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「Twitter魚拓」に“画像偽造判定”機能追加 1ピクセルでも加工すると改変を検知

証拠能力がより高まりそうです。

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 ツイートを画像化して保存できるWebサービス「Twitter魚拓」に、ツイートの加工偽造を検知できる新機能「画像偽造検証くん」が追加されました。1ピクセルでも加工・偽造すると改変を検知できます。開発したのは、Twitter魚拓と同じく「おーぷん2ちゃんねる」管理人の矢野さとる(@satorunet)さん。




 Twitter魚拓は、ツイートのURLを入力すると、ツイートを画像化してくれるサービス。画像に撮影日時やURLが自動挿入されるようになっており、証拠保全や裁判資料として利用することを想定しています。

 しかし、Twitter魚拓による画像は、加工による偽造が簡単にできてしまうという問題がありました。その問題を解決してくれるのが、画像偽造検証くんとなります。Twitter魚拓で取得した画像を判定にかけることで、1ピクセルでも加工されていると偽造や加工を検出してくれます。


Twitter魚拓 画像偽造検証くん 電子署名 改ざん 画像が加工されていなかった場合

Twitter魚拓 画像偽造検証くん 電子署名 改ざん 画像が加工されていた場合

 Twitter魚拓で取得した画像には「TwitterのURL」「作成日時」「オリジナル画像のハッシュ値とサイズ」が電子署名として記録されており、加工が行われるとハッシュ値とサイズが変動するため加工を検出できるとのこと。なお、あくまでも“Twitter魚拓で取得した画像”の加工を検出するものであり、一般の画像の加工を検出するものではありません。

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