ガンダム、リッジ、アイドルマスター、そしてケータイゲームまでてんこ盛り――バンダイナムコゲームスブース:東京ゲームショウ2006(1/3 ページ)
発足後初の東京ゲームショウを迎えたバンダイナムコゲームスブースでは、PS3のローンチタイトルでもある「リッジレーサー7」、「機動戦士ガンダム Target in Sight」をはじめ、PS2、PSP、ケータイゲームと幅広いジャンルに渡り数多くのゲームが展示されていた。
バンダイとナムコの合併後、旧ナムコの組織改編により生まれた「バンダイナムコゲームス」として初の東京ゲームショウを迎えた同社ブースは、バンダイレーベルで18(+キッズコーナーのみが4タイトル)、ナムコレーベルからは11タイトル出展されているのに加え、携帯電話向けゲームが6タイトル、PC向け3タイトルとかなりの大所帯。プレイステーション 3のローンチタイトルとなる「リッジレーサー7」、「機動戦士ガンダム Target in Sight」をプレイするユーザーに加えて、Xbox 360で発売が予定されている「アイドルマスター」を囲む人々などでかなりの混雑だ。またステージの大スクリーンでは「鉄拳6」の映像も公開されている。
一般公開初日となった9月22日は、開幕から1時間も過ぎるとプレイの待ち時間が60分を超えるタイトルが続出するなど大にぎわいの1日だった。多くのタイトルを一挙に紹介できないので、「リッジレーサー7」と「アイドルマスター」のステージイベントと、「機動戦士ガンダム Target in Sight」、Xbox 360ソフト「トラスティベル〜ショパンの夢〜」のプレイリポートをお届けしよう。
「リッジレーサー7」に隠し球がきた!――6軸対応で周りの風景を見ることが可能に
ステージイベントの第1弾として行われたのが、「PS3『リッジレーサー7』プレゼンテーションステージ」。プレゼンテーターとしてプロデューサーの寺本秀雄氏が登場し、本体と同時発売になる「リッジレーサー7」の概要について紹介した。
寺本氏は「リッジレーサー7」について3つのポイントを挙げて紹介。これまで13年かけて作ってきた「リッジレーサー」シリーズのスピードやドリフトの爽快感や楽しさといったものをユーザーに感じてもらうこと、プレイステーション 3のパワーを証明すること、カスタマイズ機能を導入することで、形状やパーツ性能を変更してユーザーが楽しめるようにしたのが特徴となる。カスタマイズ機能については、外観だけでも3万7500通り用意されているとのことだ。「車の外観は好きなのにドリフト機能がいまいちだったりしてプレイしない車もあったはず。今回からはカスタマイズできるので、好きな車で思う存分楽しんでください」(寺本氏)。
「『リッジレーサー7』は×ボタンを押しっぱなしでアクセル全開も簡単に遊べるんです。時速300キロのスピード感やドリフトの爽快感を味わってほしい」と寺本氏。東京ゲームショウでの初お披露目として、プレイステーション 3の6軸センサーに対応し、コントローラーを傾けると周りの風景を見ることができるようになっていることを明らかにした。
「プレイステーション 3になったことで何が変わったかというと、スケール感が出せたこと。デモプレイでも紹介した『Mist Falls』では、滝の裏側に回ったときの空気の湿度感や、植物のみずみずしさ、そしてコース上にあるガードレールのサビの質感なども向上し、細かくディテールを表現することができた」と寺本氏。筆者も試遊台をプレイしてみたが、コースや車の美しさはもちろんのこと、ドリフト時に前車のテールランプが流れる感覚、ニトロ発動時の揺らぎ、そしてそのスピード感に至るまで、“プレイステーション 3だからこそできあがっているリッジレーサー”という感を強くした。11月11日が待ち遠しい。
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