400万のハンターたちよ、「狩り」の準備はいいか? カプコン、新作発表会で「モンスターハンターポータブル 3rd」を発表
PSP史上最大のヒット作となった前作「モンスターハンターポータブル 2nd G」から2年。誰もが待ち望んだ最新作「モンスターハンターポータブル 3rd」がついに正式発表された。
再び「狩り」の季節が到来
速報でもお伝えしたとおり、カプコンは3月16日、東京・港区の八芳園にて「モンスターハンター新作発表会」を開催。その中で「モンスターハンターポータブル 3rd(サード)」を2010年末に発売すると発表した。ハードはプレイステーション・ポータブルで、価格は今のところ未定。
プロデューサーは前作に引き続き、カプコンの辻本良三氏が務める。辻本氏が会場で語った内容によれば、今作では心機一転・和風の雰囲気を持つ「ユクモ村」が拠点に。そのほか多数の新モンスター、新フィールドが登場する予定だという。今回はプロモーション映像の上映と簡単な概要紹介に留まったが、これまでの「MHP」シリーズの流れを踏襲するなら、おそらくベースは据え置き機版最新作「モンスターハンター3(トライ)」だろう。これに「ポータブル」ならではの新要素を多数盛り込んだものが「モンスターハンターポータブル 3rd(サード)」になるのではないかと予想される。
唯一、辻本氏の口から新要素として語られたのが「オトモアイルー」について。辻本氏によれば、今作では最大2体のオトモを冒険に連れていくことができ(シングルプレイ時のみ)、さらにオトモの武器防具を付け替えることもできるという。会場ではいつもの着ぐるみオトモ(ドングリ装備)のほか、新顔のオトモ(レウス装備)の姿も見ることができたので、少なくともレウス装備の登場は確定と見てよさそう。装備を変更することで果たしてどのような効果があるのか、今後の情報公開に期待したいところだ。
そのほか、会場では最新のプロモーション映像を初公開。残念ながら撮影は禁止とのことだったが、映像から確認できた点などを以下にまとめてみたので参考にしてみてほしい。ただしいずれも確定情報ではなく、あくまで筆者が「目で確認しただけ」という点にご注意いただきたい。
- 和風の雰囲気を持つ新拠点、ユクモ村
- 温泉あり。おそらく混浴
- 青い羽根を持つ、キウィ(鳥)のような新小型モンスター
- 青いウロコに覆われた、アルマジロとクマを足したような新大型モンスター
- 既存の大型種ではリオレイア、ボルボロス、ロアルドロス、ドスジャギィ、クルペッコ、ギギネブラ、ベリオロス、アグナコトル、リオレウス、ティガレックス、ナルガクルガの姿を確認
- 「MH3」のモンスターだけでなく、ティガレックスやナルガクルガなども登場
- ラギアクルスやチャナガブルといった海竜種は確認できず
- 孤島、砂原、水没林、凍土、火山らしきフィールドは確認
- 水中のシーンは確認できず
- 竹林のような新エリア。村の一部?
- タケノコのような採取ポイント
- はるか崖の上、樹の枝をつたって移動するシーン
- 見たことがないオトモアイルーの装備
- 武器は大剣、ランス、太刀、片手剣、ハンマー、ボウガン、ガンランス、スラッシュアックスを確認
- ガンランスは見た目だけでなく、きちんと砲撃アクションもアリ
- ガンランスに振り下ろし攻撃のようなモーション追加
- PVの最後に、青い体毛と黄色い角を持つ新大型モンスター。おそらくメインCGのバックに描かれているもの
PVを見るかぎり、登場モンスターやフィールド、登場武器などはやはり「MH3」準拠と見てよさそう。しかし一方で「MH3」には登場しなかったティガレックスやナルガクルガをはじめ、見たことがないモンスターやフィールドの映像も多数見られ、本作が単なるベタ移植でないことを物語っている。会場で上映されたムービーについては、本日オープンの公式サイトおよびYouTube内「CapcomChannel」でも公開されているので、気になる人はぜひ自分の目で確かめてみるといいだろう。
最後に辻本氏は「まだ紹介していないコミュニケーション要素をはじめ、ますます狩りを楽しめるような新要素を多数盛り込んでいます。必ずやみなさんのご期待に添えるものに仕上げますので、ぜひ今後の新情報にご注目ください」と述べ、プレゼンテーションを締めくくった。年末の発売まであと9カ月、シリーズファンにとってはこれから嬉しくも待ち遠しい日々が続くことになりそうだ。
※ゲーム画面は開発中のものです。
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