「異世界感が凄い」 写ルンですのレンズをデジタルカメラに装着→街中を撮影してみると…… 幻想的な映像に「夢の中の風景」(1/3 ページ)

“何か”が違う不思議な映像。

» 2024年11月23日 09時00分 公開
[羽野源一郎ねとらぼ]

 富士フイルム「写ルンです」のレンズ越しに撮影した“幻想的な日常風景の動画”が、X(Twitter)に投稿されました。このポストは記事執筆時点で、1万3000件以上のいいねを集めています。

「写ルンです」のレンズを装着

 投稿者のsai(@Imsai1212)さんが用いたカメラはフルサイズミラーレスカメラの「SIGMA fp」。マウント変換アダプターを用いて、「写ルンです」のレンズを再利用したレンズ「Utulens」を装着させています。また、映像の色彩は編集ソフト「DaVinci Resolve」で補正をかけ、よりフィルムのような質感に近づけているそうです。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた住宅地の映像 「写ルンです」のレンズ越しの映像
「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた植物の映像 色彩補正もかけて“フィルムの質感”に近づけている

街中を撮影してみると……

 映像は、日に照らされた街路樹や自分の足元、自動販売機の後ろに生えている大きな樹木などを捉えたもの。どれも日常でよく見掛ける光景ですが、肉眼で見たときと比べると全体的にノスタルジックな印象を受けます。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた植物の映像 明るい部分はふんわりとぼやけて、柔らかい印象に
「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた樹木の映像 見慣れているけれど、どこか不思議な雰囲気に

 木々の隙間から見える青空や木漏れ日などの明るい部分はふんわりと柔らかい印象で、それが映像の“非日常感”を強めています。見慣れているはずなのに、幻想的な雰囲気をまとっている光景の数々にsaiさんは「あまりにも夢の中の日常すぎる」とコメントしています。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた自分の足元 足元にも“非日常感”が漂っている
「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた木々の映像 幻想的な風景に仕上がった

「夢のような映像」

 撮影機材と色彩補正を組み合わせて生まれた不思議な光景には、「すごい雰囲気でてる…。被写体と空の境界があいまいでボケてるところとか確かに夢の中の風景だわ」「昭和の質感になってる」「見知らぬ『あの頃』だ」「新たに過去を作るという夢のような映像」「何でもないのにぐっとくる」「異世界感が凄いな」などの感想が寄せられました。

「写ルンです」のレンズ越しに撮り色彩補正をかけた草の映像 まるで夢の中の光景

 この他にも、saiさんは自身のX(Twitter/@Imsai1212)アカウントで、写真や映像に関する取り組みを発信しています。

       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」