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» 2005年03月03日 03時48分 公開

自動車業界9社がマジ参戦!「GT4真剣勝負」の勝者は?(1/2 ページ)

去る3月2日、SCE「グランツーリスモ4」を使い本物の自動車メーカー同志が火花を散らすレースバトル「自動車業業界、頂上決戦! GT4真剣勝負(マジバトル)」が開催された。栄光の座はどのメーカーに微笑むのか!

[小林仁,ITmedia]

 リアル性を追求したドライブシミュレーターの代表格であり、レースゲームとしても完成度の高い「グランツーリスモ4」(以下GT4)を使って各自動車メーカーの人たちがガチンコ でレースを行なうとどうなるか? 「グランツーリスモ」シリーズ好きなら一度は考えるであろう、そんな夢の企画「自動車業業界、頂上決戦! GT4真剣勝負(マジバトル)」がついに実現した。

今大会は3台のPS2をリンク対戦した専用筐体がレースの”場”として用意された
本大会に参加した自動車メーカーはスズキ株式会社、ダイハツ工業株式会社、ダイムラー・クライスラー日本株式会社(メルセデス・ベンツ)、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、フォード・ジャパン・リミテッド、フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社、富士重工業株式会社、マツダ株式会社(50音順)の全9社
【前列左から】結城選手(スズキ代表)、伊藤選手(ダイムラークライスラー/メルセデス・ベンツ代表)、小河選手(マツダ代表)、勝呂選手(ダイハツ代表)【奥列左から】田村選手(日産代表)、マーチン選手(フォルクスワーゲン選手)、牟田選手(トヨタ代表)、アイオン選手(フォード代表)、森選手(スバル代表)

 ドライブゲームというバーチャルな世界での戦いとは言え、「グランツーリスモ」シリーズは限りなくリアルな挙動、路面状況を再現すべく、自動車メー カーの厚い協力を得て10年近い歳月をかけて進化してきたソフトだ。当然ながら、各メーカーも「GT4」の世界に登場する自車のクルマでは負けられない……というプライドがある(はず)。

 ニュース記事としては本来なら勝者がどのメーカーだったかを最初の見出しに書くのがスジというものだが、SCE側も「実在のクルマ! 実在の社員! 本物のプライド! 自動車メーカーの威信をかけた戦いがはじまる……」という本格的なTVCFをうってガンガンに盛り上げていたので、まずは今回の大会レポートを大会の進行順にお届けしていこう(ま、すでに知っている方は温かく見守るように)。

エントリーしたメーカー9社のドライバー(社員)とマシンの熱き戦い

 今回の大会では予選レースとを3ブロックにわけて3名のドライバーがレースを行ない、その各レースの1位入賞者が決勝レースを戦う……というルール決 めがされている。もちろん各メーカーの実在するクルマを使うため、出場するマシンはトータルのラップタイムがほぼ同じマシンが選ばれている(差がある場 合はタイヤ選択で調整されている)。

 予選レースは筑波サーキットを2周、決勝レースは富士スピードウェイ2005GTを3周というもの。筑波と言えば古くからクルマのラップタイムを競うサーキットとして有名(実在するクルマでリアルに走り込んた経験のある人に有利)、富士スピードウェイ2005GTは今年にオープンする新コース(「GT4」でバーチャルに走り込んでいる人が有利)。リアルとバーチャル両方の腕が試される、という寸法だ。それでは、予選にエントリーされたドライ バーとマシンのラインナップ、そして各予選レースの結果をお届けしよう。

予選Aブロック

スズキ株式会社 商品第二カーライン デザイン
結城康和
予選使用車コンセプトS2 '03
コメント「自分でデザインしたクルマで惜しげもなくガンガン攻められるのが楽しみです!」
ダイムラー・クライスラー日本株式会社 広報部
伊藤節弥
予選使用車SL500(R230) '02
コメント「自動車を発明した会社として、絶対に勝ちます!!」
マツダ株式会社 グローバル広報企画部
小河良太
予選使用車マツダスピード アテンザ '05
コメント「孤高のロータリーエンジンと共に優勝を目指します!!」

【Aブロック予選リザルト】

 軽量スポーツから大排気量スポーツまで、個性派ぞろいのラインナップとなったAブロック。レース展開は圧倒的なパワーでストレート勝負に強いSL500、コーナリングで追い上げるコンセプトS2をしりのけ、4WDのアテンザを操る小河氏が快勝。

Bブロック

ダイハツ工業株式会社 宣伝室
勝呂彩子
予選使用車コペン デタッチャブルトップ '02
コメント「気合い十分! がんばるぞ♪」
日産自動車株式会社 商品企画室
田村宏志
予選使用車キューブ EX(FF/CVT) '02
コメント「いよいよ、バーチャルからアクチャルですか!?」
フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社
マーチン・ビスウルム
予選使用車ニュービートル 2.0 '00 マーケティング部
コメント「Be aware.(負けるわけにはいかない)」

【Bブロック予選リザルト】

 コンパクトカー対決。レース中盤はサイドバイサイド、バックストレートのスリップストリーム対決で順位が入れ替わるも、勝利の座はキューブを操る田村氏に。縁石まできっちり使った走りを見せた紅一点の勝呂コペンもお見事な走りだった。

ダンゴ状態でコーナーに突入する白熱のレース展開に会場大盛り上がり。一時は軽カー一本で勝負するダイハツ勝呂車がトップになる場面も

Cブロック

トヨタ自動車株式会社 第一車両性能開発部
牟田隆宏
予選使用車スープラ RZ '97
コメント「社内からのプレッシャーに負けず、楽しく走ります」
フォード・ジャパン・リミテッド マーケティング本部
アイオン M.ワーナー
予選使用車マスタングSVTコブラR '00
コメント「段トツで、一番になる!!」
富士重工業株式会社 スバル商品企画本部
森宏志
予選使用車インプレッサ セダン WRX STi スペックC(GD-TypeII) '04
コメント「プライドをかけて、負ける訳にはいかない!!」

【Cブロック予選リザルト】

 ハイパワー対決。あからさまに290馬力4.5リッターのマスタングが有利なように見えるが、狭い筑波ではそのパワーを持て余し気味でコースアウト気味に。インプレッサ森選手も鋭い走りを見せたが、テクニックに優れるスープラ牟田選手が終盤戦を圧倒。

縁石いっぱいを使ったコーナリングで、レース解説を行なった山内氏も「ライン取りが見事ですね」と言わしめたスープラ。とにかく速かった

決勝レース〜往年のグループCカー(ルマン)による3大決戦が実現

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