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3歳児は行動力の化身 「階段を降りる猫の動き、すげぇ! 自分もやってみたい!」→うっかりおうちで死にかけた(1/2 ページ)

憧れる気持ちは分かる。

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 ねとらぼ読者から自宅で起こった危険な出来事を伺う企画「うっかりおうちで死にかけた」。今回は「小さなころ、猫のマネをしてみたくなって……」というお話を伺いました。

階段を降りる猫の動きに憧れて



 私が小さいころから、我が家では猫を飼っていました。

 猫は階段から降りるとき、跳ねるように前脚からリズム良く降りていきます。それを見て、当時3歳くらいだった私は純粋に「すげぇ! 自分もやってみたい!」と思いました。

 そこからの行動は早かったです。

 階段の一番上の踊り場まで上がり、四つん這いになりました。

―― 3歳児は行動力の化身。

 先ほど猫の階段の降り方を「跳ねるように」と形容しましたが、私はまさに跳ねました。下り階段に向かってです。

 3歳児が階段を四つん這いで跳び降りて手から着地できるはずもなく、当然そのまま転がり落ちました。我が家の階段はL字に曲がっていたのですが、そのL字の角にぶつかっても勢いが収まらず、1番下まで転がっていきました。

 1番下に着いた私は、全身を襲う痛みとともに天を仰いでいました。

 10秒後くらいでしょうか。音を聞いた父親が駆け付けました。階段から転がり落ち、今にも泣きそうな3歳の息子を目にした父親は慌てるでも抱き起こすでもなく、指をさして「お前、前歯欠けてんじゃんwwwwwww」と爆笑していました。

 15年以上たった今でも、根に持っています。

―― こっちからしたら痛いというか、ヤバい状況ですからね。

 幸いにも前歯が欠けた以外は特に大きなケガはありませんでしたが、運が悪ければ死んでいてもおかしくなかったと思います。

 最後に、この事故以降、私が気を付けるようになったことですが……。

 「安意に猫のマネをしない」といったところでしょうか。

―― 真理。

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