歴代「テイルズ オブ」シリーズの頂点に君臨するのは誰だ!? 「テイルズ オブ バーサス」

バンダイナムコゲームスが2009年夏に贈る、いわば「テイルズ オブ」シリーズのお祭り的ソフトがPSPで発売される。13作品のキャラクターが対決するその先には?

» 2009年04月17日 03時54分 公開
[ITmedia]

狙うはユグドラシルバトル


 「テイルズ オブ」シリーズ歴代キャラクターの夢の対決が実現した。初代「ファンタジア」から最新作「ハーツ」までの13作品、35人の人気キャラクター達がステージ狭しと繰り広げる対戦アクションゲームがPSPで発売される。本作には、ストーリーモードをはじめ、さまざまなモードを搭載し、やり込み要素も十分とのこと。作品の枠を超え、大乱戦を征するのはいったい誰だ?

 なお、メインとなるユグドラシルモード(ストーリーモード)では、ユグドラシルバトルに参加するキャラクターたちの視点で描かれる、立ちふさがる敵と戦っていくという流れ。異世界「ダイランティア」の各地を巡り、さまざまな場所でストーリーが展開される。マップにはさまざまなロケーションが用意されており、最大4人での対戦バトルを勝ち抜いてストーリーを進めていく。また、さまざまなモードに関係したやりこみ要素も用意されている。

最大4人での対戦バトルを勝ち抜いてストーリーを進めていく。また、さまざまなモードに関係した



謎のモード(右)も?

 世界樹が「大いなる実り」としてもたらす根源エネルギー――「マナ」によって支えられた世界“ダイランティア”。「マナ」に溢れた太古の世界で、人類は幸福な幼年期を過ごした。

 しかし、文明の発展とともに人の欲望は肥大し、やがて世界樹が3年に一度結実させるマナの塊「大いなる実り」のみでは、世界全土に繁栄をもたらす事ができなくなってしまう。

 歴史は、無数の勢力が、唯ひとつの「大いなる実り」を巡って争う戦乱の時代に突入する。一部の人々が手にする栄華の陰で、幾百の国が興亡し、幾万の命が散り、幾億の涙が流されていった。

 果てなく続く抗争は、殲滅大戦寸前にまで拡大したが、人類はかろうじて踏みとどまり、全国家間に「世界樹協定」が結ばれた。各国は、戦争ではなく代表戦士「シグルス」による武闘大会で「大いなる実り」の獲得権を競う事を承認した。

 これが人類の理性の産物と呼ばれる「ユグドラシルバトル」の始まりである。世界から国家間の戦争が消滅して百年……現在は4つの大国によってユグドラシルバトルが競われている。


テイルズオブキャラクター達が所属する四大国家

  • 神聖王国「ヘイズル」:もっとも古い歴史と文化を持つ大国。四大国家の中で、これまでもっとも多く世界樹に仕える神子を輩出してきた。礼と伝統を重んじる、少々堅苦しい国柄。
  • 騎士王国「フレスヴェルグ」:英雄王に率いられる騎士国家。国家の誇る2大騎士団は、質実剛健である事を尊び、鍛え抜かれた高い戦闘力を誇る。近年、ソーディアンと呼ばれる特殊兵器を開発したと噂されている。マナの代替エネルギーとして「レンズ」と呼ばれるエネルギー発生装置を研究中。
  • 新帝国「ニーズホッグ」:急速に力をつけ大国にまでのし上がった新興帝国。マナに代わる力として独自の機械文明を発達させている。一説にはフォミクリーと呼ばれるレプリカ技術を完成させたとも言われている。
  • 自由都市連合「ダイン」:広大な辺境地域に点在する数十の自由都市で形成される連合国家。さまざまな種族や文化が混在し、良く言えば自由闊達、悪く言えばまとまりのない野蛮さが特徴。他の大国からは後進国として一等低く見られがちだが、若々しい活力と柔軟な適応性に秘められた潜在能力は、あなどれないものがある。

キャラクター

  • シング・メテオライト(CV:柿原徹也)
  • 出演作品:「テイルズ オブ ハーツ」

 辺境の地からやってきた、不思議な武器を扱う少年。シグルスとしての大会出場権は持たないが、ある大切なものを取り戻すため、どんな願いも叶えるという「大いなる実り」を求めてユグドラシルバトル参加を狙う。その腕前は歴戦の勇士にも引けを取らない、確かなもの。


  • ユーリ・ローウェル(CV:鳥海浩輔)
  • 出演作品:「テイルズ オブ ヴェスペリア」

 なりゆきで自由都市ダインを代表するシグルスとなった青年。自由都市の下町で「なんでも屋」として暮らしている自由人。日の当たらぬ裏社会とも繋がりを持ち、普段からはうかがい知れない顔を持っているらしい。


  • リヒター・アーベント(CV:浜田賢二)
  • 出演作品:「テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-」

 ある男を仇として追い求める孤高の戦士。物静かで理知的な雰囲気を漂わせるが、その瞳の奥には復讐の炎が燃えている。身の上について謎が多く、世界樹とユグドラシルバトル、そして異世界ダイランティアについて、常人では知りえないはずの知識を身に付けている。


  • ルーク・フォン・ファブレ(CV:鈴木千尋)
  • 出演作品:「テイルズ オブ ジ アビス」

 新帝国ニーズホッグの皇子。皇位継承の通過儀礼として、帝国上層部からの強制で嫌々ユグドラシルバトルに参加することに。自分が皇子であることと、その特権を行使できることを当然のものと思っており、非常に態度が大きくわがまま。


  • スタン・エルロン(CV:関 智一)
  • 出演作品:「テイルズ オブ デスティニー」

 騎士王国フレスヴェルグ二大騎士団の団長だったが、現在は国を離れ行動している。3年前のユグドラシルバトルにも参加しており、決勝戦まで勝ちあがる功績を持つ。前回大会中に起きた“ある事件”で盟友を亡くし、仇を追い求めダイランティアを奔走している。


  • クラトス・アウリオン(CV:立木文彦)
  • 出演作品:「テイルズ オブ シンフォニア」

 金で仕事を引き受ける、凄腕の傭兵。神聖王国ヘイズルの代表として雇われ、ユグドラシルバトルに参加する。剣と術を使いこなし、いかなる時も冷静に振舞う歴戦の勇士。その物腰は一介の傭兵とは一線を画するものがあり、謎の多い人物。


  • アニス・タトリン(CV:桃井はるこ)
  • 出演作品:「テイルズ オブ ジ アビス」

 幼いながらもニーズホッグ軍に所属する軍人。人形使い(パペッター)としての腕前は天才的で、新帝国を代表するシグルスとして任命される。歳のわりに現実主義で、将来の夢は玉の輿。


  • マイティ・コングマン(CV:玄田哲章)
  • 出演作品:「テイルズ オブ デスティニー」

 騎士王国の格闘チャンピオン。鍛え上げた己の肉体のみを武器とし、どんな相手にも正面から戦いを挑む様は、民衆の尊敬を集めている。その実力は王国騎士団の団長クラスに匹敵し、国を代表するシグルスとしてユグドラシルバトルに参加する。


 なお、「テイルズ オブ バーサス」のテーマソングには、昨年のデビューから大活躍を続ける「GIRL NEXT DOOR」が担当。本作のために書き下ろされた楽曲は、オープニングなどで使用される。


「テイルズ オブ バーサス」
対応機種PSP
ジャンルアクション
発売予定日2009年夏
価格未定
(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)2009 NBGI
※画面は開発中のものです。


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