あの夏がPSPに帰ってくる――「ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団、ボクと秘密の地図」

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、キラキラと輝いていたひと夏の思い出がよみがえるノスタルジーアドベンチャーを7月2日に発売する。

» 2009年05月15日 05時00分 公開
[ITmedia]
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

昭和60年、瀬戸内海の小さな島にボクは降り立った

 科学万博「つくば博」が開催され、電電公社がNTTへと変わったバブル全盛の1985年(昭和60年)、テレビには「夕やけニャンニャン」が開始し、新人類がちまたにあふれていたころ。ボクは夏休みの1カ月間を過ごすために、瀬戸内海のどこかにある「尾後」(おののち)という小さな町の、小さな島のおじさん一家の家に居候することになった。そこにはキラキラの太陽と海と、ドキドキの冒険が待っていた。


 ソニー・コンピュータエンタテインメントは、「ぼくのなつやすみ3」から2年を経て、あの夏をPSPで発売する。本作の舞台となる瀬戸内海の「尾後」は、5つの島と3つの海からなる小さな町で、プレイヤーは自分のスタイルに合わせた自由気ままな「夏休み」を過ごす。シリーズ1作目が山、2作目は海辺の町、3作目では草原、そして今作では小さな島が舞台となったわけだ。制作はミレニアムキッチン(監督・脚本・ゲームデザイン 綾部和氏)、キャラクターデザインを上田三根子氏と、いつもの「ぼくなつ」開発陣が再集結した。ちなみに来年で「ぼくなつ」も10周年を迎える。

 プレイヤーは、虫相撲や魚釣り、時には宝探しをしながら、過ぎゆく夏の1カ月を体験する。もちろん、何もしないで、ただ潮騒を聞いて暮らすのだってあり。いつか体験したあの夏を思い出しながら、郷愁に誘われてみるのはいかがだろうか?

本作では、活発で元気いっぱいな性格の男の子が主人公。ボク(小4)の両隣にいるのはボクといっしょにおじの家に居候する親戚の美少女キミコちゃん(小4)と、シリーズ史上最大のライバルとなるおじの家の長男、太陽くん(小5)。ばあちゃん/キミコ/おば /ボク/おじ/太陽/漫画姉/ウルトラ(飼い犬)と並ぶ


夏休みとはいえば

 夏休みをテーマにしている本作にはたくさんの“夏”が詰まっている。

昆虫採集

今回から虫かごの他に水槽も登場。水の中に棲む昆虫を捕まえたり、飼うことができるようになる。虫の捕獲方法は虫あみだけではない。甲虫の木、ドブ板の下、石めくりなどでも採取可能。水槽は高額なアイテムなので、ほかのものでも代用できるらしい

海を泳ぐ

今回は瀬戸内海が舞台。当然、隣の島までそのまま泳いで行って上陸することもできる。5つの島と3つの海を縦横無尽に行き来して、自由にこの世界を遊びつくせる。瀬戸内らしく海中にはハマチの養殖いかだなどもある。海底で何かを見つけたようだが?

魚釣りと魚料理

今回は魚を釣るだけではなく、条件さえクリアすれば、おばちゃんに頼んで料理してもらうこともできる。魚料理のレパートリーは約30種類

盆踊り

盆踊りで踊ることも、そして太鼓を叩いてライバルの太陽くんと勝負することも可能。本格的な難易度の太鼓叩きは事前に練習期間がある。鐘楼流し見物もある

おじの家に親戚が大集合

お盆といえば親戚が顔を合わせる風景を思い浮かべる人も多いはず。大勢で囲む食卓というのも楽しいもの。12人がひとつ屋根の下に寝泊りすることも

虫相撲と虫相撲大会

虫相撲で虫が出す技の種類は約150種類と大幅アップ。鍛える、育てる、名前をつける、技を覚えさせる、チームを組む、大会に出場させるなど、遊びの要素が充実している。今回のテーマは「少数の虫を長期間、ていねいに育てる」こと。試合、道場、鍛え道具の3つのモードが用意されている

個人戦のほかに、シリーズ初となる団体戦が用意。団体戦ではチーム編成の良し悪しが勝敗の鍵を握るとか。夏休み中の虫相撲大会は予備大会、団体戦、個人戦の計3回

モン消し集め

今回初登場のモンスター消しゴムは、モンスターチョコのおまけ人形、略して「モン消し」。これで、モン消し相撲をばっちり楽しめる。なにやら最新の物理演算技術を本格的に導入した、ある意味無駄に豪華

太陽くんの部屋に貼られているモン消しポスター。なにやらバックストーリーもしっかりと作りこまれているらしい。どこで入手できるのか?

水軍の宝の古地図を探せ

大きな目的の一つに、おじちゃんから出された夏休みの宿題を解くことがある。宿題は大昔に隠されたという伝説の5枚の水軍の古地図集め。戦国時代に瀬戸内海で活躍した海賊が隠した宝の地図を探そう。ちなみに、水軍の古地図は、ガチャガチャの丸いケースのような容器に入っている……らしい

ボクとキミコ(島波公子)。ともに10歳


「ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団、ボクと秘密の地図」
対応機種PSP
ジャンルなつやすみアドベンチャー
発売予定日2009年7月2日
価格(税込)4980円(ダウンロード版:3800円)
(C)Sony Computer Entertainment Inc.

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  4. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  5. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  8. ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
  9. 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
  10. セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  2. 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
  3. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  4. アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  8. 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」