ライバル誌、今度は仲良くガチンコ勝負――「サンデーVSマガジン カードゲーム」発表会
小学館の「週刊少年サンデー」と講談社の「週刊少年マガジン」が50周年事業の一環としてコラボ。今度は、トレーディングカードゲームで仲良くケンカする。
50年の歴史をかけた負けられない戦いがある!?
小学館「週刊少年サンデー」と講談社「週刊少年マガジン」はともに、1959年に創刊されてから来年3月で50周年という記念すべき年を迎える。最近では、少年サンデーの「名探偵コナン」と少年マガジンの「金田一少年の事件簿」が1冊で楽しめる増刊号「コナン&金田一」が発売されるなど、両雑誌でのコラボレーション企画が話題となった。
5月14日、少年サンデーと少年マガジンに過去連載された人気作品が一堂に会するカードゲーム「サンデーVSマガジン カードゲーム」の発表会が東京・秋葉原の富士ソフトアキバシアターにおいて行われた。こちらも創刊50周年を記念したコラボレーション企画の一環であり、ミスマガジンやお笑いの前田登(はりけ〜んず)/向清太郎(天津)らが駆けつけるなど、華やかなものとなった。
JAM Projectによる「サンデーVSマガジン カードゲーム」のオリジナルテーマソング(7月23日発売予定の6枚目のベストアルバムに収録される)が流れる中はじまった発表会は、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんの司会進行の元、和やかな雰囲気が流れていた。冒頭挨拶に立った週刊少年サンデー編集長の林正人氏と週刊少年マガジン編集長森田浩章氏は、ともに「サンデーVSマガジン カードゲーム」を作るスタッフの熱意と、それに押されるように編集部一同協力していることに触れる。
最近は「コナン&金田一」の件もあり、仲が良すぎるという声もあるが、こうしてガチンコの対決を実現したことは大きいと両氏。両氏は、ライバル関係でありながらこうして同じステージに立つことに対して、最近は漫才コンビの相方のような関係みたいだと苦笑いする。互いの雑誌については、「少年サンデーを読んで笑ったり思うところがあったり(笑)」と森田氏が言えば、「子供の頃から少年マガジンを読んでいるが、最近は純粋に楽しめない」と林氏が応戦(?)。森田氏は、少年サンデーではギャグマンガが個人的に好きということもあって「お坊サンバ!!」が気になっており、林氏は、少年マガジンの「あひるの空」のキャラクターに好感を持っていると、互いに気になる作品について触れた。
ここで今回の「サンデーVSマガジン カードゲーム」の販売と大会運営を担う、ブシロードの木谷高明氏が登壇し、自身の趣味を全面に押しだした本作PVを上映した。このPVは、対決ムードを盛り上げるために特別に制作されたもので、各編集長・編集者がいい意味で悪ノリして登場。互いの雑誌について少年サンデー側が「マガジン読んでてもモテないっすよね?」と牽制すれば、少年マガジン側が「水曜日発売なのにサンデーはないっす」と皮肉たっぷりにコケ下ろすという内容となっており、いやがおうにも対決色を打ち出している。木谷氏はこのPVができただけでも満足してしまったと感心するほどの出来映えで、今後はイベント各所で公開し、将来的にはWebでの公開も予定しているとのこと。
さて、「サンデーVSマガジン カードゲーム」は、“世代を超えて親子で遊べる”をコンセプトに、両誌の歴代タイトルが夢の競演を果たす。トレーディングカードゲームになじみのない人でも、両誌の登場キャラクターさえ分かっていれば楽しめるよう、ゲームシステムは簡略化されており、カードの種類もキャラクターカードのみとシンプルなものとなっている。
収録されるタイトルは少年サンデー側が「うる星やつら」や「機動警察パトレイバー」、「タッチ」、「ドロロンえん魔くん」、「炎の転校生」、「名探偵コナン」など。少年マガジン側からは「巨人の星」や「金田一少年の事件簿」、「コータローまかりとおる」、「サイボーグ009」、「はじめの一歩」、「魔法先生ネギま!」など多数参戦し、現在だけでも40〜50作品が予定されている。
7月26日にカード50枚入りの構築済みトライアルデッキ3種類(各1300円)が発売されるのを皮切りに、9月27日にはエキスパンション第1弾が、11月15日には第2弾、2009年1月17日に第3弾、2009年3月14日に第4弾が予定されている。各エキスパンションにはキャラクターカードだけで120種類用意される。つまり第4弾まですべて合わせても480種類がそろうことになるが、それでも長い歴史の両誌に登場するキャラクターを網羅することはできない。来年3月以降は未定だが、責任もって第5弾、第6弾と続けていくと木谷氏。向こう3年は大会も継続していくと発言した。ちなみに各ブースターパックの値段は両誌の定価である250円に設定されている。
前述した構築済みトライアルデッキ3種類は、「名探偵対決デッキ」(収録作品:「名探偵コナン」、「金剛番長」、「史上最強の弟子ケンイチ」、「金田一少年の事件簿」、「MMR マガジンミステリー調査班」、「あしたのジョー」など)、「スポーツ決戦デッキ」(収録作品:「MAJOR」、「炎の転校生」、「金色のガッシュ!!」、「はじめの一歩」、「巨人の星」、「コータローまかりとおる!」など)、「ラブコメデッキ」(収録作品:「うる星やつら」、「神聖モテモテ王国」、「タッチ」、「ラブひな」、「天才バカボン」、「ミスター味っ子」など)となっている。カードはすべて原作イラストを使用し、枠などをつけずになるべく大きくビジュアル重視のデザインなので、コレクション目当てとしても魅力的だ。
木谷氏は、今回のカードゲーム製作にあたって、どの部分を取り上げるかで苦労したと語る。すべての原作を読んだが、到底フォローできていないので、今後のブースターパックで追加していきたいとしている。なお、カードにはレアリティ設定もあり、近いうちに発表したいとしている。
肝心のゲームシステムだが、互いに山札からカードをリングに置いていき、各キャラクターを代表する能力によって展開していくというもの。主戦場となるリングとベンチ、そして控え室からなり、プレイヤーはカードを山場から互いに引き合い、能力によって相手カードをリタイヤさせていくことを目的としている。各キャラクターカードにはパートナー・アタックが可能な相性のいいキャラクターがいる。デッキ構築の際は、そのへんも見極めるべきなのだろう。
「サンデーVSマガジン カードゲーム」体験会が5月31日(土)大阪、6月1日(日)東京で開催。7月12日〜8月31日の期間中、全国120店舗で「初心者講習会120カ所巡り」が予定されているほか、次世代ワールドホビーフェアやコミックマーケット74、東京ゲームショウでもイベントをするとのこと。なお、札幌、仙台、秋葉原、名古屋、大阪、岡山、博多でもブシロードカードゲームイベントや「トライアル大会」を予定。9月28日〜11月15日には「第1回サンデー&マガジンカップ」予選と11月30日には決勝大会が、12月中旬〜2008年1月中旬には「第1回サンデー&マガジンカップ」予選と1月末に決勝大会が、2月中旬〜3月上旬には「50thアニバーサリーカップ」予選が予定されている。
![](https://image.itmedia.co.jp/games/articles/0805/14/wk_080514svmc06.jpg)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
庭で見つけた“変なイモムシ”を8カ月育てたら…… とんでもない生物の誕生に「神秘的」「思った以上に可愛い」
「これが生えたら庭終了」 プロも降参する“何をやっても全部ムダな最恐雑草”の正体が400万再生「ほんとこれ厄介」「土ごと変えないと不可能」
イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
夜、山中の側溝をのぞいてみたら…… 思わず声がもれる“あらぬ生物”の姿に「ヤバいw」「生で見てみたい」
水槽の中で卵を発見→慎重に見守って1カ月後…… 小さな命の誕生に飼い主も視聴者もメロメロ「まじで可愛すぎるほんとに可愛い」
「お父さんはママのオタクだった」 母親が「元・おニャン子」のタレント、アイドルとオタクが“つながっちゃいけない理由”を問いかける
「立体的に円柱を描きなさい」 中1の“斜め上の解答”に「この発想は天才」「先生の優しさも感じます」
スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
工藤静香、15歳の愛犬が天国へ 感謝の言葉つづるも……「泣いてばかり」「心が追いつかない」と悲痛な思い
外国人が来日して“3年後”…… マクドナルドの“オーダーの変化”に「胃袋が日本人のそれなんよw」とツッコミ
- プロが本気で“アンパンマンの塗り絵”をしたら…… 衝撃の仕上がりが360万再生「凄すぎて笑うしかないww」「チーズが、、、」
- 6年間外につながれっぱなしだったワンコ、保護準備をするため帰ろうとすると…… 思いが伝わるラストに涙が止まらない
- 「お釣りで新紙幣来た!!!!!と思ったら……」 “まさかの正体”に「吹き出してしまった」「逆に……」
- 赤いカブトムシを7年間、厳選交配し続けたら…… 爆誕した“ウルトラレッド”の姿に「フェラーリみたい」「カッコ良すぎる」
- ダイソーで買った330円の「石」を磨いたら……? 吸い込まれそうな美しさが40万回表示の人気 「夏休みの自由研究にもいいのでは?」
- 「これ最初に考えた人、まじ天才」 ダイソーグッズの“じゃない”使い方が「目から鱗すぎ」と反響
- もう笑うしかない Windowsのブルースクリーン多発でオフィス中“真っ青”になった海外の光景がもはや楽しそう
- アジサイを挿し木から育て、4年後…… 息を飲む圧巻の花付きに「何回見ても素晴らしい」「こんな風に育ててみたい!」
- スズメの首は、実は……? 「心臓止まりそうでした」「これは……びっくり!」“真実の姿”に驚愕の声
- 【今日の計算】「8×8÷8÷8」を計算せよ
- 18÷0=? 小3の算数プリントが不可解な出題で物議「割れませんよね?」「“答えなし”では?」
- 日本人ならなぜかスラスラ読めてしまう字が“300万再生超え” 「輪ゴム」みたいなのに「カメラが引いたら一気に分かる」と感動の声
- 「最初から最後まで全ての瞬間がアウト」 Mrs. GREEN APPLE、コカ・コーラとのタイアップ曲に物議 「誰かこれを止める人いなかったのか」
- 「値段を三度見くらいした」 ハードオフに38万5000円で売っていた“予想外の商品”に思わず目を疑う
- 「思わず笑った」 ハードオフに4万4000円で売られていた“まさかのフィギュア”に仰天 「玄関に置いときたい」
- かわいすぎる卓球女子の最新ショットが730万回表示の大反響 「だれや……この透明感あふれる卓球天使は」「AIじゃん」
- 「これはさすがに……」 キャッシュレス推進“ピクトグラム”コンクールに疑問の声相次ぐ…… 主催者の見解は
- 天皇皇后両陛下の英国訪問、カミラ王妃の“日本製バッグ”に注目 皇后陛下が贈ったもの
- 「この家おかしい」と投稿された“家の図面”が111万表示 本当ならばおそろしい“状態”に「パッと見だと気付けない」「なにこれ……」
- 和菓子屋の店主、バイトに難題“はさみ菊”を切らせてみたら…… 282万表示を集めた衝撃のセンスに「すごすぎんか」「天才!?」