「しーじぃーってどんなじいさん?」 劇場版クレヨンしんちゃん、シリーズ初の3DCGで2023年夏公開へ
「モテキ」「バクマン。」などを手掛けた大根仁さんが初のアニメーション監督に。しん次元だこれ!
1990年から『漫画アクション』で連載が開始され、 1992年にテレビアニメの放送がスタートした「クレヨンしんちゃん」の劇場最新作「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」が、シリーズ初の3DCGで2023年夏に公開されます。
「クレヨンしんちゃん」の劇場版は、1993年公開の第1作目「アクション仮面VSハイグレ魔王」に始まり、1年に1本のペースで公開され、2022年公開の「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」で30作品目。近年は基本的に橋本昌和さんと高橋渉さんが1年おきに交代で監督を担当してきました(第28作目『激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は京極尚彦監督作品)。
そんな中、最新作の監督/脚本を手掛けるのは、大根仁さんと発表。大根さんは「モテキ」(2011年)、「バクマン。」(2015年)、「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」(2017年)、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(2018年)などの実写映画で監督を務め、評価を確実なものにしてきた人物。過去には劇場アニメ「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」で脚本を担当していますが、今作が初のアニメーション監督となります。
また、シリーズ初の3DCGアニメーションは、「シン・ゴジラ」や「STAND BY MEドラえもん」を手掛けた白組が担当。発表に併せて、原作ではお馴染みの黄色×紫の服装にマントをまとった3DCGバージョンのしんのすけが確認できるティーザービジュアルと超特報が公開されました。
国民的キャラクターの3DCGアニメ化で思い出されるのは、2014年公開の劇場アニメ「STAND BY ME ドラえもん」。上述した白組が手掛けた作品の1つですが、それまでとは大きく異なるビジュアルには賛否の声もあったものの、最終的な興行収入は83.8億円とその年の興行収入ランキングで3位に入るヒット作となりました。「しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」もこれまでとは異なる層を取り込むことで、”しん時代“に突入していくのかもしれません。
なお、主役の野原しんのすけからは「しーじぃーってどんなじいさん? オラまだ5さいなのにおじいさんになっちゃうの? 3DCGになったらツヤツヤもちもち〜になれるの? ほうほう、それは楽しみですな〜」と”しん時代“の到来に期待するコメントが寄せられています。
(C)臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会
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