連載
» 2016年03月05日 11時00分 公開

モデルでアクセサリーデザイナーの武居詩織は、市川春子「宝石の国」の“曖昧さ”に魅了された

デザイナー視点で読む「宝石の国」。

[美女マンガねとらぼ]
美女マンガ
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「宝石の国」を紹介してくれた武居詩織さん

 「月刊アフタヌーン」に連載中で、その美しい世界観や独特の設定が話題となり、単行本第1巻発売時には記念のフルアニメーションPVが作成されたほどの人気作「宝石の国」。「虫と歌 市川春子作品集」で手塚治虫文化賞の新生賞を受賞した漫画家・市川春子さん初の連載作品です。

 舞台は過去に「にんげん」が存在したと伝えられる世界。「宝石」の体を持つ人型の生物たち28人が、自身を装飾品にしようと来襲する月人(つきじん)と戦う姿を描きます。

 主人公のフォスフォフィライトは燐葉石(りんようせき)で、硬度と靭性が非常に低くて脆いため戦闘には向きません。本人は月人と戦うことを望みながらも戦わせてもらえず、ずっと役立たずと見なされてきました。そんな中、ようやく「博物誌」を作成する仕事を任され、不本意ながらも取り組むことになるのですが……。

 今回は、人気モデルでアクセサリーデザイナーでもある武居詩織さんに、同作の魅力を教えてもらいました。

“曖昧さ”に引かれて――

「宝石の国」を紹介してくれた武居詩織さん

―― 「宝石の国」を手に取ったのはなぜですか?

武居詩織

本屋でたまたま見つけて、表紙がキレイだったので気になって調べてみたんです。そしたらアニメーション動画があって、世界観がすごくステキだったので読み始めました。


―― 単行本のためにフルアニメーションのPVを作るって、相当気合い入ってますよね。作品のどんなところが好きですか?

武居詩織

絵や表現方法が独特でアーティスティックなところです。私はアクセサリーデザイナーもやっているので、宝石を擬人化した世界観にも引かれました。

それと、この作品では登場人物たちに性別がなく、中性的な描かれ方をしているのですが、そういう“曖昧”なところも好きです。自分で作品撮りをするときも、夢と現実の間のような曖昧さをテーマにしていたりするので。


―― 確かに武居さんのアンニュイな雰囲気に作品の世界観がぴったりマッチしてる気がします。

王道ラブストーリーものは読まないようにしてます

「宝石の国」を紹介してくれた武居詩織さん

―― 特に好きなキャラクターはいますか?

武居詩織

アンタークチサイトです。南極石(融点が低いのが特徴)なので冬以外の季節は眠っているんですが、冬になると仕事します。男っぽい性格でツンツンしてるんですけど、甘えたりするギャップが魅力です。


―― キャラクターごとに実際の宝石の特徴に合わせた個性があって面白いですよね。好きなシーンはありますか?

武居詩織

1巻の終わりから2巻にかけての海中のシーンが好きです。アドミラピリス族というナメクジのような生物がいるんですが、その王であるウェントリコススは、海の中に入るとクラゲのような美しい人型の姿になるんです。その美しさが最大限に描かれているシーンだと思います。宝石以外だとこのウェントリコススが好きですね。


―― 普段から漫画はよく読みますか?

武居詩織

買って読むことはあまりなくて、漫画喫茶に行って読んだりしています。「このマンガがすごい」の受賞作から気になった作品や、友達から教えてもらった作品なんかを。

「宝石の国」以外ですと、「蟲師」や「累 —かさね—」など、アフタヌーン系が好きです。あと「いつかティファニーで朝食を」とか。


―― 王道ラブストーリー系の少女漫画はあまり好まない?

武居詩織

「君に届け」はまだ話題になる前に少し読んでいたのですが、王道ラブストーリーは、一度読み始めるとドキドキを求め始めて戻れなくなるので読まないようにしています(笑)。


―― そんな理由が(笑)。「宝石の国」をお気に入りにあげた理由が分かった気がします。

 宝石たちの戦いを美しく描くファンタジー作品である同作は、モーニング・アフタヌーン・イブニングの合同Webコミックサイト「モアイ」にて、第1話が無料で公開されています。気になった方はぜひチェックしてみてください。

「宝石の国」を紹介してくれた武居詩織さん

武居詩織さんプロフィール

名前:武居詩織

生年月日:1989年9月26日

職業:モデル、アクセサリーデザイナー

Twitter:@Shiori___

Instagram:@shioritakesue/


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