取岬の灯台が見える場所」。
そう、『オホーツクに消ゆ』のゲームのタイトル画面になった場所でした。
まさに聖地。撮影したり、漂着した流氷を触ったりと、この地ならではの体験を楽しみます。堀井雄二さんも流氷の上で記念写真を撮っていたと聞きました。お茶目だな。
能取岬灯台駐車場でトイレ休憩。飛行機の都合で堀井雄二さんとはここでお別れです。ありがとうございました。
一行はその後、網走駅、女満別空港駅で解散しました。網走駅で降り、もう一泊して網走市内観光や網走流氷観光砕氷船「おーろら」に乗った人もいたようです。翌日は流氷が網走にも接岸したそうでラッキーでしたね。
次回もやりたい できれば「この夏にも」……!!
「流氷物語号×『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』」のコラボ運行は、堀井さんも参加してくれた濃密なファンミーティングツアーで無事終了しました。
運行期間中にご乗車いただいた皆さん、ツアー参加者の皆さん、グッズ通販企画「きっぷで流氷物語号を応援しよう!」にご参加いただいた皆さん、成功に向けて関わってくださった皆さん、ありがとうございました。
また、SNSなどでCOVID-19などの事情で参加できなかった皆さんからの「もう一度来年も!」という声を拝見しています。スタッフ一同、もちろん次回もやりたい。できれば「この夏にも」と意気込んでいます。とんでもないお土産品のアイデアも出ましたし(まだナイショ)。
荒井清和さんには別のゲームのキャラクター制作と同時進行のなか、今回は無理なお願いを聞いていただきました。しかしミーティングでは「もっとたくさんキャラクターを描きたかった。次回はもっとたくさん描きたい」とうれしいお言葉をいただきました。
そして何より「次は行きたい」という皆さんの声がチカラになります。これからもオホーツク沿岸の地域、鉄道、観光列車に注目してください。応援してください。よろしくお願い申し上げます。
この流れを加速して新作ゲーム『オホーツクに消ゆ2』の実現に向けて頑張りましょう。なんちゃって。
杉山淳一(すぎやま・じゅんいち)
乗り鉄。書き鉄。1967年東京都生まれ。年齢=鉄道趣味歴。信州大学経済学部卒。信州大学大学院工学系研究科博士前期課程修了。出版社アスキーにてPC雑誌・ゲーム雑誌の広告営業を担当。1996年よりフリーライター。IT・ゲーム系ライターを経て、現在は鉄道分野で活動。鉄旅オブザイヤー選考委員。ITmedia ビジネスオンラインで「週刊鉄道経済」連載。著書に『(ゲームソフト)A列車で行こうシリーズ公式ガイドブック(KADOKAWA)』『ぼくは乗り鉄、おでかけ日和。(幻冬舎)』『列車ダイヤから鉄道を楽しむ方法(河出書房新社)』など。公式サイト「OFFICE THREE TREES」ブログ:「すぎやまの日々」「汽車旅のしおり」。JR路線の完乗率は100%、日本鉄道全路線の完乗率は99.69%(2020年10月時点)
関連記事
- 名作『オホーツクに消ゆ』×JR北海道「流氷物語号」 奇跡のコラボができるまで
「観光列車と名作ファミコンゲーム」を結んだ熱きコラボの裏側とは。ボス、大変です……! 堀井雄二さん、荒井清和さんからメッセージも。 - 「サイコロの旅」どうでしょう? JR北海道の駅名標がサイコロキャラメルに、「JR北海道駅名標キャラメル」道内で発売
410駅全コンプリートせねばー。 - 日本一貧乏な観光列車「ながまれ海峡号」の1回しか出ないメシで満腹になってやったぜ
はるばる来たヨ函館ェ〜 おいおいおいおい……! 1回だけれど「4時間食べ続ける」旨すぎる列車でした。【写真40枚】 - 「思わず涙が」「北国の旅情たっぷり」 廃止となった北海道の終着駅の感動景色、旅に出たくなる人続出
すばらしい車窓はいつまでも残ります。 - 18駅を廃止、18駅を自治体管理に JR北海道、2021年春ダイヤ改正で約6.2億円の経費削減を狙う 普通・特急の本数カットも
経費削減を狙う春のダイヤ改正案が発表されました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」