セルフでジェルネイルが簡単に! 韓国発のセミキュアジェル「ohora」とカスタムジェルを試してみた(1/2 ページ)

チューブから“直描きできる”立体セルフネイルも試してみました。

» 2023年05月31日 21時30分 公開
[Kikkaねとらぼ]

 ゲル状の樹脂をLEDライトで照射して固める「ジェルネイル」が簡単にできると話題のセミキュアジェル、「ohora(オホーラ)」を記者が体験。今回は爪に“直書きできる”カスタムジェルを使用して立体的なネイルにも挑戦してみました。

ジェルネイル ohora 話題のセルフジェルネイル「ohora(オホーラ)」

ohoraとは

 グルガジャパンが展開するセルフジェルネイル「ohora」は、液状ジェルネイルのうち60%だけを硬化したセミキュアジェルを中心としたブランド。従来のセミキュアジェルよりも柔らかくて伸縮性があるため、どんな形や大きさの爪にも簡単にフィットしやすいと話題を呼んでいます。

ジェルネイル ohora ネコの優雅さが指先に溶け込むシックなマーブルネイル「N Leon」
ジェルネイル ohora ネコ柄とトレンドカラーを掛け合わせたNew×Retroネイル「N Road Trip」
ジェルネイル ohora トレンド感のあるカラーとネコの自由さが伝わるナチュラルカラーネイル「N Muted」

 筆者はもともとジェルネイルが好きで、足しげくサロンに通っていましたが、コロナ禍の到来とサロンでの施術時間の長さがネックになり、ここ1年は全くネイルをしていない状態が続いていました。

ジェルネイル ohora ネイルにハマっていたころの筆者
ジェルネイル ohora 基本文筆業なので爪は短めだったが
ジェルネイル ohora 取材案件に合わせてデザインを変えるなど楽しんでいた(画像はNHK紅白歌合戦取材時のもの)

 そんな中「ohora」の存在を知り、試してみることにしました。

ohoraを試してみた

ジェルネイル ohora 試してみたのは「N Sylph

 まず試してみたのは、シールタイプの中からホワイトとクリアの間にゴールドのラインが入ったアンバランスフレンチ柄の「N Sylph」。公式サイトでは定価1826円で販売しており、さまざまなサイズに対応できるよう2シート分(30枚)のセミキュアジェルが入っていました。

ジェルネイル ohora シートの様子
ジェルネイル ohora プレップパッド
ジェルネイル ohora 爪についているほこりや油分をふき取る

 まずはシールの持ちをよくするために、プレップパッドを使って爪に付着したほこり、油分などをふき取ります。次に爪に合うサイズのシールを確認し、爪に貼り付けていきます。

ジェルネイル ohora 一回貼ってみたが明らかにデザインがおかしい
ジェルネイル ohora 正しい向きはこっちだった

 この時、爪の根元のキューティクルラインから少し離して貼るのがポイントだそうで、指の腹で押しながら空気が入らないようにしっかりと貼っていきます。

 ちなみにohoraはやわらかいので、サイズが合わないときは多少手でシートを伸ばして貼り付けても大丈夫とのこと。しっかり貼れたら付属のウッドスティックを使って、サイド部分などはがれやすそうなポイントをしっかりと貼り付けていきます。

ジェルネイル ohora 今回は純正のPro Gel Lampを使っていく(今回はPro Gel Lamp(黒)を使用していますが、記事内で紹介しているのはシールタイプなので、公式としてはGel Lamp(白)のご使用がおすすめとのこと)

 続いては硬化です。現在ohoraでは、ジェルネイルチップを1個以上購入した場合、クーポンコードの入力でPro Gel Lampが無料でプレゼントされるキャンペーンをやっているほか、新規会員登録をすると「Gel Lamp」がプレゼントされるキャンペーンもやっているので、今回はohora純正の「Pro Gel Lamp」を使っていきます。

ジェルネイル ohora Cカーブも簡単にできる
ジェルネイル ohora 硬化開始
ジェルネイル ohora ジェルネイル特有の熱はそこまで感じられず熱くはなかった
ジェルネイル ohora 全部硬化させてみたところ
ジェルネイル ohora ネイルファイルで形を整えれば完成

 硬化させた後は、ニッパーや付属のネイルファイル(爪やすり)を使って形を整えて完成! 10本やってみてここまで大体30分で作業できました。サロンでは1時間半〜2時間かかっていた気がするので、めちゃくちゃ早い……!

立体感のあるネイルを楽しめるカスタムジェルがすごい

ジェルネイル ohora 今回使ったカスタムジェル「ohora candy pop custom gel

 もちろんここで終了でも大丈夫なのですが、今回は気になっていたカスタムジェル「ohora candy pop custom gel」を使ってみます。

ジェルネイル ohora 箱がもうかわいい
ジェルネイル ohora パッケージの見た目は絵の具みたい

 選んだ色はポッピングオレンジ、ポッピングイエロー、ポッピンググリーン、ポッピングブルー、ポッピングパープルのネオンカラー5色(各定価1463円)。

ジェルネイル ohora 絞り出してみた様子

 特にオレンジとイエローは透け感が強めなので、面白いデザインが作れそうです。

 このカスタムジェルのすごいところが“チューブから爪に直描き”できるというところ。従来のネイルといえばネイルブラシで塗るのが常識でしたが、カスタムジェルは絵の具で直接キャンバスを描くようなイメージで、爪に直接好きなデザインを立体的に描くことができます。

ジェルネイル ohora
ジェルネイル ohora 想像よりもジェルが固いので描きやすい!

 実際に描いてみると、通常のセルフジェルネイルよりも粘性がかなり高いため、慣れれば初心者でも簡単にエンボスの効いたデザインを描けます。もちろんジェルネイルなので、硬化さえしなければ何度でも描きなおしができるのも魅力的。これは本当に画期的で面白いです。

ジェルネイル ohora ちょっと自爪が透ける感じでかわいい

 まずはカスタムジェル本来の色味を楽しむためにドット柄を描いてみました。シンプルなフレンチ柄がポップなイメージになってかわいいです。

ジェルネイル ohora 粘度が高いのでこんなデザインも簡単に描ける
ジェルネイル ohora 一旦淵を硬化

 続いてはステンドグラスをイメージしていろいろな色味を使ってドットを描いてみました。こちらはいくつかの色を一気に描いてから硬化させたこともあり、少しドット感がない雰囲気になりましたが、セルフジェルネイルではなかなか作ることのできないデザインなので、面白かったです。

ジェルネイル ohora めちゃくちゃ面白いデザインができた(面白さだけを追求した結果センスが置き去りに……)

 最後に別売りの「Pro Glossy Top Gel」(定価2398円)を使うとツヤ感が出せるほか、パーツを付けられたり、シール自体が長持ちしたりしそうなので、個人的には使った方が良いと思いました。

ジェルネイル ohora 「Pro Glossy Top Gel」を使ってつやつやのし上がりに

ohoraのメリットとデメリット

 ohoraのいいところは、何といっても手軽に色々なデザインが安価に試せるというところです。今回はシールタイプを使いましたが、チップタイプもあるので用途に合わせて使い分けしても良さそうです。

ジェルネイル ohora 伸縮性が高いので扱いやすい

 デメリットは、爪のサイズに合わせてシールを広げるのに少しコツがいるということぐらいですが、これも慣れればそんなに難しくありませんでした。

ジェルネイル ohora LEDランプを折りたたむとこのコンパクトさ

 またジェルネイルの宿命としてLEDランプが必要ですが、ohoraのランプは定価2068円の「Gel Lamp」と定価2508円「Pro Gel Lamp」という比較的安価な2モデルが用意されており、これらはキャンペーンを使えば実質無料でプレゼントされるので特に問題はないかと思いました。

 ちなみに使わないときは折りたたんでおいておけるのですが、PCマウスくらいのサイズ感に加えて薄いので便利だなと思いました。

 また、記事内で使用している「Pro Gel Lamp」は、「Gel Lamp」よりもライトの出力が高く、秒数も2パターン設定できるため、シールタイプからチップタイプまで硬化できるので両方使う可能性がある方は「Pro Gel Lamp」を持っておくと安心かと思います。

ジェルネイル ohora 使わないときは黒いケースに戻すのが吉!

 個人的なミスとしては、LEDランプの近くにセミキュアジェルを置いてしまっているときがあり、1つだけシートの上でシールが硬化してしまっていました(一番小さいサイズだったので助かりました)。これは思わずやってしまう可能性のあるミスなので、シールを貼り付け終わったら、もともと入っていた黒いケースに戻して遮光する、ということに気を付けて保管しておくと安全かと思います。

 なお記事執筆時点でohoraを付けてから数日経過していますが今のところ全くはがれる様子もなく、快適に過ごしています。

ジェルネイル ohora ちなみにリムーブもすごく簡単でした

 コロナ禍をきっかけにネイルをやめてしまっていた筆者ですが、すでに次はどんなデザインにしようかな〜などとネイル熱が再燃してワクワクしています。気になる人はohoraのサイトをチェックしてみると良さそうです。

ジェルネイル ohora 筆者が次に挑戦してみたい「monochrome custom gel」。クリアで立体的なデザインが作れると楽しそう
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2502/11/news033.jpg 妻「“157センチ、43キロが理想”と言う夫に、かわいいと言われたい」→プロに依頼したら…… 「エグッ!」「黒木瞳さんかと」
  2. /nl/articles/2502/11/news078.jpg “スーパーお嬢様”の現役モデル、実家で「総額3億円の15台の車」を所持 “18歳の時にもらった車”に驚きの声も
  3. /nl/articles/2502/10/news155.jpg 実家の間取り「5LLLLDKKBB」の超豪邸 “異次元お嬢様”が話題 専属使用人は「世界最強の兵士」で香取慎吾ら驚がく
  4. /nl/articles/2502/11/news025.jpg ←夫に出すやつ 自分で食べるやつ→ 目を疑うレベルの“落差”に爆笑「わ〜おw」「なんかとんでもないのいた」
  5. /nl/articles/2502/08/news015.jpg パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  6. /nl/articles/2502/09/news027.jpg マインクラフトで作った“超有名ゲームでおなじみの場所” 2カ月かけて建築した大傑作に絶賛「背景まで……」「全部ブロックだ!」
  7. /nl/articles/2502/11/news009.jpg 鮮魚店で瀕死の“巨大ガニ”を購入→家に連れて帰り、お風呂場に放ってみると…… まさかの展開に「こわっww」と800万表示
  8. /nl/articles/2502/11/news012.jpg 最初に軽く結ぶだけで…… 2000万再生された“マフラーの巻き方”に反響「これは使える」「素晴らしいアイデア」【海外】
  9. /nl/articles/2502/11/news044.jpg クラシック奏者「加工して絶世の美女にして」とAIに依頼→“とんでもない事故”になってしまい思わず二度見 「怖くて泣いた」
  10. /nl/articles/2502/11/news040.jpg 自衛隊で“ネットミームまみれの張り紙”が目撃され約1000万表示の反響 見覚えあるポーズに「めっちゃ笑った」「おもろすぎるww」
先週の総合アクセスTOP10
  1. パパに抱っこされる娘、13年後の成人式に同じ場所とポーズで再現したら…… 「お父さん若返った?笑」「時止まってる」2人の姿に驚き
  2. 古いバスタオルをザクザク切って縫い付けると…… 目からウロコの再利用に「すてきなアイデア」【海外】
  3. 14歳のとき、親友の兄と付き合うことになった女性→13年後…… “まさかの結末”に「韓国ドラマみたい」【海外】
  4. リンゴを1年間、水の中で放置→顕微鏡で見てみたら…… 衝撃の実験結果に「これはすごい」「息をのみました」【海外】
  5. 海釣り中、黒猫に「ちょっと来い」と呼び出された釣り人 → 付いて行くと…… 運命のような保護から2年、飼い主に話を聞いた
  6. “駐車場2台分”の土地に、建築家の夫が家を建てたら…… “とんでもない空間”に驚き「すごい。流行る」
  7. 「なんだこの暗号は……」 マクドナルドの“大人だけが読めるメッセージ”が410万表示「懐かしい〜」「読める人同世代w」
  8. 着陸する戦闘機を撮ったはずが…… タイミングが絶妙すぎる1枚に「一部の専門家には貴重な一枚」 投稿者に話を聞いた
  9. ズボラ母が5人分サンドイッチを爆速で作ったら…… 目からウロコの時短テクと美しい仕上がりに「信じられない」
  10. 【今日の計算】「7−2×0+9」を計算せよ
先月の総合アクセスTOP10
  1. ドブで捕獲したザリガニを“清らかな天然水”で2週間育てたら…… 「こりゃすごい」興味深い結末が195万再生「初めて見た」
  2. 「配慮が足りない」 映画の入場特典で「おみくじ」配布→“大凶”も…… 指摘受け配給元謝罪「深くお詫び」
  3. 母「昔は何十人もの男性の誘いを断った」→娘は疑っていたが…… 当時の“モテ必至の姿”が1170万再生「なんてこった!」【海外】
  4. 風呂に入ろうとしたら…… 子どもから“超高難易度ミッション”が課されていた父に笑いと同情 「父さんはどのようにしてこのお風呂に入るのか」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 衝撃の光景が340万表示 飼い主にその後を聞いた
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. DIYで室温が約10℃変わった「トイレの寒さ対策」が310万再生 コスパ最強のアイデアへ「天才!」「これすごくいい」
  9. 「こんなおばあちゃん憧れ」 80代女性が1週間分の晩ご飯を作り置き “まねしたくなるレシピ”に感嘆「同じものを繰り返していたので助かる」
  10. 岡田紗佳、生配信での発言を謝罪 「とても不快」「暴言だと思う」「残念すぎ」と物議