夢をあきらめない気持ちが大事――「タマラン」:「タマラン」レビュー(1/2 ページ)
その昔、玉を転がしてゴールまで導くというおもちゃがあった。しかし「タマラン」は同じようでも、ボールに色が付いたり分裂するなど、工夫がいっぱい。果たして、現代に甦った玉転がしは、私たちに何を与えてくれるのだろうか? 精神力? 根性? それとも……。
集中力が育成できる、ルールも操作方法も簡単な1本
もうずいぶん昔になるが、手のひらよりも2回りほど大きなサイズのケースに入っている鉄球を、ゴールまで転がすおもちゃがあった。閉じられた空間の中に入っている鉄球を、本体を傾けて移動させ、迷路状になっているルートを突破していく、というもの。途中いくつかの落とし穴があり、ここに入ると最初からやり直しというルールだったと記憶している。相当に古いおもちゃで、IC部品なども一切使われていないこともあり、遊び道具としては至極単純。そのため、子供心ながらすぐに飽きてしまうような代物だった。それでも、時々引っ張り出してきては遊んでいた思い出があるので、それなりにはおもしろかったのだろう。当時は、磁石で鉄球を吸い付けて、地面に開いている穴を無視してゴールに導くのが、自分の中でのトレンドだった。
そんな、ふた昔以上も前のおもちゃをほうふつとさせるのが、このタマラン。基本的なルールは上記で紹介したゲームと同じで、スタート地点からマーキュリーと呼ばれる液体状のボールを転がし、フィニッシュパッド(ゴール)へと導くだけ。プレーヤーはアナログパッドで地面を傾け、マーキュリーを移動させることになる。基本ルールは単純、操作もアナログパッドのみと簡単なので、誰でもすぐに遊べるのが利点だろう。
とはいえ、今の時代に登場するのだから、当然ながら数多くの+αもある。中でも、マーキュリーが液体というのが大きな特徴だ。そのため、転がしているうちに壁にぶつかって分裂したり、通路ギリギリを転がしているとはみ出た部分がこぼれ落ちるといった、見た目に新しい物理計算が施されている。これにより、通路からマーキュリーがはみ出ても一発でアウトということはなく、こぼれ落ちた分だけ徐々にボリューム(体積)が減っていくことになる。
マーキュリーのボリュームは画面左端に表示されていて、0%にならずにゴールインすればクリアとなる。ただし、一部のステージでは制限が設けられている場合もあり、そのときは設定以上のボリュームで乗らないと動作しないスイッチなどをパスしてフィニッシュパッドに到達しなければならない。中盤ステージまではほぼ制限がないので、マーキュリーごと落ちなければクリアOKというのはありがたい仕様だ。
もう1つ、ステージによっては、マーキュリーを赤・青・緑の3色にペイントできる場所がある。フィニッシュパッドや通路をふさぐフィルターに色が付いている場合は、マーキュリーを同色に塗らなければ通ったりゴールインできない。ところが、黄色や紫、水色に塗られている場合は、どうやっても通行不能。ではどうすればいいのか? その答えは簡単で、マーキュリーを分裂させ、それぞれに色を付けてしまえばいいのだ。マーキュリーは壁や突起物などに衝突させると、分裂して複数に分かれる。黄色にしたい場合、分裂させたそれぞれを赤と緑でペイントし、合体させればOK。すると、マーキュリーは黄色になるので、通路を通れたりゴールインできるようになるのだ。
実は、この事実に気づくまでは、絶対にクリアできないだろうと思いこんでいた。何せ、マーキュリー1つでは、どうやっても赤青緑にしかならないのだから。しかし、本作のテレビCMでは岡村孝子の「夢をあきらめないで」が流れているということで、CMを眺めながらあきらめずに頭を捻り続けた結果、分裂させるという解決方法を見いだしたのだ。なるほど、なかなかにCMソングとマッチしたゲームだ、と感心させられてしまった。あとは、プレイしながらコツをつかんでいくだけ。時間の経過とともに体がテクニックを覚えるので、思った以上にスムーズに進んでいく。各ステージごとに時間制限はあるものの、間に合わないとボーナスが入らないだけで、ゲームオーバーになるわけではないのもうれしい配慮といえる。ただし、マーキュリーの数が増えるということは、それだけ一度に数多くの情報を頭の中で処理しなければならなくなるわけで、かなりの集中力を要求されることは間違いない。集中力育成と銘打ってあるだけのことはある、といえるだろう。
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