ガンコンFPSという新要素を引っさげガンシューティングの新領域へ――「タイムクライシス4」(2/2 ページ)

» 2007年06月22日 00時00分 公開
[ITmedia]
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キャラクター

ウィリアム・ラッシュ大尉(家庭用シナリオ:主人公)

 33歳。米軍統合監察部特殊実行部所属。金髪のアイリッシュ系白人。テキサス州ダラス出身。ウェストポイント米陸軍士官学校卒。軍閥エリート出身だが(亡き父親も陸軍中将であった)、それに甘んじることのない、現場叩き上げの特殊部隊一筋の猛者。デルタからTF-11(第11任務部隊)へと転戦する。2年ほど前より、引き抜きで統合監察部特殊実行部に所属。国内のみならず、国外の事態解決に東奔西走する。愛国心と軍への忠誠心は人一倍強い。本事件の前には南米麻薬組織と癒着した海兵隊内部の調査に当たっていた。少々融通の利かないタイプで、人前で感情を露にするのが苦手。


ジョルジョ・ブルーノ (アーケードシナリオ:1P主人公)

 29歳。イタリア人。伊シチリア島パルレモ出身。国際特殊諜報機関VSSEのエージェント。元イタリア警察治安作戦中央部隊(NOCS)所属。イタリア・マフィア界の古参ファミリー・ブルーノの人間であったが、彼が10歳の時、内部抗争により一族は壊滅、兄一人生き残った。その後、養子先が警察官の家庭であったため、彼も警察官の道へと進む。彫りの深い顔立ちと鋭いまなざし、ニヤリと不敵に笑うワイルドさがありつつも、身のこなしや言葉の端々には「大人の男」の雰囲気が漂う。これは彼の出生から現在までに至る、厳しい人生そのものが具現化されているのだろう。心の内にはかなり熱いものを秘めている男である。陽気で生意気な相棒エヴァンとは対照的だが、妙に相性はいいようだ。VSSEを離れれば、ミラノのレストランのシェフという顔を持つ。名物メニューはラザニア。


エヴァン・ベルナール(アーケードシナリオ:2P主人公)

 25歳。フランス人。港町のルーアン出身。国際特殊諜報機関VSSEのエージェント。先祖代々漁師の家系に生まれた、陽気で生意気なルーキー。海難救助隊員だった時代、大規模海難事故での救出劇における功績と行動力が評価され、VSSEにスカウトされた。とにかく考えるより先に体が動いてしまうタイプで、先を見越して行動する大人のブルーノとは対照的。ブルーノとのコンビ暦は約1年で(正確にはブルーノが押し付けられた恰好)、最近ようやく以心伝心になってきたようだが、まだまだ危なっかしいコンビ。ブルーノを「オッサン」扱いはするものの、実は深く信頼している。現在の表向きの仕事は「高層建築作業者」平たく言えば鳶職である。主にパリ近郊で、命綱もつけずに鉄骨によじ登る日々。

アーケード

 アーケード版「タイムクライシス4」をプレイするモードで、ゲーム内容の完全移植はもちろんのこと、16:9のHD画面と5.1chサラウンドに対応し、完全リニューアルが施されている。

フルミッション

 アーケード版「タイムクライシス4」では語られなかった事件の全貌がプレイできる家庭用オリジナルのシナリオモード。アーケード版ガンシューティングのステージに加え、アーケード版ではサポートキャラとして登場している「ラッシュ大尉」が主人公となり、「ガンコンFPS操作」で敵と戦うステージが追加される。ストーリー的にはアーケード版のステージとステージの間にラッシュ大尉が何をしていたのかが判明する構成となっている。

 このガンコンFPSステージが、本作のキモといえるもの。前述したとおり、ガンコン3に付いている2本のアナログスティックを使用し、1人称視点でフィールド内を思い通りに移動しながら、画面内の敵を狙って撃つことができるというもの。ゲームパッドで操作しているかのように思い通りに移動できる操作性と、画面内であればどの地点にいる敵でも瞬時に狙いを定めて攻撃できる、ガンゲームのダイレクトな射撃操作が融合し、他では味わえない新しい操作感と臨場感を楽しむことができるとのこと。

この新規ステージでは、ジャンプ、しゃがみ、ズーム、武器切り替えといったアクション操作も実装される

スクリーンショット





「タイムクライシス4」
対応機種プレイステーション 3
メーカーバンダイナムコゲームス
ジャンルガンシューティングゲーム
発売日2007年末
価格未定
プレイ人数1〜2人
(C)1995-2007 NBGI
※画面は開発中のものです
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