小田原駅「ひらひら桜すし」(1180円)〜ひと足早く春を感じられる駅弁!(1/12 ページ)
毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! きょうは小田原駅「ひらひら桜すし」(1180円)です。
【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2021年2月12日)
3月で定期列車から引退した185系電車。
「踊り子」号の東京〜熱海間では、伊豆急下田発着と修善寺発着の列車を併結した15両編成で運行される列車もあり、在来線最長の特急列車としても知られてきました。
3月のダイヤ改正は、桜の季節にはちょっと早い時期。
桜とグリーンストライプの「踊り子」を一緒に見ることは、もうないのかもしれません。
小田原の郊外、早川から根府川にかけての東海道本線沿線は、随所に桜の木があって、花の時期には、市によって整備されているウォーキングコースに沿って駅間を歩きながら、石橋山古戦場などの史跡を訪ねつつ、時折やって来る列車を眺めることもできます。
列車が巻き起こす風で、ひらひらと桜の花びらが舞い散る時期が、とても好きですね。
40年続いた桜とみかん畑、ときどきグリーンストライプという風景も思い出となっていきます。
そんな東海道本線沿いの桜を思い浮かべていただきたい駅弁といえば、小田原を拠点に駅弁を製造する「東華軒」の「ひらひら桜すし」(1180円)。
令和2(2020)年に登場した新作の春季限定駅弁で、今年も2月1日から4月上旬ごろまでの予定で販売されています。
桜色のパッケージが、ひと足早く「春」を運んでくれますね。
【おしながき】
- スモークサーモン桜花寿司
- 金目鯛炙り桜花寿司
- 梅ちりしそ巻き寿司
- 広島菜寿司
- 桜餅
桜色の紙蓋を開けると、“桜すし”の名にふさわしく、なかも華やいだ明るい雰囲気!
香ばしいスモークサーモンと炙り金目鯛の押寿しをメインに、しそと大阪菜の寿しが、いいアクセントになっていて、デザートに桜餅まで入っています。
ちなみに、押寿しの酢飯には、神奈川県西湘地区特産の八重桜も混ぜ込まれています。
駅弁で心地よく“春”を感じられて、ウキウキする構成ですね。
ご紹介した「ひらひら桜すし」は、小田原・熱海の東海道新幹線改札内の売店のほうが、お目にかかりやすい駅弁。
なお、国鉄時代から行われていた新幹線と特急「踊り子」の乗継割引(踊り子の特急料金が半額となる割引)は、3月のダイヤ改正に合わせて終了となりした。
桜咲く春は、いろいろな物事が変わっていく季節でもあります。
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
おすすめ記事
Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.
-
「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
-
「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
-
“ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
-
高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
-
「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
-
「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
-
「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
-
“歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
-
黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
-
走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた