FFXI新情報――2つの勢力“皇国対蛮族”の戦いと新モンスターが明らかに(1/3 ページ)

今回公開された「ファイナルファンタジーXI」拡張パック「アトルガンの秘宝」最新情報は、アトルガンの皇都を巡る皇国軍と蛮族の戦いに関してと、2つの勢力に関わる兵士たちの情報がメインだが、このほかにもマップ「ワジャーム樹林(Wajaom Woodlands)」についての情報が追加されている。

» 2006年03月10日 00時00分 公開
[ITmedia]

ビシージ(Besiege)――防衛戦の始まり

 ビシージとは「籠城戦」を意味するが、アトルガンでは、皇都まで蛮族軍の侵入を許した時、皇国軍より発令される第一級戒厳令によって始まる、「市街戦」をも含む「防衛戦」の総称である。

 第一級戒厳令が発令されると、現地にて武器を取って戦える者は強制的に徴用され、皇国軍とともに皇都アルザビ防衛の任に当たることを求められる。ただし、防衛戦といっても、度重なる蛮族の襲撃によって、すでに皇都の塁壁防衛ラインはずたずたに寸断されているため、実際は人民街区を主戦場とした激しい「市街戦」が中心となるだろう。

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 蛮族の目的はただひとつ、「封魔堂」という施設に安置されている「魔笛」の奪取だ。アストラル界より無限エネルギーを引き出すと伝えられる魔笛は、蛮族にとって、そしてアトルガン皇国にとっても、存亡に関わる重要なものであるらしい……。

 封魔堂のカギを握る五蛇将を護り、蛮族軍を皇都から撃退するのだ。人々の安全と皇都の未来は、冒険者の双肩にかかっている。

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注目の新モンスターたち

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 皇都侵攻を狙う「マムージャ蕃国軍」(Mamool Ja Savages)が率いる「獣人軍」の兵士として、今回は数多くのモンスターが公開されている。

 マムージャ蕃国軍は、蛮族にしては高い軍紀を誇る軍隊である。各社会階級に分かれた市民には、自動的に特定の軍役が課せられており、自分の果たすべき任務を日夜徹底して訓練されているからだ。彼らは、各々が得意の戦闘スキルを有する、いわばスペシャリストの集団なのだ。だが、階級闘争を避けるためだろうか、各階級の兵士は自分の専門以外の戦闘スキルに関して、ほとんど学ぶ機会を与えられない。そのため、特殊な任に就いている兵士を失ってしまうと補充が容易ではなく、即応力を失って思わぬ弱点を露呈してしまうこともあるようだ。

マムージャ戦士(Mamool Ja Fighter)

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 戦士階級に属するマムージャ。独特の形状の剣などで武装している。概して血の気が多く、戦場では良く言えば勇猛、悪く言えば蛮勇を発揮。その突破力には目を見張るものがあるが、持久戦は苦手なようだ。


マムージャ賢士(Mamool Ja Mage)

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 賢士階級に属するマムージャ。非常に知能が高いため、参謀や軍医など頭脳と魔法を要する軍務に就いている者が多いようだ。四方に目を配ることができるため、戦場では兵士の指揮や治療に活躍する。


ジズ (Ziz)

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 マムージャが使役している軍鳥。普段は補給物資の運搬に利用されているが、気性が荒いため、敵軍に向けて意図的に放たれることもあるようだ。丸呑みできるサイズの獲物を見ると、固執する傾向がある。


プーク (Puk)

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 ドラゴンとヴァーミンの合成獣(キメラ)と考えられる小型の竜。別名「風竜」。言葉を解し、蕃国軍と契約して戦に参加することがあるようだ。高速で飛行。強行偵察任務や風技を使った敵の撹乱を得意とする。

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