転がせ転がせ僕と私の手のひらで――「僕の私の塊魂」(1/2 ページ)

街に出よ! 塊を転がせ! 今度の「塊魂」はPSPに舞台を移す。でも相変わらずの……いやさらにパワーアップした王様と王子に会えること請け合いの続報。「ミニ課題」や「通信対戦」など新要素を公開!

» 2005年11月18日 20時35分 公開
[ITmedia]

 2004年3月18日に発売された「塊魂」は、その特異なゲーム性と独特な世界観で注目され数々の賞を受賞。2005年7月7日にシリーズ第2弾となる「みんな大好き塊魂」が発売され、そして満を持してPSPにて「僕の私の塊魂」が発売されるに至った。ちなみに2作連続でグッドデザイン賞も受賞しており、勢いは止まらない。これもすべて王子……もとい偉大な大コスモの王様のおかげです。

 以前紹介したものから追加された新着情報を中心にPSP「僕の私の塊魂」をご案内いたしましょう。ちなみに今回転がすのは、星ではなく島を作るため。王様、島までつくれちゃうなんてスゴイ! みんなの幸せのためにガンバレ王子! 転がせ王子ー!!

ストーリーってどんな感じなの?

南の島にバカンスにやってきた王様ファミリー。
王様は、まわりのコジマなんて流してしまうほどの
ダイナミックでステキな泳ぎを披露します。
そうして思いっきり遊ぶ日々を過ごし
王様も王妃も王子も、みんな大満足でした。
一方……
「楽園諸島」と呼ばれる島々で幸せに暮らしていた動物たち。
そこへある日、とてつもない大波が押し寄せ
動物たちは漂流生活を始めることに。
やがて出会った王子と王様に、
そんな不幸を打ち明けたところ
王子がみんなのために
島をつくってあげることになりました。

 一目瞭然だが、島に災害を与えたのは王様(でかい)である。そしてその尻ぬぐいをするのが働き者の王子(5センチ)。プレーヤーは、王子(一応主人公)を操作して「塊」を転がし、ステージに配置された色々な「モノ」(野菜や人間等)を巻き込んで大きくしていく。ただし、「塊」の大きさに対して大きすぎる「モノ」は巻き込めない。速いスピードで、巻き込めないモノや壁・移動しているモノにぶつかってしまうと、「塊が崩れ」て「小さくなること」がある。塊が大きくなると、段差を越えられるようになったり、また障害物そのものを巻き込むことができるようになる……。とにかく時間内にできるだけ大きく、もしくは同じ者をより多く塊にすることがあなた(王子)の使命なのだ。

キャラクターはどんなのがいるの?

王様(大コスモの王):キングオブキング、王の中の王

あと主人公の王子(5センチ)
大体の物事の原因を作っているが、人気はバツグン。広い心の持ち主で、自然や動物を愛するピュアなお方。ちなみに人の目を気にする傾向があり、面倒くさいことでも頼まれると嫌とは言えなくなってしまう。でも実働は王子。塊をころがす王様の息子は、いろいろな試練をのりこえ、心は大きく成長しつづけるが、身長は依然として5センチのまま。イラストでいうと中央の小さい緑の塊っぽいの。王様と隣は王子の母上。この人もイカス

イトコ・ハトコ、そしてルーキー

王子のイトコ・ハトコ等、今回はそれに加えてルーキーと呼ばれるキャラが何人か増えている

モードはどうなっているの?

 モードは3つ。ストーリーを進めていくメインモードと、ミニ課題、そして対戦である。メインモードは、島を失った多くの動物たちのお願いを聞くために、モノがあふれる「ヒマワリ大陸」で塊を転がし島を作っていく。ステージは季節や時間帯によって変化。ゲーム中にこっそり登場している王子のイトコやハトコを巻き込めれば次のステージで操作キャラクターとして使用することができる。

 ただでさえおかしなゲームなのだが、「ミニ課題」はさらに特徴的。王子島から離れた場所にある火山島に流れ着いた動物たちはさらに難解なお願いをしてくるという。依頼どおりに塊ができ、それを王様が新しい島にすると、火山島にも変化が現れるらしい。

ミニ火山島に最初に登場するのは、大好きな女王アリに大きな甘い塊をプレゼントしたい兵隊アリ。しかし女王様はすごく短気。5分以内にプレゼントを持っていかないとフラレてしまう……

 対戦ゲームは、PSPの無線LAN機能(アドホックモード)を使用して4人までの対戦ができるモードで、“ためぶつけ”を駆使して戦うもの。

 砂場のステージでモノを巻き込み点数を競うもの(モノに点数が設定されており、それを巻き込んだ数で勝敗を決する)で、ゲーム終了時に1番点数の高いプレーヤーが勝利となる。勝負の決め手は“ためぶつけ”で、例え相手が巻き込んだものでも“ためぶつけ”によって落とさせることができる。モノを落とさせ最終的にそれを奪うなんて展開も!

通信テーブルで対戦相手を待つ。こうして現れたライバルと砂場ステージでいざ勝負。序盤はとにかくモノを集めまくることが重要。そして“ためぶつけ”でガチンコ勝負。相手のふいをついてモノを落とさせることに成功すればこっちのもの。相手の塊はみるみる小さくなっていく
対戦成績などは、王子島の通信記録ボードで確認できる。対戦したお友達もこうしてリスト化される。対戦履歴、ハイスコア、お友達リスト、通算順位記録などが通信記録ボードで確認できる

操作ってどうすればいいの?

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2412/15/news031.jpg ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. /nl/articles/2412/14/news019.jpg ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. /nl/articles/2412/15/news011.jpg 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. /nl/articles/2412/16/news107.jpg 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. /nl/articles/2412/15/news035.jpg 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. /nl/articles/2412/15/news002.jpg 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  7. /nl/articles/2412/10/news133.jpg 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. /nl/articles/2312/15/news032.jpg 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. /nl/articles/2412/15/news028.jpg 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. /nl/articles/2412/16/news023.jpg 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  2. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  3. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  4. 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
  5. 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
  6. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
  7. 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
  8. 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
  9. コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
  10. 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」