ニュース
» 2012年02月15日 19時12分 公開

「アイマス」デコレーションカーでFun to Drive!――「アイドルマスター×アムラックス コラボレーションイベント〜生っすか!?サンデー 出張版〜」リポート

メーカーオフィシャル「痛車」登場で話題となった、アムラックス東京と「アイドルマスター」コラボキャンペーンの第2弾が2月11日からスタート。「乗れるデコレーションカー」を実際に予約して試乗してみた。

[戸村賢一,ITmedia]

展示用デコレーションカーはWISHに。館内13カ所にも「アイマス」メンバーが

 アムラックス東京と「アイドルマスター」のコラボレーションキャンペーンは、昨年10月に引き続き2度目の開催。今回は展示車として「アイドルマスター」のデコレーションをしたWISHが展示されるほか、前回のヴィッツに引き続き、試乗できるデコレーションカーがプリウスとラクティスの2台用意されている。

 クルマ好きの人には今さら説明不要だが、アムラックス東京には国内で販売中の「トヨタ」ブランド乗用車全車種が展示されているほか、ドライブシミュレーターやITS体験コーナーなども用意されている。今回のイベントでは、そのうち13台の展示に「アイドルマスター」キャラクターによるお勧めメッセージが添えられている。また、会場内の1階〜4階ではQRコードによるスタンプラリーも実施されており、全部のQRコードを集めるとオリジナル待ち受け画面もプレゼントされる。

 といっても、イベントのハイライトは、やはり「アイマス」デコレーションカーを実際に運転して楽しめる、というところだろう。アムラックスが通常のショールームと大きく違うのが、一部車両についてはトヨタレンタカーが「タイムレンタル」として60分または90分間、有料で貸し出しを行っている点。今回試乗した「アイドルマスター」デコレーションカーも、タイムレンタルサービスで貸し出されるもので、3月31日までのイベント開催期間中は、休館日を除き毎日受け付けている。利用料金は平日・休日とも60分で1000円。ほかの車種は60分の場合平日1000円、休日1500円なので、休日に乗る場合はお得だったりする。

 アニメやゲームのキャラクターでクルマをデコレーションする「痛車」は、一時に比べれば市民権を得てきており、秋葉原などに行けば見かけることも少なくない。とはいえ、実際に自分で「痛車」を作るのは大変だし、メーカーオフィシャルの「痛車」に乗る機会など、メーカーがスポンサードするレーシングドライバーにでもならない限りまず訪れない。さらに台数が少ないことから、メディア向けの試乗会も予定なし。ということで、今回はなんとしてもこのデコレーションカーに乗るべく、予約開始初日に連絡してみたところ、2月11日の午後4時30分からプリウスの予約に成功した。

 予約後、アムラックス東京の広報担当者に伺ったところ、もともとは「クルマ離れが進むなか、何とか普段乗らない人にもクルマに触れて欲しい」ということで企画したキャンペーンで、昨年10月もデコレーションカーの試乗は好評だったとのこと。その際には、「次はプリウスに乗りたい」という声が非常に多かったという。そこで、今回はそのプリウスとラクティスの2台体制でイベントを行うことになったそうだ。

 レンタル開始の15分前に、地下2階にあるタイムレンタル受付に行き、レンタカー貸し出しの受付を行う。運転免許証を見せて申込書類への記入といった手続きは、普通にレンタカーを借りる手続きと同じ。ただ、60分で安心して帰れるよう、お勧めコースマップが渡されるところだけがちょっと違う。実際、都心をドライブした経験が少ないと、60分でどれぐらい走れるか見当がつかないので、コースマップがあるのはありがたい。10分ほどで手続きを済ませると、お目当てのプリウスがやってきた。これまた普通のレンタカーと同じように外装の傷をチェックしてサインを済ませると、いよいよドライブへ出発だ。


アムラックス東京1Fに展示されている、「アイドルマスター」デコレーション仕様のWISH


地下1階から4階の館内にちらばる13車種を「アイマス」登場キャラクターがこのように紹介している
アイマスとは関係ないが、アムラックス東京にはトヨタブランドの最高級車「センチュリー」の展示車両も

菊地真のノリノリDJをバックに60分間を快走!

 まずはプリウスに乗り込み、シートベルトを締め、ハンドル横の電源スイッチを押す。ハイブリッド車のプリウスは、アクセルを踏んで走り出さないとエンジンは回らないので、最初にやるのは「エンジンをかける」ではなく「電源を入れる」になる。電源を入れただけの室内は驚くほど静かで、そこにカーオーディオから「こんにちは〜、アムラックス東京、広報宣伝担当の菊地真で〜す」という菊地真の声が流れてきた。

 実は、このデコレーションカーは、車内でしか聴けない特別プログラムをカーオーディオに搭載。特別プログラムは約45分の内容になっているので、ドライブ中は「アイドルマスター」の世界に浸りながら走れる、というわけなのだ。なお、真くんはプリウスのみの担当で、ラクティスの方は萩原雪歩がメインDJを務めるのだそうだ。

 さて、菊地真の歌を聴きながらアムラックスの駐車場を出た私は、お勧めマップ通り駒込方面へと向かった。途中、暗くならないうちにと護国寺付近のコインパーキングで記念撮影(?)をし、あとはひたすら「アイマス」サウンドを聴きながらクルマを走らせる。エンジンがかかってからも、プリウスの車内は静かで、オーディオのボリュームをかなり絞っても十分楽しめるうえ、50キロメートルアワー程度のスピードでは風きり音もほとんどしない。タイムレンタルでは、渋滞で時間が読めないことから首都高速は走行禁止だが、より高速での走行も試してみたいところだ。その渋滞も、土曜日とあってこの日は道の流れはとてもスムーズで、20分とかからないうちに駒込・六義園前まで来てしまった。

 このままお勧めコースを走り続けると、40分かからずにアムラックス東京へと着いてしまうので、駒込付近で細かい寄り道をしながら帰ることにした。特別プログラムの方は、DJ・菊地真のトークが絶好調で、自分の曲ばかりかけまくるうえ「新しいかわいい系あいさつ」を披露するなどやりたい放題。真色全開でこのままいくのかなぁと思っていたところで「何か、ドライブと違う雰囲気に行っちゃってるんですけど……」という萩原雪歩からのツッコミが入る展開に。その後、アイマスメンバー総出演の「idol m@ster」などがかかり、ほぼぴったり45分で特別プログラムは終了した。そのころには、アムラックス東京のすぐ近くまで到着していたのだが、入り口のところで道に迷ってしまい、結局返却したのは5時25分とぎりぎりに。やはり、60分みっちり走ろうとせず、45分を目安に帰ってくるのがちょうどいいようだ。

 最後に、乗ってみた感想を一言でいうなら「やはりクルマは乗ってなんぼ」というもので、せっかくデコレーションカーを見に行くのであれば、タイムレンタルも試してみるのが断然おすすめ。しかも、試乗車限定の特別プログラムまで用意されているので、1000円払えばそれを聞けると考えてもお得なのではないだろうか。とはいえ、道中では2度ほど写真を撮られたので、多少は注目を集めることも覚悟した方がいいかもしれない。また、とある痛車雑誌の編集者によると「痛車乗りはGT-RとかRX-7といったスポーツカー好きが結構多い」そうだ。トヨタでも、久々の本格スポーツカー「86」が先日デビューしたばかり。もし次回企画があるようなら「86」ベースで1台、というのはどうだろうか?


地下2階にある「タイムレンタル」受付カウンターで、デコレーションカーのレンタルの受付を行う
「タイムレンタル」にはデコレーションカーだけでなくさまざまな車種をラインアップ。この日は土曜日のため、数多くの予約が入っていた
報道向けに公開された、もうひとつのデコレーションカー・ラクティス。こちらのDJは萩原雪歩が担当する

アムラックス東京を出てすぐのコインパーキングで、デコレーションプリウスを記念撮影!
デコレーションカーの試乗をするともらえる、オリジナルの特別名刺。プリウスは菊地真、ラクティスは萩原雪歩の名刺だけが手にはいるので、2枚欲しい人は両方に試乗しよう

(c)NBGI/PROJECT iM@S

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2311/29/news051.jpg 900万再生のワンコに「電車で笑ってしまった」「つられてめちゃくちゃ笑っちゃうw」 “突然魔王になった犬”に腹を抱える人続出
  2. /nl/articles/2311/29/news033.jpg 秋田犬が娘の宿題を見守ると……「驚くほど美脚すぎる!」と900万再生 「立ち方凄い」「人にしか見えない」
  3. /nl/articles/2208/06/news075.jpg 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. /nl/articles/2311/28/news159.jpg サントリーのウイスキー値上げ額詳細が公開されSNSでも嘆きの声 「もう買えない……」「今ですら厳しいのに」
  5. /nl/articles/2311/29/news146.jpg “ベスト級に美しい芸能人”、出会った上沼恵美子が大絶賛 あまりの完璧超人ぶりにほれぼれ「人間として魅力を備えてて」「頭がいい育ちがいい」
  6. /nl/articles/2311/29/news022.jpg 留守番中の子猫を見守りカメラで確認したら…… 何度も「ママぁー!!!」と泣く姿に「切ない」「一目散に帰らなければ」
  7. /nl/articles/2311/29/news116.jpg 32歳になった河北麻友子、“家族そろった記念ショット”を出産後初公開 幼子抱えて大笑いの夫婦に「最高だねえって言いたくなる」
  8. /nl/articles/2311/28/news170.jpg DAIGO、コンビニで“大物スター”とまさかの遭遇 2日連続の出会いに「すごい奇跡」「これは運命」
  9. /nl/articles/2311/29/news043.jpg マックで「プレーンなバーガーください」と頼んだら……? 出てきた“予想外の一品”に驚き「知らなかった」
  10. /nl/articles/2311/29/news028.jpg 寂しくて「えーんえーん」と泣くワンコ、後ろにいる飼い主に気付くと…… 激変する表情のギャップがたまらない
先週の総合アクセスTOP10
  1. 大好物のエビを見せたらイカが豹変! 姿を変えて興奮する姿に「怖い」「ポケモンかと思った」
  2. 「3カ月で1億円」の加藤紗里、オーナー務める銀座クラブの開店をお祝い “大蛇タトゥー”&金髪での着物姿に「極妻感が否めない」
  3. 愛犬と外出中「飼いきれなくなったのがいて、それと同じ犬なんだ。タダで持ってきなよ」と言われ…… 飼育放棄された超大型犬の保護に「涙止まりません」
  4. ミキ亜生、駅で出会った“謎のおばさん”に恐怖「めっちゃ見てくる」 意外な正体にツッコミ殺到「おばさん呼びすんな」「マダム感ww」
  5. 永野芽郁、初マイバイクで憧れ続けたハーレーをゲット 「みんな見ろ私を!」とテンション全開で聖地ツーリング
  6. 道路脇のパイプ穴をのぞいたら大量の…… 思わず笑ってしまう驚きの出会いに「集合住宅ですね」の声
  7. 柴犬が先生に抱っこしてほしくて見せた“奥の手”に爆笑&もん絶! キュンキュンするアピールに「あざとすぎて笑っちゃった」
  8. 病名不明で入院の渡邊渚アナ、1カ月ぶりの“生存報告”で「私の26年はいくらになる?」 入院直後の直筆日記は荒い字で「手の力も入らない」
  9. 小泉純一郎元首相、進次郎&滝クリの第2子“孫抱っこ”でデレデレ笑顔 幸せじいじ姿に「顔が優しすぎ」「お孫さんにメロメロ」
  10. デヴィ夫人、16歳愛孫・キランさんが仏社交界デビュー 母抜かした凛々しい高身長姿に「大人っぽくなりました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. 病名不明で入院の渡邊渚、3カ月ぶりSNS更新で「表情に違和感」「そこまで酷い状況とは」 ベッド上で「人生をやり直すこともできません」
  2. 動かないイモムシを助けて1年後のある日、窓の外がありえない光景に 感動サプライズが「アゲハ蝶の恩返し」と話題
  3. 「スカートはないわ」「常識無視の番組でびっくり」 山下リオ、登山中の服装批判巡って反論「私が叩かれているようですが」
  4. 「千鳥」大悟、大物美人俳優にバッグハグされた表情に注目集まる 「マジ照れのお顔ですね」「でれでれやん」
  5. 渋谷駅「どん兵衛」専門店が閉店 店内で見つかった書き置きに「店側の本音が漏れている」とTwitter民なごむ
  6. 神田愛花アナ、拡散された女子中学生時代ショットにスタジオ騒然「ヤバい」→“アネゴ感”でSNSもざわつく
  7. 「生きててよかった」 熊谷真実、美麗な初“袋とじ”グラビアで63歳の色気全開 真っ赤なドレス着こなす姿に「すごいプロポーション」
  8. 尻尾がちぎれた小さな子猫をサーキット場で保護→1年後“ムキムキ最強生物”に 驚異の成長ビフォーアフターに注目集まる
  9. 双子モデル・吉川ちえ、美容整形後のひたいが“コブダイ”状態へ 多額の費用要した修正手術で後悔も「傷がこんなに残りました…」
  10. 「犬ぐらい大きくなれよ」と願い育てた保護子猫が「まさか本当に犬ぐらいになるとは」 驚異の成長ビフォーアフターが192万表示!