えっ、結婚できるサッカーゲーム!? 再び(1/3 ページ)
サッカー選手の人生にスポットを当てたユニークな育成シミュレーションゲーム「サッカーライフ2」。ビッグクラブで万年ベンチ、弱小クラブで孤軍奮闘、年俸すべてを彼女に貢ぐ、欧州各国を渡り歩く……。人にはそれぞれの生き方がある。
人生は転がるボールのように
サッカーゲーム界を引っ張る2トップ、コナミの「ウイニングイレブン」とセガの「サカつく」。アクションと経営シミュレーションというそれぞれの持ち味を生かし、不動の地位を築き上げているのはご存じの通り。現在、新規のサッカーものがこの2強に割って入るのは難しい状況だ。特にスポーツゲームは、一度システムやお約束に慣れてしまったら、ほかのタイトルに移ろうという気がしなくなるもの。必然的に、後発組に求められるハードルは高くなる。これまで幾多のタイトルが敗れ去ってきたことか……。
それでも、この牙城に果敢に挑戦し、一部のファンに好評を博したのが人生(サッカー育成)シミュレーション「サッカーライフ」。初代の登場は2004年の2月。発売はバンプレスト、開発元は「日本代表選手になろう!」や「ドラッグ オン ドラグーン」なども手がけた「キャビア」だ。
サッカーライフが持つ独自の切り口は、タイトルにもあるように“人生”。単純にチームの勝ち負けに熱くなるのでもなく、経営手腕でビッグクラブを作り上げ、喜びに浸るのでもない。ただひとりのサッカー選手としてできる限り最善を尽くし、悔いのないサッカー人生を送る。この光の当て方が新鮮だった。
ヨーロッパのクラブチームを舞台に、若い選手や息子にタスキをつなぎながら、クラブと代表で獲得できる全タイトルの制覇を目指す。発売前はほとんど無名だったが、その特異なゲーム性によって口コミで広がり、出荷が少なかったこともあって、一時はかなりの品薄状態となっていた。
思えば、サッカーというものは不思議なスポーツ。チーム戦でありながら“個”が大きな注目を浴びる。ドリブルやスルーパス、そういった直接的なプレイもそうだが、さらにプレイヤーの哲学や背負っている歴史までも私たちは観戦の隠し味にしてしまう。
絶対的な司令塔の影に隠れた選手の意地のゴール、長年サッカー界を引っ張ってきたベテランの献身的なプレイ、期待されたつつも伸び悩む若手の苦悩が伺えるミス……。一瞬一瞬の動きの中に彼らの人生を垣間見る。生き様と生き様とのぶつかり合い、それがサッカーだ。
サッカーライフはこの本質をうまくつかんでいた。プレイして驚いたのは、初期には試合にほとんど出られないこと。来る日も来る日もベンチ外、こんなサッカーゲームが未だかつてあっただろうか! 何カ月も、時には何年も、ひたすら練習を積み、途中交代の中で結果を出して、レギュラーを獲得する。ビッグクラブへの道は果てしなく遠い。
もちろん、ピークを過ぎれば、今度は逆に若手にレギュラーを譲って、試合に出られなくなることもしばしば。現役にこだわり、新たな移籍先を探すか、それとも綺麗に身を引くか……。あらゆる場面で決断を迫られる。
今回発売された「サッカーライフ2」も、人生というテーマをしっかりと継承した。前作から1年ちょっとと間隔が短いためか、ビジュアルやゲーム性に驚くほどの進化はないが、操作体系が整理され、ロード時間も短かめで、遊びやすさは増している。頭の中でドラマを作り、その選手になりきってヨーロッパを渡り歩く。そうしたプレイヤーにとっては、今作も最高のゲームと言えるだろう。
それではゲームをキックオフ!
では、ゲームの説明に入ろう。まず9月1週、リストに載った新人選手を限られた資金の中で獲得し、トレーニングセンター(トレセン)に入団させることでゲームスタート。その選手がヨーロッパ(スペイン、イタリア、イングランド、ドイツ、フランスの5リーグ)のクラブチーム(全113クラブ)からオファーを受け、本格的なサッカー人生が幕を開ける。
ゲーム内の時間は1週間単位で進む。プレイヤーが毎週、主にすることは、練習か休みかの選択。スタミナが少ないと試合に出してもらえないこともあるので、休息も必要だ。練習は何を伸ばすかの指定がなくなり、非常にシンプルになった。ここは、自分でチクチクと育てたいプレイヤーには残念な点だろう。ただ、ゲーム進行は格段に楽になっている。「ダビスタ」でいうところの調教が“面倒くさい”と思うかどうか、この感覚の違いか。
あとは、コンディションのピーク調整も大事な作業。コンディションが悪いと、実力を発揮できないため、狙った試合にピークとなるようにグラフで調整する。特に新人のうちは、監督の信頼度が低く、通常のリーグ戦にはほとんど使ってもらえないので、シーズン開幕前のリザーブマッチにピークを合わせたい。ここで結果を出せなければ、ベンチ外は決定的。プロとはシビアな世界だ。
プレイヤーが介入できる2つの要素
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
夫「250円のシャインマスカット買った!」 → 妻が気づいた“まさかの真実”に顔面蒼白 「あるあるすぎる」「マジ分かる」
-
ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
-
「情報操作されてる」「ぜーんぶ嘘!!」 175R・SHOGO、元妻・今井絵理子ら巡る週刊誌報道を一蹴 “子ども捨てた”の指摘に「皆さん騙されてます」
-
160万円のレンズ購入→一瞬で元取れた! グラビアアイドル兼カメラマンの芸術的な写真に反響「高いレンズってすごいんだな……」「いい買い物」
-
「予約しました」 サッポロ一番の袋に見せかけた“笑っちゃいそうなグッズ”が話題 「サッポロ一番味噌ラーメン好きがバレちゃう」
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた