これが現代のチャンバラか!? 「チャンバライザー」で真剣勝負:インタラクション2012
現代っ子のための(?)チャンバラごっこができるおもちゃ「チャンバライザー」。対戦時の動きはちょっと地味ですが、攻撃が決まるとライトが光って音が鳴り、なんだか楽しそうです。
突然ですが、チャンバラごっこって覚えてますか? 長い棒などを刀に見立て、相手と切り合うようにして遊ぶ“ごっこ遊び”のことですが、それをもとに作られた子ども向けのおもちゃ「チャンバライザー」を「インタラクション2012」(日本科学未来館、3月15〜17日)で見てきました。
チャンバライザーは一見ただの棒。長さ15センチ、直径5センチくらいと短めです。これを1人1本持ち、切り合うような動作をして対戦します。中には加速度センサー、赤外線の受発信機、赤と緑のLEDライトが入っており、チャンバライザーを振ると加速度センサーが感知して、先端部分から赤外線を約1秒間発信します。相手のチャンバライザーの先端にこの赤外線が当たるよう、自分のチャンバライザーをうまく振って攻撃します。
誰が攻撃しているのか、ダメージを受けているのかは、光と音と振動で分かります。振ると緑のライトが光り、チロリロリン♪と軽快なメロディが流れ、本体が少し振動します。逆にダメージを受けると赤いライトが光り、ブザー音とともに細かく振動します。電池式なので場所を選ばず、どこにでも持っていくことができるほか、2人以上の同時対戦が可能です。
開発した情報科学芸術大学大学院大学(IAMAS)の田中誠人さんらに、対戦を実演してもらいました。普通の激しいチャンバラごっこをイメージしていたのですが、ゆっくりとチャンバライザーを振り合うだけの、緩やかな動作。相手の動きを慎重にうかがいながらうまく攻撃し、かつダメージを受けないようにする「高度なテクニック」が問われるため、地味な動きになってしまうそうです。
はたから見ると「何をやっているんだろう?」といった感じでしたが、プレイヤーがくすくすと笑いながら遊んでいるのがすごく楽しそうで、だんだん試してみたくなってきます。事実、実演の間には、たくさんの観客が集まってきました。みんな気になったのでしょう。
田中さんによると、本当は幼い子どもに遊んでもらうために製作したそうですが、子どもに渡すと、振ると光って震えるのが楽しいのか、対戦というより「ただめちゃくちゃに振る」だけになってしまうそう。「そこは改良が必要」と苦笑いしていました。
実演してもらいました
チャンバライザーのプロモーション動画
関連記事
- 「ぜ、ぜんぜん平熱ですよ?」――体温計がもしウソつきだったら
プラセボ効果の応用で、もしも体にウソの情報を送り続けたら、人体にはどんな影響が現れるのだろうか。神戸大学の研究が面白い。 - 夢の「無意識ダイエット」実現へ!? 拡張現実で「拡張満腹感」は得られるか
拡張現実を使って食品を大きく見せると、人間はそれだけで「満腹になった」と錯覚してしまうらしい。は、はやく実用化してください! - 誰でも“かめはめ波”が打てるようになった?――ARアプリ「プラーナ」初公開
3D&VR展で、厳しい修行をしていない来場者たちが“かめはめ波”を連発していた。けしからん。でもなんだかオラ、ワクワクしてきたぞ。 - 迫り来るエイリアンを撃ち落とせ――注目のARシューティング「appBlaster」
ウィズのブースでは、デジタルデバイスと連動したおもちゃが展示されている。中でもARを使ったシューティングゲーム「appBlaster(アプブラスター)」がかっこ良すぎる。動画でチェックしよう! - スタンガンで戦う最終痛電球技「アルティメット・テーザー・ボール」が世紀末すぎる
分かりやすく言えば「スタンガン・サッカー」。イタタタタタタタタタタタタタタタ、いたい、いたい!! - “手からファイヤー”ができる装置 かなりボーボー
ドイツの技術者が作った「Flame Glove」があれば、ゲームのキャラみたいに手からファイヤーが出せます。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
-
川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
-
中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
-
大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
-
「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
-
猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
-
なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>
-
大谷翔平と真美子さん、「まさかの服装」に注目 愛犬デコピンも大谷家全員で“歩く広告塔”ぶり発揮か
-
「こんなことが出来るのか」ハードオフの中古電子辞書Linux化 → “阿部寛のホームページ”にアクセス その表示速度は……「電子辞書にLinuxはロマンある」
-
「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
- 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
- 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
- ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
- 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
- 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
- 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
- フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
- 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
- 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
- ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
- 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
- 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた