プロ2人とのエキシビジョンマッチも。Xbox 360「闘龍門」初のオフライン対戦イベントが開催
AQインタラクティブから発売中のXbox 360用ソフト「闘龍門」を使用した対戦イベント「通信対戦麻雀 闘龍門杯」が開催。解説として登場した最高位戦日本プロ麻雀協会所属の尾崎公太プロや根本佳織プロとの対局も急きょ実現するなど、大いに盛り上がった。
2006年3月26日、AQインタラクティブから発売中のXbox 360用ソフト「通信対戦麻雀 闘龍門」を使用した対戦イベント「通信対戦麻雀 闘龍門杯」が、東京・秋葉原にある秋葉原コンベンションホールにて開催された。
元もとがアーケード向け通信対戦麻雀ゲームである闘龍門は、短時間で逆転可能な「割れ目システム」などの搭載により、1ゲーム5分程度で勝敗が決まるといったように、誰でも手軽に麻雀を楽しむことができるのが特徴だ。また、Xbox 360の通信機能である「Xbox Live」によるオンライン対戦も可能で、フリー対戦、全国段位認定モード、段位別対戦(ノーマル)、段位別対戦(上段位者限定)、通常大会、特別大会、通信対戦といった豊富なメニューが用意されており、直接対戦は無料で楽しむことができる(大会に参加するには月額300円の課金サービスに加入する必要がある。ただし2006年4月1日までは無料)。
さて、こちらの記事でもお伝えしているように、闘龍門杯は公式サイトにて事前募集した16人の参加者が4人づつ4回の予選を行い、各予選にて1位通過の4人で決勝が行われた。会場には最高位戦日本プロ麻雀協会所属の尾崎公太プロと根本佳織プロ、闘龍門の牧野プロデューサーが解説として、出光ケイさんが実況として登場。麻雀というと静かに牌を打つというイメージがあるが、時にジョークなどを交えながら、的確な解説でイベントを大いに盛り上げてくれた。
大会自体は、最初こそ緊張や警戒が先行していたのか、流局(和了者が出ない)も多かったが、東風戦(東場のみでゲームが終了、半々荘戦)ということもあり、安い手で良いと判断したのか、徐々に手堅い勝負へと変化していく。とは言え、中には開始からわずか3分足らずで勝負が決まる予選もあるなど、“何が起こるか分からない”という麻雀の良さ、面白さを体現したイベントとなっていた。
このようにイベントはつつがなく終了……と行きたいところではあるが、ここで牧野プロデューサーより、ある提案が行われる。その提案とは“せっかく2人のプロがいるんですから、優勝者と一緒にエキシビジョンはいかがでしょう?”というもの。この提案を両プロも快諾し、急きょエキシビジョンマッチが実施された。
対局自体は東1局を尾崎プロが、東2局を根本プロ、東3局を尾崎プロが和了し、さすがはプロという腕を見せつける。まったく見せ場を作れないこでこねこさんではあったが、予選・決勝と逆転劇で優勝した実力者だけに、最後の東4局には見事な跳満で和了。3度の大逆転劇か? とも思われたが、わずかに尾崎プロが上回り、残念ながらの2位となる(ちなみに3位が根本プロ、4位が牧野プロデューサー)。「勝てませんでした」と悔しさをにじませるこでこねこさんではあったが、それでもプロ雀士と生で対局するという貴重な副賞を心から喜んでいたようだった。
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