自称“乙女”新入社員 vs. 神子島みか。バトルの行方は……!?「頭文字D EXTREME STAGE」で対決(3/3 ページ)

» 2008年06月13日 21時00分 公開
[今藤弘一、小笠原由依,ITmedia]
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神子島さんからの果たし状

 6月7日、お台場で開催された「2008年 D1 GRAND PRIX TOKYO DRIFT in ODAIBA」。車のことなぞ何1つ分からない新入社員・小笠原由依も取材へと向かっていた。お目当ては「頭文字D EXTREME STAGE」のブース。土曜日にも限らず先輩から取材を行ってくるようにとの指令を受けたのだ。先輩命令は絶対かつ、PCも壊して肩身が狭いため決して反抗などできない。以前、宣伝隊長の神子島みかさんを倒した経緯もあり若干気まずい中、小笠原は取材へと赴いたのであった。

photo 盛況な「頭文字D EXTREME STAGE」のブース

 会場に入ってしばらく歩くと、ステージの脇に「頭文字D EXTREME STAGE」のブースを発見。かなりの盛況ぶりで、プレイしたお客さんに配っていたノベルティ、“藤原とうふ店”のタオルは夕方には予定枚数を終了してしまったそうだ。よし! かわいいお姉ちゃんたちを撮影しつつ、担当の方のお話を聞いたらさっさとおいとまして、映画でも見に行こう……。すでに身についた“さぼり魂”でサタデーナイトの予定を考えていたところ悪夢が起きた。

 突如セガの皆様に呼び止められた小笠原。前回全く空気を読まずに勝ってしまったため、「もしやボコボコにされる……!? はたまた身ぐるみはがされてどこかへ売られるのかしらっ!」と暗い妄想が頭をよぎる。ドキドキしつつ用件を伺うと……。


セガ 隊長がリベンジを希望しているので、もう一度戦ってくれませんか?


 最悪の妄想は外れたものの「またかい! 絶対負けるし!」と前回同様、弱気な小笠原。大体2度も顔を出したら、わたしの売りである“美少女”の冠をとらなくてはならなくなるではないかっ! 勝ち逃げさせてくださいといいたいが、“No”は存在しない迫力の隊長。ギャルこえー ……げふげふっ、いや、かわいい女の子の頼みは断れない。再戦に挑むか。

 前回の戦いでは隠していたのだが、実は小笠原は運転免許を持っていない。いわば助手席専門というやつだ。だって乙女だもぉん! なんて乙女ぶってみるが、残念ながら乗せてくれる人がいるわけでもなく最近車に乗った記憶がない。ゲームとしての「頭文字D」もアーケード版を2回、前回の戦いで1回と完全に初心者だ。まぁ、天才的センスと相手を惑わせる美しさを持っていることは認めるけれど……負けムードが濃厚に漂っている。しかし勝負事には負けたくない。口では「いやー勝てる気しないっす」といいながら根拠のない勝利を信じて勝負に挑んだ。

 前回はレースでの勝負だったが、今回はタイムアタックでそれぞれのタイムを競うことに。前回の「赤城」に対し今回のコースは「いろは坂」と、かなり難易度の上がったステージをぶつけてきたセガチーム。……やつら初心者相手に完全に勝ちに行く気だ。負けず嫌いな小笠原はますます負けられない気持ちになる。

photo 戦いに挑む小笠原を見つめる“隊長”とスタッフのみなさん
画像 「いろは坂」。ご存じの通り、急カーブが多い上に高低差もきつい、難易度が高いコース

photo 運転する“隊長”こと神子島みかさん

 じゃんけんの結果は先攻。影響されやすい性格からハンドルを握った瞬間に“走り屋”気分。自分はカリスマドライバーと、何度か暗示をかけたものの、車の“堅さ”がなければ間違いなく死んでいるだろう運転で何度かクラッシュ。……ゲームでよかった。後半コツをつかんだ小笠原もヘアピンでもきれいに曲がれるように。我ながら天才かもしれないと思いつつゴールを決めた。

 対する神子島みかさんは、さすがプロレーサー。なんともいえず美しい運転をしていらした。小笠原の中の助手席に乗せてくださいリストに追加したほどだ。ヘアピンばかりで曲がりにくいステージであるにも関わらずスムーズに進んでいく神子島さん。しかしどうもタイムは私の方が上……? いやまだ分からない。神子島さんは最後まで美しい走りをみせた。すばらしき安全運転。

 双方走り終わったということで気になるタイム。さてさて結果はというと……?

神子島みか 3分22秒167

小笠原由依 3分20秒423

photo

 くっ……僅差で……勝ってる!? 一瞬数が多い方が勝ちかと錯覚したものの、紛れもなく小笠原が勝っているではないか。な、なぜ! そしてなんといういい勝負。あれだけ初心者をアピールしたものの勝ってしまったことで、再びセガのみなさまに「三味線でしょ!?」と何度も言われたものの勝ちは勝ち。小笠原由依、二冠を達成いたしました!


画像 「頭文字D EXTREME STAGE」オリジナルタオル

 小笠原がなぜか2回も勝ってしまったと言うことで、それを記念して(?)セガの方から「2008年 D1 GRAND PRIX TOKYO DRIFT in ODAIBA」のセガブースで配布された「頭文字Dオリジナルタオル」を5名の方に、プレイステーション 3ソフト「頭文字D EXTREME STAGE」を3名の方にいただきましたので、ITmedia +D Gamesをご覧の読者の方にプレゼントします。希望の方は以下のフォームからいずれかの賞品を選び、メールアドレスと、この記事もしくはITmedia +D Gamesへのご意見・ご感想(必須)をお書きの上ご応募ください。締切は6月20日午前0時まで。なお当選の発表は、当選された方のメールアドレスへのご連絡をもって代えさせていただきます。

※応募は締め切りました。

頭文字D EXTERME STAGE
対応機種 プレイステーション 3
ジャンル レース
発売予定日 2008年7月3日
価格(税込) 7980円
プレイ人数 1人(オンライン対戦時2人)
CERO A(全年齢対象)

(C)しげの秀一/講談社 (C)SEGA
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