実家の壁から子猫を救助→翌年、また壁から子猫が…… デジャビュのような保護エピソードに驚きと感動
第28回は保護猫「Ciao」ちゃんです。
近年、動物の虐待や飼育放棄、悪質な業者による繁殖・販売、不適切な飼養が社会問題となっています。個人や団体、地域が行き場をなくした動物たちを守るため、日々保護活動に取り組む一方で、動物たちが命を失う悲劇は後を絶ちません。
私たちの身近な場所で繰り返されている、動物たちの殺処分や衰弱死などの厳しい現実。しかしまた一方で、動物との心あたたまる出会いや愛に満ちた生活が、保護活動によって生まれ、営まれていることも事実です。微力でも地道に保護という選択を伝え続けていくことが、動物たちの命を守ることにつながるかもしれません。
そこで、ねとらぼ生物部では保護動物と暮らす読者にアンケートを実施。寄せられた数々のエピソードと写真を紹介するとともに、尊ぶべき命の輝きや、愛する家族との暮らしの喜びを伝えていきます。
第28回は飼い主・Meikapapa(@luckypapadesu)さんと暮らす保護猫「Ciao」ちゃん(現在の年齢:6歳)。実家の壁から救助したという驚きの出会いと、翌年に起きたデジャビュのような出来事を紹介します。
―― Ciaoちゃんとの出会いと、保護当時の状況を教えてください
Meikapapaさん:ある日、築80年の実家の壁の中から猫の声が聞こえました。心配で壁を破ってみると、中から生後1週間ほどの子猫が出てきました。
救助後、私はこの出会いを運命だと思いわが家へ迎えることに。名前は「Ciao」と付けました。お迎え当初は1〜2時間ごとにスポイトでミルクをあげるのが大変でした。
―― Ciaoちゃんの現在の様子を教えてください
Meikapapaさん:Ciaoはきれいに、そして元気に育っています。とても甘えん坊です。
ちなみにその1年後にも、実家の壁から子猫2匹を救助しました。2匹の子猫のうち1匹は母猫のもとへ、もう1匹は友人に引き取られ大切に育てられています。現在は猫が壁に入らないよう、屋根裏の隙間をふさいであります。
―― 最後に、Ciaoちゃんに対する思いを聞かせてください
Meikapapaさん:今では家族の一員として欠かせない存在です。
(了)
実家の壁から現れたという、驚きの巡り合いによりMeikapapaさん家族の一員となったCiaoちゃん。これだけでもビックリですが、翌年にも壁から子猫が2匹も現れるとは衝撃です!
ちなみに翌年の救助の様子は、以前Instagramで話題となりました(関連記事)。Ciaoちゃんの現在の様子や家族のほのぼのとした日常は、MeikapapaさんのInstagramアカウント(@luckypapadesu)で見られます。
ねとらぼ生物部では、引き続き「保護動物のエピソード&お写真」を募集しています! 犬猫、小動物、爬虫類など、動物のジャンルは問いません。アンケート内容とお写真は部内で審査の上、記事で紹介する可能性があります。
愛する家族との出会いのエピソードや、クスッと笑ってしまうかわいいお写真など、お気軽に【こちら】までお寄せください。皆さまからのご応募、お待ちしています。
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