「ツーカー」「あいみつ」おじさんビジネス用語の意味分かる? 若者の正解率は(1/2 ページ)

日本における「おじさんビジネス用語」については、Z世代の2割弱が「どれも意味が分からない」との調査結果が出ています。

» 2023年06月22日 19時30分 公開
[沓澤真二ねとらぼ]

 「バジェット(予算)」「ASAP(できるだけ早く)」「アジェンダ(計画)」といったビジネス用語は、初見だとピンと来ず、多用は嫌われる場合も。日本でも「おじさんビジネス用語」としてネタにされますが、その傾向は海外にもあると分かる、8カ国を対象とした調査結果が興味深いです。「横文字だから」かと思ったら、英語圏でもそうなのか……。

ビジネス用語 対象8カ国における、ビジネス用語の使用頻度を示すグラフ。案外日本は少なめで、インドやベトナムで多い
ビジネス用語 半数以上の社会人が、「ビジネス用語の誤解によって時間を無駄にした」とネガティブ回答

 言語学習アプリのDuolingoが、SNSのLinkedInと共同で実施した、「State Of Workplace Jargon(ビジネス用語の使用に関する実態調査)」。日本、米国、英国、インド、オーストラリア、コロンビア、ブラジル、ベトナムの社会人8000人を対象に、ビジネス用語の使用頻度などを調べています。

 調査によると、世界の58%の社会人が「同僚が職場でビジネス用語を多用している」と回答。半数近く(46%)の社会人が、「できることならば職場でビジネス用語の使用をなくしたい、あるいは減らしたい」と考えているとの結果が出ました。

 また、対象の3人に2人が、「職場のビジネス用語を自分で理解する必要がある」と回答。その傾向は、特にベトナム(86%)、インド(78%)、米国(56%)において顕著で、日本では47%となりました。

 これを「ストレスの原因」「生産性を低下させる」「(知らない人を)会話から取り残させる」とする意見もあり、全体の57%が「月に数回以上ビジネス用語の誤解によって時間を浪費している」、32%が「週に数回無駄にしている」、40%が「ビジネス用語の意味を知らなかったために、仕事で誤解やミスをしたことがある」と回答。レポートではビジネス用語の多用について、「コミュニケーションを複雑化し、ミスや余計な会議、メール修正などによる時間の浪費につながる」「職場に排他的な環境を生み出す可能性がある」と、厳しめにまとめています。

ビジネス用語 半数近くが「理解できない言語を話しているように感じる」と回答
ビジネス用語 「ビジネス用語の多用によって(周囲から)取り残された」といった感覚は、リモートワークでより顕著に

 さらに日本においては、「ツーカー(※1)」や「あいみつ(※2)」「1丁目1番地(※3)」といった、いわゆる「おじさんビジネス用語」についても追加で調査を実施。上記3語のほか、「音頭をとる(※4)」「よしなに(※5)」「全員野球(※6)」「がっちゃんこ(※7)」「ガラガラポン(※8)」「鉛筆なめなめ(※9)」「ロハ(※10)」について、認知度を調べています。

※1:以心伝心で意思疎通できる気心の知れた仲
※2:「相見積もり」の略。1つの案件について複数の業者から見積もりをとり、それぞれの条件を比較すること
※3:最優先で処理すべき課題など
※4:先頭に立って物事に当たる
※5:よろしく、いい感じに
※6:一致団結で物事に当たる
※7:複数の事項をまとめて処理する、またはアイデアなどを複合する
※8:企画等を白紙に戻して仕切り直す
※9:数字をごまかして帳尻を合わせる

※10:無料の意。只(タダ)を分解してカタカナとして読んだしゃれ

 結果、トップは比較的に字面から意味を想像しやすい「音頭をとる」。それでも全体の認知度は51.9%で、最下位の「ロハ」は22.16%となりました。また、17.66%が「どれも分からない」と回答しています。

ビジネス用語 この調査ではZ世代を1997年〜2012年生まれ、ミレニアルを1981〜1996年生まれ、X世代を1965年〜1980年生まれ、ベビーブーマーを1946年〜1964年生まれと定義

 Z世代社会人の多くが若手ゆえに仕方ない部分もありますが、その大半がおじさんビジネス用語を認知していないとの結果も。世界的にも、ビジネス用語全般について、若い世代ほど「使用をなくしたい」傾向が出ています。となると、ひょっとしたらあらゆるビジネス用語が若者に敬遠される“おじさん言葉”なのかも……?

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2406/12/news077.jpg フジ「アンメット」、池脇千鶴のサプライス姿が激変しすぎて“最も衝撃” イメージ覆す“肉づきたるみ顔”に「わからんかった」「びっくりして夜中に声出た」
  2. /nl/articles/2406/12/news126.jpg 185センチ木村沙織、生放送で櫻坂46メンバーの横に立つと……朝8時51分に驚きの光景 「あれ? 子供が混じってる?」「親子すぎる」
  3. /nl/articles/2406/12/news029.jpg 「1匹いたら100匹いる」「発生しなかったら奇跡」 ビオトープに侵入し崩壊させる“ヤバイ奴”の駆除方法に反響
  4. /nl/articles/2406/12/news013.jpg 「めちゃくちゃ怖い」 3LDKの一軒家→外に出ると…… まさかの危険すぎる設備に「どうやって運ぶの?」
  5. /nl/articles/2406/11/news026.jpg 「これどうやって使うの?」→「考えた人マジ天才」 セリア新商品の便利な使い方に「これ100円でいいんですか!?」
  6. /nl/articles/2406/12/news024.jpg パパが1歳娘を寝かしつけ開始、途中で様子を見てみると…… 驚きの展開への娘の反応に「可愛すぎて語彙力無くなる」「仲良し親子」
  7. /nl/articles/2406/12/news023.jpg 新婦入場をスマホで撮影する父、一番いいシーンでまさかの……? 大爆笑の展開に「歯磨き中に吹いてしまったw」「結末わかってたけど笑ったw」
  8. /nl/articles/2406/11/news023.jpg 食べた後のパイナップルのヘタを植える→3年後…… 驚きの姿に「凄すぎます」「家庭菜園レベチ」と138万表示
  9. /nl/articles/2406/11/news013.jpg 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  10. /nl/articles/2406/12/news116.jpg ヒロミ、“6000万円超の超高級外車”に乗る→即ロックオンされてしまう “営業トーク”の嵐には「ポラリス10台分か」「乗る男になったらすげぇな」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「虎に翼」、共演俳優がプライベートで旅行へ “決別中”の2人に「ドラマではあまり見ることが出来ない全力笑顔」
  2. 「ハードオフには何でもある」 → 4万4000円で売られていた“とんでもないモノ”に「これは草www」「見てるだけでワクワクする」
  3. 釣りから帰宅、持ち帰った謎の“ニュルニュル”を水槽に入れてたら…… いつの間にか誕生した意外な生き物に「すごおー」「どこまで育つかな!?」
  4. 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
  5. 「さざれ石に苔のむすまで」何日かかる? 毎日欠かさず水やりし続けてまもなく1年、チャレンジの結果に「わびさび」「継続は力」
  6. 朝ドラとは雰囲気違う! 「虎に翼」留学生演じた俳優、おなかの脇がチラ見えな夏らしいショットに反響「とてもきれい」
  7. フードコートでふざけたパパ、1歳娘に怒られる→8年後の“再現”が1185万再生 笑えるのに涙が出る光景に「大きくなった!」「泣ける」
  8. 1歳妹「ん」だけで19歳兄をこきつかい…… 「あれで分かるにいに凄い」「ツンデレ可愛い」マイペースな妹にほんろうされる姿が280万再生
  9. 「ベランダは不要」の考えを激変させた“神建築”が200万表示 夢のような光景に「こんな家に帰りたい」「うっとり」
  10. 三重県沖であがった“巨大マンボウ”に漁港騒然…… 人間とサイズ比較した驚愕の光景に「でっか!!」「口から何か出てますね」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「今までなんで使わなかったのか」 ワークマンの「アルミ帽子」が暑さ対策に最強だった 「めっちゃ涼しー」
  2. 「現場を知らなすぎ」 政府広報が投稿「令和の給食」写真に批判続出…… 識者が指摘した“学校給食の問題点”
  3. 市役所で手続き中、急に笑い出した職員→何かと思って横を見たら…… 同情せざるを得ない衝撃の光景に「私でも笑ってしまう」「こんなん見たら仕事できない」
  4. 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 「二度と酒飲まん」 酔った勢いで通販で購入 → 後日届いた“予想外”の商品に「これ売ってるんだwww」
  7. 幼稚園の「名札」を社会人が大量購入→その理由は…… 斜め上のキュートな活用術に「超ナイスアイデア」「こういうの大好きだ!」
  8. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  9. JR東のネット銀行「JRE BANK」、申し込み殺到でメール遅延、初日分の申込受付を終了
  10. サーティワンが“よくばりフェス”の「カップの品切れ」謝罪…… 連日大人気で「予想を大幅に上回る販売」