韓国ゲームハイ、近未来ロボットTPS「Metal Rage(仮)」など新作オンラインゲーム6タイトルを発表(2/2 ページ)
奥深いシナリオとCo-op Playが魅力の近未来TPS「プロジェクトE(仮)」
前記「Metal Rage(仮)」と併せて発表された、もう1本のTPSがこの「プロジェクトE(仮)」である。
ゲームの舞台は、地球外生命体によって侵略された近未来の地球。プレイヤーは地球の存亡をかけて戦う傭兵となり、敵であるエイリアンや、彼らが散布したウイルスに汚染され、凶暴化した人々や動物たちに立ち向かっていく。
最大8対8で行われる対人戦ももちろん魅力のひとつだが、最大の特徴は何と言っても、韓国産FPS/TPSでははじめての試みという「Co-op Play」の存在。同社の「サドンアタック」をはじめ、従来の韓国産FPS/TPSは基本的にオンライン対戦がメインで、シナリオやミッションについては軽視されがちな傾向にあったが、本作ではコンソールのFPS/TPSに負けない本格的なストーリーを提供するとともに、ネットワーク上の仲間と力を合わせながら、様々なミッションに挑戦していくことが可能とのことだった。なお、ストーリーについてはすぐに完結するわけではなく、アップデートで順次新しいミッションが追加されていく形となるようだ。
ゲームシステムもユニークで、TPSでありながらレベルアップやアイテム収集・生産といった、RPGのような成長要素も搭載。見方によっては、ミッション部分がTPSになったMORPGとも見ることができ、このあたりは日本人にも好まれそうな印象。特に、敵を倒して得たアイテムから武器や防具を生産できるあたりはまさにMORPGの発想と言えるだろう。
韓国では2009年にクローズドβサービス開始予定で、課金方法についてはアイテム課金制を採用。日本での具体的な展開については触れられなかったが、これもいずれは日本で展開していく予定があるようだ。
謎に包まれた新作MMORPG「プロジェクトA(仮)」
4タイトル目の「プロジェクトA(仮)」については、詳しい説明はなく、自社タイトル発表の最後に一瞬だけティーザームービーが上映されるのみに留まった。
映像の内容は、崩れ去った橋の上で重装備の兵士が1人、水没した都市を見下ろしながらたたずんでいるというもの。兵士の装備や、橋や建物の様子から見るに、舞台はおそらく近未来と思われるが、詳細は不明。写真を見るとFPSのようにも見えるが、ジャンルはMMORPGとのことだった。
サービス日程については、2009年に韓国でクローズドβサービス開始予定とのこと。
初のパブリッシングタイトルとなる「カルカス オンライン」、「プロジェクトD(仮)」
上記4タイトルのほか、発表会ではGameHiがパブリッシングを行う新作オンラインゲーム2タイトルの調印式も行われた。これまでは基本的に自社で開発したタイトルをパブリッシングしてきた同社だが、今後はポータル事業への注力も見据え、他社開発タイトルのパブリッシングも積極的に行っていくようだ。
まず最初に調印が行われたのは、韓国JCRソフトが開発し、韓国Freechal社が版権を持つアクションRPG「カルカス オンライン」。画面構成などはMMORPGに近いが、上映されたムービーを見るかぎり戦闘はかなりアクション色が濃いもので、コンボや必殺技などを駆使しながら無数のザコを倒していく爽快感が特徴。また、ユーザーが自らマップを作ることができる「ワールド・メイキング・システム」という独自の要素も搭載しているとのこと。
2本目の「プロジェクトD(仮)」は、韓国アトミック・スタジオが開発中の3D横スクロールアクションRPG。ゲームシステム的にはおそらく「アラド戦記」タイプのベルトアクションの作品になるのだろうが、3Dのリアルなキャラクターたちが繰り広げる、迫力あるアクションはかなりのインパクトがある。もちろんオンラインでのマルチプレイにも対応しているとのことだ。
「カルカス オンライン」については、日本・北米・ヨーロッパでのサービス権をゲームハイが獲得した形。また「プロジェクトD(仮)」の方は、韓国国内でのサービスもゲームハイが担当する形となる。どちらも具体的なサービス予定については語られなかったものの、遠からず日本でのサービスも予定しているのはほぼ間違いないだろう。
「サドンアタック」のゲームハイから、次なるステージへ
以上、かけ足でお伝えしてきたが、以上6タイトルが今回発表されたタイトルとなる。
冒頭でも触れたとおり、現在韓国では「サドンアタック」が非常に好調で、それゆえゲームハイと言えば「サドンアタック」の会社というイメージが非常に強かった。しかし今回の発表で、そのイメージは大きく塗り替えられたのではないだろうか。タイトルのラインアップもMMORPGからアクション、TPSまで幅広く、パブリッシャーとしての存在感は十分に示したと言えるだろう。
また個人的に驚かされたのが、各タイトルのクオリティの高さだった。映像のレベルはもちろんのこと、ゲーム内容についても、一時期の判で押したような“クリックゲーム”は影をひそめ、本格的なFPS/TPSやアクションゲームへと主軸が移りつつある。今回発表されたタイトルはほぼすべてが世界展開を見据えているとのことだったが、この内容・クオリティならば世界の市場でも十分に通用するのではないだろうか。
今回の発表の狙いや、今後のビジョンなどについては、発表会終了後、ゲームハイのキム・ゴンイル会長に直接お話をうかがうことができたので、こちらは別途、インタビューという形でお届けする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
-
ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
-
「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
-
「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
-
餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
-
毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
-
「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
-
放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
-
脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
-
父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】
- イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
- 高校生のときに付き合い始めた2人→10年後…… 現在の姿に「めっちゃキュンってした」「まるで映画の世界」と1000万表示突破
- 大谷翔平の妻・真美子さん、ZARA「8000円ニット」を着用? 「似合ってる」「シンプルで華やか」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」 投稿者に感想を聞いた
- 高校生時代に父と撮った写真を、29年後に再現したら……再生数1000万回超えの反響 さらに2年後の現在は、投稿者に話を聞いた
- 散歩中、急にテンションが下がった柴犬→足元を見てみると…… 「そんなことあります?」まさかの原因が860万表示「かわいそうだけどかわいい」
- コメダのテイクアウトで油断して“すさまじい量”になってしまった写真があるある 受け取ったその後はどうなったのか聞いた
- 「やめてくれ」 会社で使った“伝言メモ”にクレーム→“思わず二度見”の実物が200万表示 「頭に入ってこない」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」