天喰が果敢に挑む！　新必殺技炸裂『僕のヒーローアカデミア』第71話、ネット上の反応は？

　今夜のアニメ「僕のヒーローアカデミア」放送直前のおさらい！　前回の感想と評価をお届けします。

　総人口の約8割がなんらかの「個性」を持つ世界で、ヒーローという職業を選び、まい進していくデクと、彼を支え、競い合う仲間たちのストレートで熱い思いが伝わってくる。ヒーローがヒーローたる所以を感じさせるデクから目が離せない。

「僕のヒーローアカデミア」第71話（12/7放送）のあらすじ

　死穢八斎會の本拠地に突入したデクたちだったが、八斎衆の入中が“個性”によってコンクリート壁を変化させ、行く手を阻む。一刻を争うため、あらゆるものをすり抜ける“個性”でミリオが先行。デクたちは後を追うが、八斎衆から窃野・多部・宝生の3人が立ちはだかる。

　戦うのは、“サンイーター”のヒーロー名を持つ天喰。「再現」の“個性”で優位に立つが、窃野・多部・宝生の連携で一転して窮地に。天喰は親友・ミリオとの過去を思い出し、ミリオから掛けられた言葉を胸に戦う。「俺は、太陽すら喰らう者（サンイーター）だ」！ (『僕のヒーローアカデミア』公式サイトより)

「僕のヒーローアカデミア」第71話のネット上での評価

第71話最大の盛り上がりポイントは終盤

　最も盛り上がったのは、終盤に天喰が八斎衆3人に圧倒されながらも、必殺技・混成大夥キメラ・クラーケンを繰り出したシーン。失敗を恐れていた自分自身から脱却し、見事に勝利。天喰の戦いぶりに視聴者は大興奮したようです。

天喰がカッコイイ！

　先行するミリオの助けになりたい……。ただ、その一心で八斎衆の3人と対峙する天喰。いつもネガティブな天喰の“俺なら一人で完封できる”と断言したギャップに、「やっぱり好きだよ環先輩…」や「天喰先輩、推し確定」、「天喰先輩って、こんなかっこよかったのか」など称賛のツイートが多数見られました。

　特に、 天喰が窮地に追い込まれた状況の中、冷静に判断して戦う勇姿は視聴者の胸を熱くさせたようです。「サンイーターもうカッコ良すぎじゃないか…素敵だぞ」という意見も。また、コミックスから物語を追いかけてきたファンは、「このシーンめっちゃ楽しみにしてたけど想像以上」と投稿。天喰の根強い人気を窺い知れます。

ミリオと天喰の絆に感動！

　ミリオと天喰の回想シーンにも注目が。冒頭部分の他、天喰のバトルシーンにも回想が挟まれました。ネット上では、「ミリオの隣に環がいてくれてよかった」「男子の友情ってぐっとくる」などファンの声が寄せられています。ネガティブだけど懸命に前を向こうとする天喰、底抜けに明るく素直なミリオ、2人の素敵な関係性に感動の声が集まりました。

　また、回想を通じて天喰のヒーローネーム「サンイーター」は、ミリオが命名していたと明らかになり、その経緯を知った視聴者の中でミリオの人気が急上昇しました。「サンイーターという名前を天喰につけて、勇気を出させたミリオはカッコいい！」など、ミリオをたたえる声が数多く上がっています。その他、天喰が才能を解放するきっかけとなったエピソードにも注目が。

ファットガムの判断とイレイザーヘッドのサポートが素晴らしい！

　天喰が1人で八斎衆3人と戦うことを宣言した時、ファットガムは誰よりも先に彼の言葉を信じます。親子のような師弟関係でお互いを信頼している様子が色濃く描かれ、「ファットガムとの信頼関係良い」「4期の中で1番の神回」と称されています。その他、Twitter上では、ファットガム好きを明言するツイートでにぎわっています。

　また、ファットガムが、天喰ならば八斎衆3人を制圧できると判断した時、イレイザーヘッドが瞬時に天喰をサポート。それに対しファンは、「イレイザー! かっけえー」と絶賛。長期にわたって作品を見続けている方は、彼の“個性”抹消の汎用性の高さを再確認したようです。

まとめ

　天喰と八斎衆の激しいバトルがメインとなった第71話。幼少期から太陽のような存在だったミリオに「太陽すら喰らう者」と称された天喰が地道に培ってきた能力を遂に放出し、プロヒーロー以上とも言える実力の高さを見せました。その一方で、天喰とミリオがサンイーターとルミリオンへと成長する過程も描かれ、彼らの友情を強く感じられた回でした。

注目の第72話は……

　第71話に続き、第72話もファットガム事務所のメンバーが大活躍。デクら一陣と離れ離れになったファットガムと切島は、どこかの部屋に閉じこめられます。そこには、堅牢なバリアを張り巡らす天蓋、脅威的な破壊力を持つ乱波が待ち構える……。ファットガムと切島は、彼らに勝利できるか？　第72話も盛り上がりましょう！