元祖大食いファイター「パックマン」:ゲイムマンの「レトロゲームが大好きだ」(1/3 ページ)
連載第39回は「パックマン」(ナムコ)。誕生してからもう27年になりますが、ゲームの枠を超えて、いろんな場所で活躍中。仙台駅のバス乗り場に、都心バス100円均一区間「100円パッ区」のキャラクターとして描かれていたのには驚きました。
ナムコは「食」に縁がある
「パックマン」は1980年、アーケードに登場した、ナムコを代表するゲームである。モンスターから逃げながら、迷路に散らばったエサを食べつくすのが目的だ。
「食べる」といえば、現在ナムコは全国各地で、食をテーマとした「フードテーマパーク」を運営している。その中の1つ、「自由が丘スイーツフォレスト」へやってきた。ここのテラスで、ニンテンドーDSを取り出し、ゲームボーイアドバンス用「パックマンコレクション」をプレイしてみた。
自由が丘でプレイしたからといって、特にスコアが良くなったとか、先の面まで進めるようになったとかいうことはなかった。
ただ、プレイし終わった後、無性にフルーツが食べたくなってきた。特に、ゲームに出てくるチェリーやオレンジやイチゴなどを。
なのでスイーツフォレストに入り、フルーツがいっぱい乗ったタルトを買って食べた。
パックマンと、ニンテンドーDS・Wiiの共通点
わたしが「パックマン」というゲームを初めて知ったのは、この連載で再三触れている、マンガ「ゲームセンターあらし」。
まず新しさを感じたのが、それまでこのマンガに登場した「スペースインベーダー」や「ギャラクシアン」「平安京エイリアン」に比べて、キャラクターが丸っこかったこと。
「パックマン」のコンセプトは、現在のニンテンドーDSやWiiによく似ている。それまでゲームをしなかった層の人々、特に女性に遊んでもらう」こと、それに「ゲームのイメージを良くする」ことだ。
「スペースインベーダー」の大ヒットにより、テレビゲームは急速に普及したが、その一方、不正や恐喝を行なう不良の存在がクローズアップされ、ゲームセンターは必ずしもいいイメージを持たれていなかった。そんな状況を打開しようという意識が、「パックマン」にはうかがえる。
プレーヤーが操作するインタフェースを取っつきやすくしたところも、ニンテンドーDSやWiiと共通する。
1P・2Pボタン以外に、コントロールパネルにあるのはレバー1本だけ。ゲームが始まったら、ボタンをまったく使わないのだ。
プレーヤーは、この1本のレバーで、黄色くて丸いキャラクター、パックマンを操作する。4匹のモンスターから逃げながら、迷路に落ちているエサを食べていく。すべてのエサを食べ終わったら、1面クリア。
一見すると、1979年に発売された「ヘッドオン」(セガ)に似た画面だが、プレイ感覚は全然違う。後戻りができず、どのコースを選ぶかが重要な「ヘッドオン」に対して、「パックマン」は自分も敵も小回りがきき、さまざまな局面での判断が要求される。
こんな女性もパックマンに魅了された
パックマンは、弾を撃ったり剣を振ったりすることはできないが、モンスターを攻撃する手段はある。迷路上に4個落ちている、普通のエサよりひと回り大きな「パワーエサ」だ。
パックマンがパワーエサを食べると、モンスターは一定時間、青ざめて足が遅くなる「イジケ」状態に入る。こうなるとパックマンとモンスターの立場は逆転。パックマンはモンスターを食べることができるのだ。
しかもモンスターを食べると、得られる点数が多い。普通のエサが1個10点、パワーエサが50点なのに対し、モンスターは200点も入る。
さらに続けてモンスターを食べると、得点がはね上がっていく。2匹めは400点、3匹めは800点、4匹めは何と1600点。モンスター4匹全部食べると、得点は合計3000点にもなる。これは大きい。パワーエサを食べるときは、なるべく多くのモンスターを引きつけておいた方がいいということだ。
パワーエサによる、逆転の快感と、一気に高得点を得る快感。これこそが「パックマン」最大の魅力といえるだろう。
ちなみに「パックマン」は人気があったため、「ゲームセンターあらし」には何度も登場するが、中でもとりわけ印象に残っているのが、主人公・石野あらしの母親が、「インベーダーウーマン」に扮してあらしと対戦する話。「パックマン」はこの対戦に使われ、伝説の必殺技“ノーブラボイン撃ち”を生み出した。
まさに“女性に遊んでもらう”という、「パックマン」のコンセプトを象徴するエピソード……かもしれない。それにレバーだけでボタンがないから、“ノーブラボイン撃ち”は比較的やりやすいだろうし。
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