「リアルサウンド 風のリグレット」の画面写真を作ってみたゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(6/6 ページ)

» 2009年10月16日 10時35分 公開
[ゲイムマン,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5|6       

ボツ画面ギャラリー

 アドベンチャーゲームにはよく、クリア後のおまけとして、ゲームで使われたBGMを聴けたり、グラフィックを見られたりするモードが追加されることがある。その中にはゲームで使われていない、ボツBGMやボツグラフィックが入っている場合もある。

 そこでこの記事でも最後に、未使用写真をボツ画面として載せておこうと思う。せっかく撮影したんだから、使わないのはもったいない。

 まず紀伊半島東部。熊野市駅の近く、熊野古道の七里御浜の入口にあった、高さ25メートルの獅子岩の写真。市内にある大馬神社の狛犬とされている。

 和歌山県に入って、新宮駅から西へちょっと歩いた所にあるのが、熊野三山の1社、熊野速玉大社。速玉という名前と、八咫烏(ヤタガラス)をまつっていることから、サッカーの神様ともなっているようで、なでしこジャパンの寄せ書きユニホームが展示されていた。

 本州最南端・潮岬からの景色も素晴らしい。串本駅からバスが出ているが、本数が少ないのでタクシーの方が便利かもしれない。

獅子岩の顔は獅子というより鷲のように見えるが、いずれにせよ迫力のある顔立ちだ
森の中にたたずむ、静かな風情の熊野速玉大社。境内に生えるナギの大樹は、国の天然記念物
潮岬から灯台を望む。夕方来たので観光タワーが閉まってて残念だったが、地上からも灯台越しの夕日がきれいに見えた

 南紀白浜温泉には、双子のパンダで知られるアドベンチャーワールドや、夕日が穴の中をくぐりぬける円月島など、多数の観光名所があるが、時間の都合で今回は、白良浜周辺にしか行けなかった。

 和歌山城は55万5千石を領した紀州徳川家の居城。空襲で大部分の建物が焼失したが、天守は1958年(昭和33年)に再建。江戸時代から残る岡口門が、国の重要文化財に指定されている。

 和歌山電鐵にも乗ってきた。貴志駅のたま駅長が描かれた「たま電車」は、シートの形がバラエティに富んでいたり、本棚に猫関係の絵本がそろっていたりと、外観だけではなく内装も凝っている。貴志駅に行ってみたら、駅長室でたま駅長とちび助役がお昼寝していた。

南紀白浜温泉の名前の由来となった白良浜。海の水が、底の白い砂とともに光を反射してきらきらと輝く
和歌山城。大天守、小天守、やぐらなどが多聞やぐらで結ばれ、門を閉じると外から入れなくなる構造
2009年3月から運行しているたま電車。明らかに鉄道マニアじゃない感じの観光客の皆さんが写真を撮っていた

 和歌山と徳島を2時間で結ぶ南海フェリーからは、淡路島が大きく見えた。乗ってる間にうろうろ歩きまわれるのは、車にも鉄道にも飛行機にもない魅力。テレビも見られる。

 徳島の眉山は、想像していたより大きかった。時間が合わなくて見られなかったが、山麓の阿波おどり会館では、阿波おどりの公演が毎日行なわれている。

 屋島はケーブルカーが廃止されて行きにくくなったが、道路は整備されているので、バスやタクシーで行くことが可能。山上の水族館は最近リニューアルされた。

フェリーの窓から、すれ違う和歌山行きのフェリーを撮影。背後の陸地が淡路島
眉山の標高は290メートルある。ゴンドラの2つつながるロープウェイが珍しい
屋島から見える瀬戸内海。逆光で島々がかすんでいたが、それがかえって幻想的な雰囲気をかもし出していた

関連キーワード

ゲイムマン | 飯野賢治 | レトロゲーム


前のページへ 1|2|3|4|5|6       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2405/19/news005.jpg 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
  2. /nl/articles/2405/19/news036.jpg 「ウンコ食い」という毒魚に刺され“骨に激痛”→その40時間後…… ゾッとする経過報告に「えげつない」「何かの病気になりそう」
  3. /nl/articles/2405/20/news009.jpg ドクダミを除草剤を使わず防ぐ方法3選 生態と対策がよく分かる解説に「待ってましたよ!」 「これは嬉しい!」と大反響
  4. /nl/articles/2405/20/news035.jpg 夫が男子トイレで発見した“幸運の虫”を妻に見せると…… 感動を呼ぶその正体に「蝶より綺麗」「素敵な旦那さんだ」
  5. /nl/articles/2405/17/news147.jpg 丸刈り男性が“1年間”髪を伸ばし続けたら…… 55週間の“大変身”の記録に「これはすごい!」「クールだね」
  6. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  7. /nl/articles/2405/19/news034.jpg 父が答えた「人生最後の日に食べたい物」に衝撃走る 思わず涙こぼれる回答に「泣かせないでください」「心に沁みた」
  8. /nl/articles/2405/20/news034.jpg 生後6カ月の赤ちゃん、ママと目が合ってニコッ!からの…… 無敵のかわいさに「撃ち抜かれた……」「癒しをありがとう」
  9. /nl/articles/2405/20/news068.jpg カスハラなど客の迷惑行為で「もう限界」 老舗銭湯が閉店を決意した理由に「一番心折れるパターン」「見ていてつらい」
  10. /nl/articles/2403/13/news017.jpg 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」
先週の総合アクセスTOP10
先月の総合アクセスTOP10
  1. 庭に植えて大後悔した“悪魔の木”を自称ポンコツ主婦が伐採したら…… 恐怖のラストに「ゾッとした」「驚愕すぎて笑っちゃいましたw」
  2. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  3. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  4. 「歩行も困難…言動もままならず」黒沢年雄、妻・街田リーヌの病状明かす 介護施設入所も「急激に壊れていく…」
  5. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  8. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  9. 築152年の古民家にある、ジャングル化した水路を掃除したら…… 現れた驚きの光景に「腰が抜けました」「ビックリ!」「先代の方々が」
  10. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評