次回バージョンアップ情報満載の「ヴァナ★フェス2008 in 後楽園」スペシャルトークセッション編(2/3 ページ)

» 2008年11月25日 18時35分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]

トークセッション第2部ではタキシード実装や、シャントット様の「ディシディア ファイナルファンタジー」降臨の話題も

フィールド・オブ・ヴァラーで調べる本、Field Manualはこんな感じで見えるらしい

 ユーザー参加型のイベントをはさんだ後には、トークセッションの第2部が第1部と同じメンバーで行われた。こちらもバージョンアップ最新情報をメインに、現役プレイヤーにはうれしい内容がズラリと揃っていた。

 最初に発表されたのは初心者や低レベルプレイヤーが楽しめる、あるいはパーティメンバー募集の待ち時間などを利用して遊べるコンテンツ、「フィールド・オブ・ヴァラー(Fields of Valor)」だ。アウトポストや街周辺にある「Field Manual」という本を調べると、「〜を何匹倒してこい」というようなクエストが受けられ、コンプリートすると経験値とギルが得られるというもの。松井氏は本システムの実装について、「レベル50ぐらいまではもっとテンポよく成長してもよいはず。初期エリアに人がいないため付加価値を与える」ことも目的のうちであると述べた。クエストはパーティでも遂行可能だが、ヴァナ時間で1日に1回という制限が設定されている。

 さらに戦闘終了後に宝箱が出現する「Treasure Casket」。こちらは「家庭用ゲームで味わった、宝箱がポロっと出てくるうれしさの再現」を目指し実装したかったシステムで、中身には戦闘時に役立つ薬品系のアイテムやこの宝箱からしか入手できない装備アイテムなどが入っている。両システム共にまず初期エリアに設定され、徐々にエリアを広げていく予定だ。

宝箱からしか出ない装備品(手足)
戦闘後にこんな大きな宝箱が出てきたら、確かにちょっとワクワクするかも。宝箱型モンスターだった! というオチでないことを願ったり

バトルディレクターの松井氏(左)とプランナーの権代氏(右)

 トークセッション第2部、2つ目の話題は学者と踊り子について。前回のバージョンアップではメリットポイントのグループ1が解放されたが、「冬休みぐらいには実際に遊んでもらえるように」ということで、次回バージョンアップというかなり早いタイミングでグループ2も解放される予定だ。本イベントでは学者のグループ2の能力として現在予定しているものを公開。踊り子に関してはハリウッドで開催されるイベントまで残念ながら秘密だ。

 さて、学者のグループ2能力で公開されたものは、以下の通りである。

不惜身命の章(ふしゃくしんみょうのしょう) Altruism白のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の白魔法の命中率をアップ
一心精進の章(いっしんしょうじんのしょう) Focalization黒のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の黒魔法の命中率をアップ
天衣無縫の章(てんいむほうのしょう) Tranquility白のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の白魔法の敵対心を下げる
無憂無風の章(むゆうむふうのしょう) Equanimity黒のグリモア戦術魔道書アビリティ(必要Charge:2)次の黒魔法の敵対心を下げる
大悟徹底(たいごてってい) Enlightenment-グリモアに関わらず次の1回だけ白魔法、黒魔法ともに特化し、両方の補遺の魔法を詠唱可能。使用間隔:10分
陣頭指揮(じんとうしき) Stormsurge-陣の効果に、天候の属性に対応するステータスアップ効果を付与。初期値:ステータス+3

 この他には、なぜか今まで実装されていなかった男性用衣装「タキシード」がようやくゲーム内に登場する。価格はウェディングドレスと同じ5万ギルだが、過去に結婚式を挙げたプレイヤーについては、期間限定のNPCからもらうか合成でも生産可能である。

学者のレリック装束(通称AF2)画像がこちら。襟元の赤がアクセントでなかなか可愛いデザインになっている

追加シナリオ3作品の制作が決定に


 従来の拡張ディスクという形でパッケージ販売されてきた「FFXI」とはちょっと趣向が異なる、追加シナリオ3本の概要が本イベントで発表された。これは過去の拡張ディスクのように新たなマップが加わるような横への広がりではなく、既存マップでまだ語られていないヴァナ・ディールの話を掘り下げていくのがコンセプト。一話完結タイプで、レベル30ぐらいからレベル75にまたがる壮大なクエストで、高レベルのプレイヤーならおおよそ1カ月〜2カ月程度でクリアできるという。

 各シナリオのタイトルは「石の見る夢」「戦慄!モグ祭りの夜」「シャントット帝国の陰謀」と本編にはないユニークなものばかりで、シナリオ開発には通常の拡張ディスクとは別に、特別チームが編成されている。シナリオを担当したのはFFXIにおいて「ジラートの幻影」まで関わっていた、加藤正人氏だ。「お帰りなさい、ヴァナ・ディールへ」とステージに迎えられた加藤氏は、「7年ぶりにFFXIのシナリオを書くということで、それなりに気合を入れつつユニークなものにしました。期待して待っていてください」と語った。石の見る夢は春ぐらいには、残りの2つの追加シナリオについても数カ月おきのスパンでリリースされる。価格は1000円前後を予定している。

「石の見る夢 〜ヴァナ・ディール最終頌 魂の返歌」FFXIの総まとめにあたるような話を書きたい加藤氏により、世界観や背景設定がおさらいできるストーリーに。イラスト:寺田克也氏
「戦慄! モグ祭りの夜 〜ヴァナ・ディール 史上最小の作戦」モグの話が1本欲しいということで、モグ一族の仁義無き戦いが見える……という内容が気になる粗筋だ。本シナリオをプレイすると、コレまで以上にモグがいとおしくなるんだとかイラスト:末弥純氏
「シャントット帝国の陰謀 〜 ヴァナ・ディール史上最凶の作戦」シャントット博士が行方不明になった後、ドルチェ・シャントットなる人物が黒タル軍団を率いて登場する、恐ろしい(?)ストーリー。シナリオはまだ執筆中とのこと。イラスト:皆川史生氏

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/15/news016.jpg 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. /nl/articles/2411/16/news077.jpg 大谷翔平、インスタ最新投稿で活躍シーンのハイライト公開 一瞬映る“妻・真美子さんと母・加代子さんの笑顔満開ハイタッチ”に注目
  3. /nl/articles/2411/16/news007.jpg まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  4. /nl/articles/2411/14/news014.jpg ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  5. /nl/articles/2411/16/news039.jpg 「ディズニーのそういう所だよ」 1歳息子、初ディズニーで言われた“まさかの一言”は…… キャストの愛ある“神対応”が656万表示
  6. /nl/articles/2411/14/news169.jpg 「ちょっと怖い!!」 ミニトマト“1粒”を土に埋めて1カ月育てたら…… → “予想外の光景”に驚がく 「そうなるとは」
  7. /nl/articles/2411/15/news162.jpg 「とんだ裏切りwww」 整骨院が休業→店舗の張り紙を見たら…… “まさかの理由”にツッコミ殺到 「これは仕方ない」
  8. /nl/articles/2411/15/news187.jpg 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議
  9. /nl/articles/2411/16/news014.jpg 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  10. /nl/articles/2411/11/news056.jpg 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」
先週の総合アクセスTOP10
  1. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  2. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  3. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  4. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」
  5. イモト、突然「今日まさかの納車です」と“圧倒的人気車”を購入 こだわりのオプションも披露し光岡自動車からの乗り換えを明かす
  6. 「この動画お蔵かも」 親子デートの辻希美、“食事中のマナー”に集中砲火で猛省……16歳長女が説教「自分がやられたらどう思うか」
  7. 老けて見える25歳男性を評判の理容師がカットしたら…… 別人級の変身と若返りが3700万再生「ベストオブベストの変貌」「めちゃハンサム」【米】
  8. 「ガチでレア品」 祖父が所持するSuica、ペンギンの向きをよく見ると……? 懐かしくて貴重な1枚に「すげえええ」「鉄道好きなら超欲しい」と興奮の声
  9. 「デコピンの写真ください」→ドジャースが無言の“神対応” 「真美子さんに抱っこされてる」「かわいすぎ」
  10. 「天才」 グレーとホワイトの毛糸をひたすら編んでいくと…… でっかいあのキャラクター完成に「すごい」「編み図をシェアして」【海外】
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた