イマジナリーラインってなんだ? 越えちゃいけないマンガの一線 Twitterで議論
気になる? 気にならない?
イマジナリーラインという言葉を知っていますか? Twitterで突如、マンガの「イマジナリーライン」が話題になっていました。Yahoo!リアルタイム検索を見ると、3月12日の午前から午後にかけて、少なくとも数千件単位の書き込みがあったことが分かります。
そもそもの発端は、マンガ専門学校で非常勤講師を務めるかとうひろしさん(@mangakato)が「こんなマンガはNG」という例を挙げたこと。これに対し、マンガ原作者の喜多野土竜さん(@mogura2001)が「イマジナリーライン越えてる……最悪」と、別の視点から間違いを指摘したことで一気に話題になりました。
イマジナリーライン(想定線)とは、画面上に2人の人物が並んでいるとき、その2人を結ぶ見えない線のこと。もともとは映画用語で、カットを割る際にこのラインをまたいではいけない、と一般には言われています。そう言われると、問題のマンガではコマごとにカメラの位置が手前に行ったり奥に行ったりしているのが分かりますね。
ただ、言われれば気になるものの、そこまで読みにくいかと言われればそうでもない気も……。ここからTwitterで「そこまでして守るべきもの?」「有名なマンガでもイマジナリーラインを越えているものはたくさんある」などの議論がスタート。だんだん「タイムラインがイマジナリーラインに」「イマジナリーラインより(締め切りの)デッドラインを気にするべき」「もういっそ深夜アニメの謎の光をイマジナリーラインと呼ぼう」などと大喜利の様相を呈してきます。
個人的にはそこまで厳守しなくてもいいと思いますが、「型があるから型破り、型がなければただの形無し」といった言葉もあります。議論を最初から追っかけたい人は、Togetterの「【イマジナリーライン】を超えたマンガは最悪なのか」に一連のツイートがまとまっています。
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