ネットで話題の「水漬けパスタ」がすごかった! 安いパスタがモチモチ・ウマーな生パスタ風に大変身ねとめし

乾燥パスタを水に漬けるだけで、生パスタ風に変わるってホント!? ネットのウワサが気になったので、話題の「水漬けパスタ」を試してみた。

» 2013年11月20日 10時00分 公開
[池田園子,ねとらぼ]

 生パスタと聞くと、家ではなく外で食べるという、ちょっぴりハイソなイメージを持っている人も多いのでは? しかし「生パスタっぽいパスタ」であれば、家で超簡単に作れるらしい。これはやってみたい! というわけで、2ちゃんねるまとめブログで話題になっていたエントリー「話題のパスタ水漬けやったらマジで成功してワロタwwww」を参考に作ってみた。ツイート数900、はてブ数440(2013年11月16日現在)を超え、注目されているパスタのレシピは、10月9日放送の「ためしてガッテン」(NHK)が元になっているという。早速試してみよう。


画像 パスタを水に漬ける!? そんなことしちゃって……いいんです!


2時間水に漬けた乾燥パスタは「ひやむぎ」のような見た目に

 用意するものは、乾燥パスタ、パスタが入る縦長容器、水、以上! たったこれだけで生パスタ風パスタは完成する。最初に縦長容器に水を入れ、その中へパスタを調理する分量だけ入れる。こんなに硬い乾燥パスタが、お湯ではなく水に漬けるだけで、果たして本当にやわらかくなるのか……と若干疑問に思いながら、ひとまず漬けてみた。


画像 乾燥パスタと縦長容器を準備

 元のエントリーによると「1時間以上漬けること」が必要だという。しかし、何時間漬けても麺が伸びてしまうことはなく、冷蔵庫に入れておけば3日はもつとも。乾燥パスタは想像以上に強靭だった。というわけで、1時間だと不安なので、念のため2時間漬けることにした。テーブルの上に容器を置き、フタをして待つこと2時間。


画像 容器に水と乾燥パスタを入れて……

画像 フタを閉めて2時間放置

 ソワソワしながら蓋を開けてみると、黄色かったはずのパスタが、し、白い……。「ひやむぎ」のような姿に変貌しているのが分かる。乾燥パスタは水を吸い込むと白くなるのか、と勉強になった。これを1本手に取ってみると、やわらかく、クタッとしていてすでに「生感」十分。正式に生パスタ風パスタと認定したい。


画像 ひやむぎ…ですか?

画像 ふにゃっとしている


「1分ゆでるだけ」の時短パスタは「生感」たっぷり

 さて、ここからは、パスタを茹でるための湯を沸かしたり、パスタの具を調理したりと忙しくなる。パスタの具には、冷蔵庫内にあったベーコンと小松菜、しめじを使うことにする。軽く塩コショウで炒めていると、早くも湯が沸騰し始めている。

 沸騰した湯には塩をひとつまみ加え、さらに生パスタ風パスタを入れ、わずか1分で(!)湯切りする。生パスタ風パスタが湯に潜り込んだ瞬間、白色から黄色へと一瞬で元通りになるのが不思議で面白い。感心しながら見ていると、あっという間に1分が経過してしまうので、すばやく湯切りに入る。


画像 沸騰したお湯にパスタ投入

画像 お湯に入れた瞬間、黄色に戻った!

画像 完全に普通のパスタの色に

 普通の乾燥パスタであれば、10分ほど茹でるのが常識だった。一方、この生パスタ風パスタだと、水漬けという下準備さえしておけば、わずか1分で茹で終わるという点が画期的だ。流行りの「時短テク」としても素晴らしすぎる。


画像 モチッと感、アリ!

画像 ささっと具材と混ぜ合わせたら、もう完成!

 ゆであがったパスタを具と合わせ、サッと炒めたら「小松菜ときのことベーコンの生パスタ(風パスタ)」が完成。さっそく食べてみたところ、いつものパスタと比べて、明らかにモチモチしている。このやわらかい食感がたまらない。お買い得品の乾燥パスタとは思えない。わずかに高級感さえ漂っているから驚きだ。


画像 「小松菜ときのことベーコンの生パスタ(風パスタ)」、できあがり

画像 もっちり感に大満足

 もうすこし太めの乾燥パスタで挑戦してみると、さらに生パスタ感が出るような気もする。簡単+時短といいことずくめな「水漬けパスタ」、一度試してみてはいかが?



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2411/19/news150.jpg 「情報を漏らされ振り回され……」とモデラー“限界声明” Vtuberのモデル使用権を剥奪 「もう支えられない」「全サポート終了」
  2. /nl/articles/2411/20/news028.jpg 「うどん屋としてあるまじきミス」→臨時休業 まさかの“残念すぎる理由”に19万いいね 「今日だけパン屋さんになりませんか」
  3. /nl/articles/2411/20/news224.jpg “ドームでライブ中”に「76万円の指輪紛失」→2日後まさかの展開に “持ち主”三代目JSBメンバー「誰なのか探しています」
  4. /nl/articles/2411/19/news169.jpg 高畑充希と結婚の岡田将生、インスタ投稿めぐり“思わぬ議論”に 「わたしも思ってた」「普通に考えて……」
  5. /nl/articles/2411/20/news031.jpg 「本当に同じ人!?」 幼少期からイボをいじられていた男性→美容師の“お任せカット”が衝撃 「めちゃくちゃ大変身」
  6. /nl/articles/2411/19/news022.jpg 「おててだったのかぁああああ」「同じ解釈の人いた笑笑」 ピカチュウの顔が“こう見えた”再現イラストに共感続々、464万表示
  7. /nl/articles/2411/20/news042.jpg 「腹筋崩壊」 ハスキーをシャンプー&パックしたら…… “予想外のハプニング”に「こ〜れは大変だわ」「沼にでも落ちたのかとwww」
  8. /nl/articles/2411/20/news216.jpg “歌姫”ののちゃん、6歳現在の姿に驚きの声「あれっ!?」「ビックリしてます!」 2歳で「童謡こどもの歌コンクール」銀賞受賞
  9. /nl/articles/2411/20/news041.jpg 黄ばみのある68年前のウエディングドレスを修復すると…… 生まれ変わった姿に「泣いた」「受け継ぐ価値のあるドレス」
  10. /nl/articles/2411/18/news107.jpg 走行中の車から同じ速さで後方へ飛び降りると? 体を張った実験に反響「問題文が現実世界で実行」【海外】
先週の総合アクセスTOP10
  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  4. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  5. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  6. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  7. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  8. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  9. ユニクロが教える“これからの季節に持っておきたい”1枚に「これ、3枚色違いで買いました!」「今年も色違い買い足します!」と反響
  10. 中央道から「宇宙戦艦ヤマト」が見える! 驚きの写真がSNSで注目集める 「結構でかい」「どう見てもヤマト」 撮影者の心境を聞いた
先月の総合アクセスTOP10
  1. 50年前に撮った祖母の写真を、孫の写真と並べてみたら…… 面影が重なる美ぼうが「やばい」と640万再生 大バズリした投稿者に話を聞いた
  2. 「食中毒出すつもりか」 人気ラーメン店の代表が“スシローコラボ”に激怒 “チャーシュー生焼け疑惑”で苦言 運営元に話を聞いた
  3. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  4. 「顔が違う??」 伊藤英明、見た目が激変した近影に「どうした眉毛」「誰かとおもた…眉毛って大事」とネット仰天
  5. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  6. 星型に切った冷えピタを水に漬けたら…… 思ったのと違う“なにこれな物体”に「最初っから最後まで思い通りにならない満足感」「全部グダグダ」
  7. 「泣いても泣いても涙が」 北斗晶、“家族の死”を報告 「別れの日がこんなに急に来るなんて」
  8. ジャングルと化した廃墟を、14日間ひたすら草刈りした結果…… 現した“本当の姿”に「すごすぎてビックリ」「素晴らしい」
  9. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  10. 「幻の個体」と言われ、1匹1万円で購入した観賞魚が半年後…… 笑っちゃうほどの変化に反響→現在どうなったか飼い主に聞いた