逆転の発想から生まれた「気持ちよく起きられる」目覚ましアプリナニコレ

早起きは一文の寄付。これならすっきり起きられる?

» 2012年06月15日 20時58分 公開
[ITmedia]
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 iPhoneの目覚ましアプリ「Morning+(モーニングプラス)」が面白かったので紹介します。キャッチコピーは「朝起きるだけで社会貢献できるアプリ」。目覚ましアプリで社会貢献? ど、どういうこと?

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 仕組みはこうです。ユーザーは普通に「Morning+」を使って朝起きるだけ。すると起きた人数×1円を、協賛企業がユーザーに代わって慈善団体へ寄付してくれる、たったこれだけ。協賛企業にとっては宣伝になるし、ユーザーは起きるだけで社会に貢献できる、つまりちょっとだけ気持ちよく起きられるというわけです。

 制作者は、以前「MorningBomb」という目覚ましアプリを作った@montecutさん。「MorningBomb」は「家を離れるまでアラームを解除できない」のが特徴でしたが(音は止められるけれど、家を出ないとTwitterやSMSで反省文が送信されてしまう)、「あまりにペナルティがキツすぎたため」、途中で使うのをやめてしまうユーザーが続出したのだそう。

 この失敗を踏まえ、辿り着いたのが「ペナルティにビビって起きるのではなく、気持ちよく起きられるようにしよう」という逆転の発想。こうして「Morning+」は作られました。

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 協賛企業が見つかるまでは検証実験中ということで、開発者が起きた人数×1円分、自腹でコンビニの募金箱に寄付してくれるとのこと。期間中の寄付額はブログで逐一報告されていますが、1日目は95円2日目は69円とのこと。す、少ない……。「なけなしの貯金をすべて下ろして挑んだのですが、だいぶ余裕でした(笑)」と@montecutさん。

 せっかくのユニークな試み、@montecutさんがもっと派手に募金できるよう、みんなで「Morning+」を使ってみてはいかがでしょうか。

画像 募金している様子。どうせならもっと募金させたい!(開発者のブログより)

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