泣く悪魔も黙るスタイリッシュアクション、ここに極まれり:「デビル メイ クライ 4」レビュー(2/2 ページ)
スキルとアイテムをフルに駆使して、数々のミッションに挑め
本作は2人以上でのプレイには対応しておらず、1人でプレイを進めていくことになる。ミッションをクリアしていくことで物語が進行していく、という形式だ。
プレイする前に難易度が選択できるのだが、最初はHUMANとDEVIL HUNTERという2つの難易度からしか選択できない。プレイの進行にともなってさらなる高難易度モードも登場するので、ハードなアクションに自信のあるファンはどんどん難しいモードを極めていってほしい。逆にアクションは苦手だ、という人はHUMANをまずはじっくり遊んでほしいところだ。また、各ミッションをスタートさせる前にはAUTOMATICのオン/オフが可能。これがオンになっている場合、攻撃ボタンを適当に押すだけでもカッコいい連続技が出るようになる。初心者にはうれしい配慮だと言っていいだろう。
プレイの合間に入るムービーは、さすがのハイクオリティ。驚くべきことは、これがプリレンダリングではなくリアルタイムレンダリングだということだ。プレイ画面とムービーではやはりムービーの方がきれいではあるのだが、ムービーに登場するキャラたちもリアルタイムポリゴンで処理されている。次世代機の性能に改めて驚嘆するばかりだ。
さて。いざプレイをすると、フィールド内を移動しながら悪魔を倒していく3Dアクションが楽しめるわけだが、「デビル メイ クライ」シリーズはただ敵を倒すだけのゲームではない。仕掛けや謎を解いて進むアクションアドベンチャーの要素を持ち合わせているのだ。謎解きの難易度は、個人的にはほどよい感じだった。難しすぎず簡単すぎず、少し考えて遠回りして「あ、なるほどね」と分かるくらいの謎がちりばめられているので、そういった点でも飽きずにプレイできる。ただ、ところどころ仕掛けに対するアクションが難しいと感じるところはあった。アクションゲームが苦手な人なら苦労しそうだな、と思ったりもしたが、何度か挑戦すれば進めなくはない範囲か。
敵の攻撃も、ミッションが進めば進むほど激しくなり、アクションの難易度も上がっていく。これに関してはプレイヤーのスキルもプレイしながら上がっていくし、敵ごとに有効な攻撃方法を見つけて撃破していく楽しさもあるので、ほどほどに骨太なアクションを味わえることだろう(とはいえ初心者が高難易度モードをプレイすればザクザク死んでしまうかもしれないが)。シリーズの従来作品とくらべても、かなり間口が広くなっているな、とは感じた。ネロのデビルブリンガーなどの新アクション要素も初心者から経験者まで幅広く受け入れられる面白さを内包していると思う。
ミッションをクリアすると、クリア状況に対する評価が表示される。クリアに要した時間、スタイリッシュアクションなどが評価され、S、A、B、Cなどのランクがつけられるのだ(ネットワークを介してこのスコアをアップロードし、スコアランキングにエントリーすることができる)。そしてプレイヤーはプラウドソウルと呼ばれるアイテムを得ることになる。このプラウドソウルはネロやダンテのスキルアップに必要なもの。貯めれば貯めるほど、より強力なスキルをつけられるようになる。スキルはそれぞれにコストが決まっており、つけはずしは自由自在。ミッションごとにスキルをつけかえてもいいし、ミッション中にも特定のオブジェからスキルアップの画面に行くことができる。本作におけるスキルの数は半端じゃなく、各武器のコンボから特殊能力、特殊移動など、カスタマイズの選択肢はかなり豊富だ。ミッションを進めるに従ってプラウドソウルの数が増えてできることが増えていくのが本作の大きな魅力のひとつだ。
また、プレイ中に倒した敵や破壊したオブジェから得られるレッドオーブを消費することでアイテムを購入することもできる。こちらもスキルアップと同様のタイミングでミッション前やミッション中に可能だ。レッドオーブで購入できるのはバイタルスターと呼ばれる体力回復アイテムや、ブルーオーブという体力上限アップのアイテムなど。ボス戦の手前で購入できるケースが多いので、ボス戦に不安なときはここでアイテムを買い込んで備える、ということもできる。もちろんボスの挙動や習性を知っていればボス戦の前にスキルをつけかえるというのもアリだ。
PS3か、Xbox 360か? いずれにしてもハイクオリティなアクションの良作
マルチプラットフォームでプレイステーション 3とXbox 360で発売された本作であるが、両ハードを持っている人からすれば、どちらを購入すればよいか迷うところかもしれない。参考までにお伝えしておくと、プレイステーション 3版はプレイ前に本体のHDDにデータをインストールする必要がある。HDDに4900Mバイト以上の空き容量が必要なのでご注意を。ただ、一度インストールさえすれば快適なロードが実現する。Xbox 360版もそんなにロードが長くはないが、それよりもさらに短くなるのだ。
また、プレイステーション 3版はワイヤレスコントローラのモーションセンサー機能に対応している。モーションセンサーをオンにしておけば、コントローラを傾けることで視点移動(通常は右スティックでできる操作)をすることができる。この機能自体が便利かどうかと言われれば微妙だが、プレイステーション 3版にしかない機能ではある。
以上の2点以外はほぼ同じ内容だと言っていいので、あとはそれらにどれだけメリットを感じるか、どちらのコントローラでプレイしたいかなどを加味して、お好みで決めていただきたい。
いまや3Dアクションゲームの雄として高い人気を誇る「デビル メイ クライ」シリーズ。その最新作は、グラフィック面で次世代機の能力の恩恵を大いに受けつつも、新主人公、新アクション、新たな敵やフィールドなどの作りこみに開発陣の意気込みを感じる作品に仕上がっている。従来のシリーズ作品とくらべて、個人的にはもっとも爽快なスタイリッシュアクションが楽しめたと感じた。欲を言えば「もっとミッションを増やしてくれ!」というあたりか。要は面白いからもっとやりたい、ということなのだ。ネロとダンテをミッションごとに自由に選んだりできたらよかったなとも思ったりする。
ボリューム面では腹八分目な感はある。だが、だからと言って本作の面白さが損なわれるわけではない。銃と剣と特殊能力による超絶アクションは本作ならではのものだし、それが現時点で最高峰の精緻なグラフィックで体験できるということは、とても素晴らしいことなのだ。開発陣に拍手を送りたい快作だと言っていいだろう。
| 「デビル メイ クライ 4」 | |
| 対応機種 | プレイステーション 3/Xbox 360 |
| ジャンル | スタイリッシュアクション |
| 発売日 | 2008年1月31日 |
| 価格(税込) | 8390円 |
| CERO | C(15歳以上対象) |
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