冒険者大興奮の市街戦「ビシージ」とは?――「FFXI」:「ファイナルファンタジーXI アトルガンの秘宝」(1/2 ページ)
拡張ディスク「アトルガンの秘宝」発売から1カ月。追加された新要素のなかでも、現在もっとも冒険者たちの間で盛り上がっている「ビシージ」を中心に、現在のヴァナ・ディールをリポートしよう。
「アトルガンの秘宝」でベテラン冒険者が集団移住
2002年のサービス開始から、今月で5年目に突入した「ファイナルファンタジーXI」(以下、FFXI)。いまや日本国内だけでなく北米や欧州でもサービスが行われているが、各国別にサーバを分けずに、全世界のプレーヤーが同じ世界で冒険を楽しめるというのが特徴だ。当初、海外プレーヤーと一緒の生活は言語の問題などが懸念されていたが、FFXIでは「定型文辞書」という簡易翻訳的な機能が導入されているため、言語が違うプレーヤー同士でも、なんとなく会話ができてしまう。たとえば「こんにちは」を定型文変換(tabキーを押すだけ)すれば、日本語版でプレイしている人にはそのまま「こんにちは。」、英語版でプレイしている人には「Hello!」と表示されるといった具合で、挨拶のような簡単なもののほかにも「今どんな武器を持っていますか?」や「安くしてくれませんか?」など、さまざまな文章が用意されている。
さて、先月発売された3枚目の追加ディスク「アトルガンの秘宝」では、従来までのプレイステーション 2版とWindows版のほかに、新たにXbox 360版が加わった。冒険の舞台となるヴァナ・ディールの大地には、これを機会にFFXIを始めた初心者冒険者たちが降り立ち、閑散としがちだった低レベル向けのエリアも活気に満ちている。また、「アトルガンの秘宝」で追加された新ジョブ――「青魔道士」、「コルセア」、「からくり士」を取得し、イチから育て始めた冒険者も多いようだ。しかし、今までベテラン冒険者たちが拠点としてきたジュノの街だけは様子がおかしい。以前は世界の中心として、冒険者がごった返していたが、なんだかその数が少し減ったような……?
その理由は「アトルガンの秘宝」で追加された新エリアにあった。あらたに追加されたエラジア大陸の西を版図とする強大な国家、アトルガン皇国。ベテラン冒険者たちは、この国の皇都であるアルザビに活動拠点を移していたのだ。アルザビを初めて訪れるときは、港町のマウラから汽船で渡る以外のアクセス方法がなく、かなり遠く感じる。そんな僻地でも冒険者が定着したのは、アルザビにさまざまな合成ギルドが揃っていることや、新エリアでの狩りの拠点としやすいことが理由として挙げられるが、一瞬でアルザビからジュノにワープさせてくれるNPCの存在が何よりも大きい。アルザビにホームポイントを設定しておけば、ワープとデジョン(ホームポイントに戻る魔法)を駆使して、簡単にジュノとアルザビを往復できるというわけだ。今までの追加ディスクでは、新しい街が追加されてもジュノから人が減ることはなかったが、アルザビの出現により、冒険者たちの集団移住が発生したのである。
緊急事態発生! 街にモンスターが攻めてくる「ビシージ」
従来の大陸での「コンクェスト」という領土争いに変わる要素として、「アトルガンの秘宝」エリアでは、アトルガン皇国VS蛮族軍の争い「ビシージ」が導入された。ビシージとはアトルガンにおける「防衛戦」の総称で、以前よりプレーヤーからの要望が多かった「獣人が街を攻めてくるイベント」に応えるべく開発されたものだ。エラジア大陸には、冒険者側の拠点となるアルザビ皇国以外に、3つの蛮族軍(マムージャ蕃国軍・トロール傭兵団・死者の軍団)が存在し、「魔笛」という存在の所有権をめぐって激しく争っている。蛮族たちの目的は、アルザビの封魔堂という施設に安置される魔笛を奪うこと。魔笛の謎については、「アトルガンの秘宝」のミッションを進めることで徐々に明らかになっていくであろうが、まだ詳しいことは不明である。しかし、蛮族にとってもアトルガン皇国にとっても、存亡に関わる重要なもののようだ。
リージョンマップでビシージを選び、各蛮族の拠点となるリージョンにカーソルを合わせると、蛮族軍の拠点兵力を確認できる。拠点兵力は時間とともに徐々に自動で増えていくが、その拠点にレベル上げなどで攻め込んでいる冒険者が多いと減る仕組み。拠点兵力が、ある程度(それまでの皇都防衛回数によって変わる)たまった時点で、蛮族軍はアルザビに向けて行軍を開始する。この時点で、のどかだったアルザビの街の雰囲気は一変。街には血の気が多い完全武装の冒険者があふれ、蛮族軍の到着を今か今かと待ち構えるのだ。
ちなみに蛮族軍の行軍は、行軍ルートにいると実際に見ることができる。アルザビへの侵攻を最重要任務としている彼らは、通常なら嬉々として襲ってくる種族ばかりなのにもかかわらず、冒険者たちに目もくれずに走っていく……すなわち、ノンアクティブなのだ。ビシージ開始当初は、到着を待ちきれない冒険者たちによって、行軍中の蛮族軍が襲撃され、アルザビ侵攻が未遂に終わるという事件も多発。いざ攻め入られたと思ったら、街までたどりついたのはクロウラー(イモムシ)がたった2匹だけだったというワールドもあったという(この2匹は蛮族軍の英雄だと言えよう)。現在では、バージョンアップによって蛮族軍が強化されたのと、冒険者たちも行軍中を迎え撃つことが少なくなってきたため、行軍が発生すれば、ほぼ確実にアルザビまで侵攻されるようになっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
-
ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
-
人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
-
妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
-
「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
-
「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
-
高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
-
「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
-
“膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
-
「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
- イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
- 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
- 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
- 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
- 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
- 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた