舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞」公開ゲネプロ 谷佳樹、杉江大志らが刀を手にステージを舞う

殺陣もありつつ、心が温かくなる作品に。

[こた, 宮澤諒，ねとらぼ]

　舞台「文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞（ワルツ）」の東京公演が1月8日、品川プリンスホテル ステラボールで開幕。初日に行われた会見には、メインキャストの谷佳樹さん（志賀直哉役）、杉江大志さん（武者小路実篤役）、杉山真宏さん（有島武郎役）、小坂涼太郎さん（坂口安吾役）、斉藤秀翼さん（国木田独歩役）、小西成弥さん（島崎藤村役）、三津谷亮さん（萩原朔太郎役）、久保田秀敏さん（芥川龍之介役）が登壇しました。

左から小西成弥さん、小坂涼太郎さん、三津谷亮さん、杉江大志さん、谷佳樹さん、久保田秀敏さん、杉山真宏さん、斉藤秀翼さん

　「文豪とアルケミスト」は、プレイヤーが人を転生させる能力を持つアルケミストとなり、人々の記憶から文学が奪われる前に、文豪とともに敵である“侵蝕者”から文学書を守りぬくことを目指すDMM GAMESで配信中の文豪転生シミュレーションゲーム。

　今回は白樺派の志賀直哉と武者小路実篤らにスポットライトを当てた内容で、2019年2月に行われた初演「文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌（エレジー）」に続き、世界観監修はゲーム同様にイシイジロウさんが務め、劇中BGMもノイジークロークの坂本英城さんが手掛ける原作の楽曲を使用しています。

　ねとらぼでは、公開ゲネプロと初日会見の様子を動画や写真とともにお届けします。

公開ゲネプロの動画と写真

キャストコメント

谷佳樹さん（志賀直哉役）　今作は「友情」であったりそれぞれの関係性とかを深く掘り下げられてる話で、現代に生きる僕たちにも通ずるものがあって、「友情とは何なのか」「大切なものとはどういうものなのか」というものをあらためて認識させられる内容です。そのメッセージがダイレクトに届く作品になっておりますので、この作品で受け取っていただけたらと思います。

杉江大志さん（武者小路実篤役）　殺陣が満載だとか2人の友情に亀裂だとかそんな話が出てきてますが、全体を通すとほっこり楽しく心に何か届く作品でございます。楽しかったというのとなんだか心に1つ持って帰ってもらいたいなと思っております。そのなんだかを受け取りに来てほしいと思います。よろしくお願いします。

杉山真宏さん（有島武郎役）　大阪公演でお届けできたものを、しっかりまた東京で皆さんにお届けできたらいいなと思っております。全身全霊でキャスト一同頑張ります、よろしくお願いします。

小坂涼太郎さん（坂口安吾役）　心温まる作品になっています。寒いですけどお気を付けてお越しください。

斉藤秀翼さん（国木田独歩役）　新年の駆け出し、すてきな時間をお客さんに感じていただけるように精いっぱい頑張ります。

小西成弥さん（島崎藤村役）　大阪公演で積み上げてきたものをさらにもっと上を目指して東京でやっていけるように精いっぱい頑張ります。ぜひ楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

三津谷亮さん（萩原朔太郎役）　僕たちの図書館に遊びに来て、心の一ページに刻んでいただけたらなと思います。

久保田秀敏さん（芥川龍之介役）　文学って言葉だけで聞くと堅苦しいかもしれないんですけど、「文豪とアルケミスト」を通して文学に興味を持っていただければ、僕らも幸いだし人生がもっと豊かになるのではないかと考えてます。ぜひ楽しみにしていてください。

舞台概要

会場

【大阪】森ノ宮ピロティホール

2019年12月27日（金）〜12月29日（日）

【東京】品川プリンスホテル ステラボール

2020年1月8日（水）〜1月13日（月・祝）

キャスト＆スタッフ（敬称略）

志賀直哉:谷佳樹、武者小路実篤:杉江大志、有島武郎:杉山真宏（JBアナザーズ）、坂口安吾:小坂涼太郎、国木田独歩:斉藤秀翼、島崎藤村:小西成弥、萩原朔太郎:三津谷亮、芥川龍之介:久保田秀敏

佐藤優次、仲田祥司、町田尚規、多田滉、船橋拓幹、acre、山口渓、山内大輔

原作：「文豪とアルケミスト」（DMM GAMES）

監修：DMM GAMES

世界観監修：イシイジロウ

脚本：なるせゆうせい（オフィスインベーダー）

演出：吉谷光太郎

音楽：坂本英城（ノイジークローク）・tak

制作：ポリゴンマジック

主催：舞台「文豪とアルケミスト」製作委員会

(C)DMM GAMES / 舞台「文豪とアルケミスト」製作委員会