“水兵リーベー……”の暗記もこれでバッチリ!? 時代は今、“元素萌え”ですよ今日は何の日? 萌え曜日!

物理学と化学の分野で日本人3人がノーベル賞を受賞し、化学という言葉がメディアを飛び交う昨今、PHP研究所から元素を萌え擬人化した書籍が登場。身近な元素から危険な元素まで、萌え×元素でどんなケミストリーを見せてくれるのか!?

» 2008年11月05日 14時39分 公開
[雛見沢秀一,ITmedia]

これぞ萌えのケミストリー!

 先日、上野で行われた「菌類のふしぎ展」を観に行った際に、展示物を眺めつつふと“菌も萌え擬人化すればいいのに……”なんて考えてしまいました。もうダメかしれませんね。こんにちは、雛見沢です。

 菌の擬人化もちょっと面白そうですが、今回ご紹介するのはこちら。先月31日にPHP研究所から発売された「元素周期 萌えて覚える化学の基本」です。国や炭が擬人化してアニメ化したり、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のWebサイトに人工衛星の萌え擬人化イラストが公開されたりしていますが、“元素記号”というありそうでなかったジャンルが擬人化し、書籍となりました。

photo 「元素周期 萌えて覚える化学の基本」
監修:満田深雪
編集:スタジオハードデラックス
出版:PHP研究所

 本作では、水素やヘリウムなど118の元素記号を美少女キャラクターに擬人化し、元素の科学的性質や利用法、電子構造図などのスペックデータとともに分かりやすく紹介されています。

 紹介されている元素は、33人のイラストレーターたちがそれぞれ個性あふれる解釈で擬人化しているので、解説書としてだけでなくイラスト集としても楽しめます。学生時代、“水兵リーべ、僕の船”といった感じで元素記号を覚えていたけれど、フライパンや歯磨き粉を使う時は、ツリ目でボブカットの幼女姿をしたフッ素たんを思い浮かべたり、塩を調味料として使うときは、天然っぽいお姉さんなナトリウムたんを思い浮かべるわけです。うーん、萌えながら化学の勉強ができるなんて、いい時代になったものだ。これで科学のテストもバッチリって寸法ですよ!

 ここで紹介した元素以外にも、魅力的なイラストで描かれた元素たちが100以上いるので、お気に入りの元素がきっと見つかるはず。若者の理数系離れが叫ばれていますが、そんなもの本作を読めば一発で解決です。“日本人科学者三人のノーベル賞受賞”というグッドニュースも合わさって、理数系業界がどんどん盛り上がってほしいものです。

 そしてゆくゆくは元素の次に菌の擬人化を! なんて考えている雛見沢でした。

 ……“オリゼーたん”とか、萌えると思うんだけどなぁ。


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