毎年恒例の「きんてつ鉄道まつり」が2020年は初のオンライン開催に。近畿日本鉄道(近鉄)が「きんてつオンライン鉄道まつり2020」を2020年10月24日10時〜12月13日に開催します。
見どころはオンライン開催ならではの「いつでも参加できる」「長期開催」「貴重なデジタルコンテンツ公開」「グッズや放出品のネット販売」です。普段は見られないマルチプルタイタンパーの線路補修作業や“ひのとり”車体洗浄装置による洗浄作業……などの「貴重すぎる近鉄の裏側や整備動画」、オンラインライブイベント、デジタルスタンプラリー、そして「鉄道放出品オークション」などの催しを予定しています。
「整備動画」は、3期に分けて全13本のオリジナル動画を公開します。
内容はなかなかスゴいですよ……!
- 南大阪線(河内天美〜布忍間)線路上に設置する道路用橋桁工事の様子
- レール削正作業の様子、葛城ロープウェイの搬器(ゴンドラ)点検台からの風景
- マルチプルタイタンパー(鉄道保線用機械)の線路補修作業の様子
- 「ひのとり」車体洗浄装置による洗浄作業
- 生駒ケーブル(生駒鋼索線)電源立ち上げ試運転の様子
- 名古屋線(近鉄長島〜桑名間)の揖斐・長良川橋梁を歩いて点検する様子
……など、ファンにはたまらない、普段は見られない貴重な「裏側」を楽しめそうです。
12月6日10時から、女子鉄アナウンサー久野知美さん(関連記事)とホリプロマネジャー南田裕介さん(関連記事)を招いたオンライントークイベントを実施します。
このほか、イベント中に発表したキーワードで、大阪・名古屋エリア各4駅のデジタルスタンプと併せて完成になるデジタルスタンプラリー企画、ひのとりグッズや硬券ホルダーなどの新着鉄道グッズ販売なども行います。
11月28日10時から「鉄道放出品オークション」も開催。放出品の数や詳細は追って告知予定ですが、2020年3月に引退した“鮮魚列車”(関連記事)の「さよなら鮮魚列車系統板」、近鉄車両の「列車行先案内表示器」などが出品されるようです。入札期間は12月13日20時まで。
2020年は感染症流行の影響で実会場での開催は中止となりましたが、おうちでパソコンやスマートフォンからの参加も新鮮かもしれませんね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「オイ変な電車が来たぞ〜!!」「何この珍車?」 阪神電鉄線を走る近鉄特急に乗ってきた
超レアな「阪神×近鉄 直通運転10周年」の特別記念列車! 赤福&モー太郎弁当も食べてきました。 - 「こんな映像見たことない」「どうやって撮るの?」 謎の「時空カメラ」で撮影した路面電車の映像が美しすぎる
すごいでき……! 「時空カメラ」というメーカーも出所も謎のカメラで撮ったそうです。 - 「東海道新幹線と競争する」「赤いヤツだ!」 注目浴びまくり、近鉄の新型名阪特急「ひのとり」に乗ってきた
3倍速くはない……けれど、きっと3倍快適に違いない。もうすぐ完乗率100%の筆者が、どれだけ快適かを早速チェックしてきました。【写真54枚】 - 「かわいすぎる!」「癒やされる」 話題の近鉄・こふん列車に乗ってみた
キャンペーンは終わったけれど、いつまで運行? 安心してください、まだこふん列車は走っていますよ! - あの「ことでん」がまたやってくれた 2017年は「自宅踏切設置権」が買える
自宅にホンモノの踏切を設置できるよろこび。11月3日開催のことでん電車まつりで買える。