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» 2009年01月27日 17時56分 公開

日々是遊戯:ブームのきっかけは「BASARA」――乙女もハマる、歴史専門店「時代屋」に行ってきました

「戦国BASARA」がきっかけで、歴史にハマる女子・通称「歴女(れきじょ)」が増えているらしい。ということで、神田小川町にある「歴史」専門書店に行ってみました。

[池谷勇人,ITmedia]

「歴史」グッズなら何でもそろいます

「歴史時代書房 時代屋」は、神保町の古書店街にも近く、若い女性から年配の男性まで客層は幅広い

 新聞やテレビなど、最近あちこちで「歴女(れきじょ)」という言葉を目にするようになった。「歴史好きな女子」だから略して「歴女」。そんな「歴女」たちが集まるお店が神田小川町にあると聞き、さっそく足を運んでみた。

 お店の名前は「歴史時代書房 時代屋」。その名のとおり「歴史」に関連する書籍をはじめ、グッズやDVD、ゲームソフトまで幅広く扱う、日本初の“歴史”専門店だ。昨今の「歴史ブーム」に伴い、さまざまなメディアで紹介されている有名店なので、聞いたことがある、実際に行ったことがあるという人も多いかもしれない。

 自動ドアをくぐると、いきなり武田信玄の甲冑と太刀に出迎えられる。1階は書籍、2階は雑貨とそれぞれフロアが分かれており、貴重な絶版古書から有名武将の家紋入りグッズまで、とにかく「歴史」とタグがつくものならなんでもそろう。もちろんゲームコーナーもあるが、「戦国無双」シリーズや「戦国BASARA」シリーズといった“歴史ゲーム”ばかりがずらりと並んでいるのはなかなか貴重な光景。また、スタッフが全員和服というのも、歴史好きにはうれしいポイントかもしれない。

 同店を展開する、時代屋グループの宮本みゆきさんによれば、オープンしたての2006年時点では男性客が全体の8割以上を占めていたが、2007年ごろから徐々に女性客の割合が増えはじめ、今では4割以上を女性が占めているとのこと。また年代も、10代後半から30代の若い層が大半だと言い、確かに若い女性を中心に「歴女」人口は増えてきている模様。


同店の「女将」を務める宮本さん。持っているのは売れ筋の「家紋入りクリアファイル」

 ハマる理由は人それぞれだが、特に多いのがゲームからハマるケース。カプコンの「戦国BASARA」で戦国武将に興味を持ち、「もっと知りたい」と調べていくうちに歴史の面白さにハマっていく人が多い、と宮本さんは分析する。「すべて作り物なのではなく、生きた人物がモデルというところが大きい。普通のゲームはその中ですべて完結してしまいますが、歴史ならゲームが終わっても、その人がどこで生まれて、どのように生きたのか、調べればもっと奥がある。そんなところに皆さん惹かれているのでは」(宮本さん)

 今回訪れた神田小川町店以外にも、時代屋グループではお台場や川崎など関東を中心に6店舗を展開中。春にはアニメ版「戦国BASARA」の放送開始も控え、今後ますます注目を集めそうな「時代屋」、ゲームをきっかけに歴史や戦国武将に興味を持った人、一度訪れてみてはいかがですか?


入口ではいきなり、武田信玄の甲冑と太刀がお出迎え
1階は書籍のフロア。中でも時代小説コーナーは「日本一の品ぞろえ」をうたう
階段を上って2階の雑貨フロアへ。店の内装もかなり凝っている

人気の「武将ステッカー」。携帯電話などに転写して使用することができる
DVDやゲームソフトも扱うが、もちろんあくまで「歴史」モノが中心
「戦国BASARA」のボイスフィギュアもちゃんと置いてありました

刀や甲冑などの本格的グッズも扱う。意外に女性にも人気なのだとか
オリジナルキャラクター「ミニブシ」のグッズ開発・販売なども行う
2階の奥には、お茶や軽食が楽しめる「茶屋」スペースも

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