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» 2010年09月15日 14時09分 公開

原宿からフランス、そして世界へアニソンを発信!! 「Anime Songs Night in Harajuku〜 Jump to the world 〜」リポート (2/2)

[OH編集部,ITmedia]
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実力派シンガーが続々と登場!

喜多修平のステージングは印象的なスポットライトも相まって激しいアクトに

 すっかり上がったステージを引き継いだのは本日唯一の男性シンガー、喜多修平。アニメ専門チャンネル・アニマックスの公開オーディションで優勝を飾りデビューした喜多だけに、楽曲もアニソンが中心かつ歌唱力も折り紙付き。赤と白のストライプ・ライトを浴びながら、デビュー曲でもあるロックサウンド「Breakin' through」(アニメ「ペルソナ〜トリニティ・ソウル〜」OP)を熱唱。

 が、続く2曲目はバラードナンバー「一斉の声」(アニメ「夏目友人帳」OP)を歌い上げ、自慢の声をたっぷりと堪能させる。ラストナンバー・3曲目は「Secret Garden」(PSP用ソフト「乙女的恋革命ラブレボ!! Portable」OP)は、自身初となる作詞作曲にも挑戦した意欲作。こちらは自然とクラップも発生した、ギター・リフが心地よい爽やかなロックナンバーとなっていた。


まったり系トークも魅力なELISA。まずはしっとりと聴かせる「HIKARI」を披露

 オープニングからハイテンポな楽曲が多く続く中、続いて鳴り響いたイントロは「HIKARI」(アニメ「隠の王」ED)。そう、ELISAの登場だ。美しいピアノの前奏と美しく綴るバラードナンバーで、打ち振られていたサイリウムもすっかりヨコ揺れに。

ELISA「皆さん、こーんばーんわー!」

ファン「こーんばーんわー!!」

ELISA「ボンジュール!」

ファン「ボンジュール!!」

ELISA「あとね、ウィーン!」

ファン「……???」

ELISA「え? えっ? 違うの? ウィーン。わ、凄い。始めてこんなグダグダになりました(笑)」

 歌い終えての挨拶では、独特の不思議な感性でファンを混乱に巻き込んでいくELISA。どうやらオーストリアの首都・ウィーンを「フランス語の挨拶的な何か」だと思い込んでいたようだ。

ELISA「ボンジュールと同じにおいがしたので。違うみたいですね?」

 続くMCでも不思議な世界は続く。

ELISA「待ち時間の間、楽屋で『ゼルダ』やってたんです。……今ゲームボーイ・アドバンスにはまってて」

ファン「ええぇっ!?」

ELISA「ELISAを電車とかで見かけたら通信対戦して欲しいので、みんなもアドバンスと対戦ケーブル買っておいてください」

ファン「えええぇっ(笑)」

 DSではなくまさかのアドバンス・アピールから、「しっとりとした曲の次は、盛り上がる曲を!」ということで、「Real Force」(アニメ「とある科学の超電磁砲」ED)へ。人気アニメの人気楽曲が飛び出したことで、フロアも我に返って不思議空間から脱出。即座に臨戦態勢へと戻り、大コールに加えてモッシュにも近いジャンプを繰り返す一団まで現れた。

ふんわりとしたトークから一転、ダイブも飛び出す激アツの1曲を投入する

配信ラスト&イベントラストも実力派が締める

アニソン界の第一線を走り続ける米倉千尋

 本日の海外へのライブ配信分、その最後のシンガーとなるのは米倉千尋。数多くのアニソン楽曲を提供する実力派の登場で、更に会場はヒートアップする。

 登場と同時に鳴り響いたのは「WILL」(アニメ「仙界伝 封神演義」OP)。米倉の楽曲にはそれぞれにファンも多いが、中でもとくに人気の1曲を自身のオープニングに選曲し、会場のボルテージも更に増す。シンガーとしてのキャリアも、本日登場したアーティスト達の中では群を抜くだけに、そのライブアクトも完璧だ。

米倉「(カメラに向かって)フランスの皆さん、ボーンジュール! アニメソングを通して世界の人たちと繋がって行けたら、本当に幸せなことだと思います。そんな気持ちを込めて……映るでしょうかね?」

 こういってカメラに向かって指を差し出すと、なんとネイルがトリコロール・カラーに。この粋な計らいに会場からは大拍手が巻き起こるが、照れ隠しなのか「ちっちゃなことからコツコツとね?」とおどけてみせる。

 続けて自身も上海万博にてライブを行ったこと、アニメソングを通して世界中が楽しめれば、との思いを語り、続けて2曲目「Butterfly Kiss」(アニメ「RAVE」OP)、立て続けに「嵐の中で輝いて」(OVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」OP)を披露。なおこの日の第1部にも米倉は出演していたが、その際には「Butterfly Kiss」に代わり、「08小隊」EDテーマである「10 YEARS AFTER」が歌われていた。他にもELISA、喜多修平も一部、第1部と第2部でセットを変えてのライブになっており、両方参加するファンも多かったが各アーティストの様々な曲が楽しめるような構成となっていた。

第一部、第二部ともに、歌う曲すべてが「アニソン・アンセム」とも呼べる定番曲だ

独特の世界観を美しい歌声で創り上げるKalafina

 この米倉のライブをもって、海外配信パートは終了に。しかしイベント自体は続き、ラストステージを務めるKalafinaが登場。どこか異世界めいた楽曲を多数提供するユニットだからか、ステージ上のスクリーンには幾何学模様を描いた美しい映像も投影される。

 劇場版アニメ「空の境界」シリーズ7部作へ楽曲を提供するために結成されたというKalafinaだけに、トップナンバーはインスト曲「overture」から繋ぐ「oblivious」(「空の境界 第一章 俯瞰風景」ED)。ユニットの原点にして代表曲からのライブスタートだ。

 高く透き通るようなWakanaと、低音域をしっかり聴かせるKeiko、そしてふたりの声色を繋ぐHikaruのヴォーカル。この日の他のアーティストとはまったく異なる、というよりも似ているアーティストを探す方が難しい、独特の世界を歌声で作り上げていく美しいステージだ。

デビュー曲にしてヒット曲でもある『oblivious』。幻想的なステージにファンも心地よく浸る

 前述のように「空の境界」のために結成されたKalafinaだが、予想外の人気にシリーズ終了後も活動を決定、そして提供されたのが2曲目「Lacrimosa」(アニメ「黒執事」ED)だ。バラードと呼ぶほど緩やかでもなく、ポップスでもロックでもない、「Kalafinaらしい曲」という表現がしっくりするナンバーに続き、「光の旋律」(アニメ「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」OP)へ。これまたKalafinaらしい曲調ながら、前2曲とも異なるアイリッシュ・フォーク調の優しげな旋律でライブを締めくくった。

異なる曲調の楽曲でも、聴き終えると「Kalafinaらしい」印象を受けるのが不思議だ

Anime Songs Night in Harajuku〜 Jump to the world 〜 2nd Stage
01 魔訶不思議アドベンチャー〜キューティーハニー(TOKYO BRASS STYLE) 
02 残酷な天使のテーゼ〜となりのトトロ(TOKYO BRASS STYLE)
03 Brave your truth(Daisy×Daisy)
04 higher self(Daisy×Daisy)
05 Dream Road(Daisy×Daisy)
06 Breakin' through(喜多修平)
07 一斉の声(喜多修平)
08 Secret Garden(喜多修平)
09 HIKARI(ELISA)
10 Real Force(ELISA)
11 WILL(米倉千尋)
12 Butterfly Kiss(米倉千尋)
13 嵐の中で輝いて(米倉千尋)
14 overture〜oblivious(Kalafina)
15 Lacrimosa(Kalafina)
16 光の旋律(Kalafina)
※文中敬称略


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