スーパーで買ったサツマイモを、湯呑みに植えて育てたら…… ド肝を抜く“盆栽”の完成形に「かっこいい!!」「自由すぎる…」(1/2 ページ)
サツマイモの盆栽は初めて見ました。
スーパーで買ったサツマイモが、まさか盆栽になるなんて……! ワクワクが止まらないアイデアがYouTubeで紹介され、記事執筆時点で5万2000回以上再生されました。動画には「日々、成長が楽しめて良いですね」「シェアしてくれてありがとう」と国内外から反響が寄せられています。
サツマイモが盆栽に
投稿したのは、新潟県で盆栽を育てているYouTubeチャンネル「As Channel -アズチャンネル-盆栽と山とカメラ」さん。今回は「夏休みの自由研究」ということで、一風変わった盆栽を仕立てる様子を見せてくれました。
登場したのは、スーパーで買ったサツマイモ。芽が出始めていたので水につけて置いておくと、4日目には白い根が出てきました。
10日目 サツマイモを2つに切る
10日目ほどたつと、あちこちから芽吹いてきました。芽は生えた所から垂直に伸びる性質とのこと。鉢に収めるために何本か根が生えているところで切り、切り口を下にして水につけます。これでここから垂直に伸びてくれるはず。気温が高いので水はたやさないように注意します。
12日目 垂直に伸びてくる芽
12日目に観察すると、株から垂直に茎が伸び、葉も出ていました。小さい方は芽吹きが多く、鉢に収めやすそうです。葉が伸びる前に芽切りをして高さを抑えておき、大きい方はこのまま水耕栽培を続けることにしました。
16日目 湯呑みに植えて盆栽に
16日目には茎が垂直に伸び、葉も大きく成長してきました。いよいよ小さい方を鉢に移し、盆栽に仕立てます。
鉢に使うのは、リサイクルショップで購入した湯呑みを加工したもの。湯呑みの底にダイヤモンドドリルで穴を開け、高台の部分を削って通気用の溝を作り、小さく切った鉢底ネットをワイヤで取り付けます。
鉢の底に排水がよくなるよう大粒の赤玉土を入れ、中粒の赤玉土を重ねます。完成したオリジナルの湯飲み鉢は、サツマイモにぴったりサイズ。伸びた根を丁寧に入れ込みながら鉢の中に置き、赤玉土を被せ、たっぷりの水と活力剤を与えます。
18日目 ギンゴケを貼ってより盆栽らしく
この日は庭にある古い灯篭からギンゴケを採取し、水につけます。根と黒い土の部分を切り取った苔をサツマイモの鉢へ。苔を貼って用土が隠れると、盆栽らしさがぐっと増しますね!
22日目 サツマイモらしさを楽しむ剪定(せんてい)
葉が大きく成長したので、サツマイモが見えるように高さを抑えたり、伸びすぎた所を切ったり剪定をしていきます。芽吹きの兆候を見ながら剪定しているそうですが、バランスをとるのが難しそうですね。
30日目以降もぐんぐん成長!
気温が高いので野菜類の成長スピードがすごいとのこと。水耕栽培の方も、茎と葉がグングンと伸びています。
33日目には、剪定した鉢もバランスよく成長しました。小さな湯呑みの中の盆栽は、1つの世界。植物の成長を観察していると、残暑で疲れた心がいやされるようです。時を忘れてじっくりと見入ってしまいそうですね。
驚きのアイデアに反響
動画のコメント欄には「自由すぎる…! サツマイモの盆栽生まれて初めてみました、サツマイモ自身が一番ビビってると思います」「さつまいもでも盆栽ができるなんて驚き!」という声や「良いアイデアですね! 人参や里芋なども楽しめそうですね」「観察もできて自由研究にピッタリですね」と感心する声、また海外の視聴者からのコメントも数多く寄せられています。
アズチャンネルさんは、Instagram(@as_channel_camera_bonsai)やX(Twitter)(@Asfilm_Movies)でも情報を発信中。SUZURIでは盆栽デザインのオリジナルグッズ販売しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「As Channel -アズチャンネル-盆栽と山とカメラ」
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