夫がいつも洗濯物の靴下を裏返しに脱いでいて、たたむ方の気持ちを考えてくれないことにイライラ。ところが話してみるとそんなイライラが解消されたという漫画が共感を呼んでいます。作者は漫画家の百万(@hyakumanga)さん。一体どういうことなのでしょうか。

漫画家として自宅で仕事をしているという百万さん。夫は会社員のため、基本的に家にいる自分が家事をしているといいます。そのことに異論はないものの、夫が靴下や下着を裏返しのまま洗濯機に入れることが気になっていました。
そのことを伝えると「あ、ごめん」と軽い反応。百万さんはもう何度もお願いしていると強調しつつ、「たたむ人の気持ちを考えてくださいよ」と伝えます。すると、夫はしばし考えた後に、「めんどくさいならやらなきゃいいんじゃない?」とひとこと。

夫に「靴下を裏表にしないで」とお願いする百万さん

夫からは「めんどくさいならやらなきゃいいんじゃない?」のひとこと
それを聞いてカチンときた百万さん。今度から裏返しのままたたむことにすると伝えると、夫は「いいぜ」と意に介しません。そうして後日、百万さんは物陰から、本当に裏返しでたたまれた洗濯物に夫がどのような反応を示すのか、のぞいてみることに……。
すると夫は鼻歌を歌いながら、靴下をクルっと裏返しにして何事もなかったように履いたのです。裏返しになっていたことでイラっとするだろうと踏んでいた百万さんは「マジで裏返しでも気にしないんかーい!」と思わずツッコミ。
そう、夫は本心から、履くときに戻すから全然問題ないと思っていたのです。こうして百万さんは自分が勝手に靴下は表に「戻さなきゃ」と思ってただけだったことに気付き、目からウロコ。さらにこれまで感じていたストレスの原因も、たたみ直すこと自体が嫌だったからではなく、「やってあげているのに感謝されない」という一方的な感情のせいだったと自己分析します。
その感情が勝手な押し付けだったと気付けたことで、無用なストレスから解放されたという百万さん。それからは相手の考えがどうであれ、裏表逆だと気持ち悪いという「自分の」気持ちに従い、また以前と同じようにたたむようになったのだそうです。

裏返しにたたむも夫はそれで問題ない様子

自分が勝手にイライラしていたと気づいたという百万さん
生活の中で無意識に自分の価値観を押し付けてしまうこともありますが、それが相手の「当たり前」だとは限りません。「あなたのために」という思いはときに自分が勝手に「やらなくちゃ」「やるべき」と思っているだけかもしれません。夫婦間だけでなくさまざまな人間関係で起こりうることなので、百万さんの気付きは参考になりますね。
漫画の読者からは「主人がひっくり返したままならそのまま洗ってたたむ」「力を抜いて思い込みを消すと新しい発見がある」「奥さんの方が意地をはらず、考え、納得してる点がすごくすっきりする」「自分の意思でやったことに見返りを求めないのは大事」など共感するコメントが届いています。
画像提供:百万(@hyakumanga)さん
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