レッドブル・エアレースの予選が中止になったので、代わりに会場のかわいいお姉さんやレースクイーンを撮ってきた
レース機のテスト飛行撮影&レースクイーン撮影に成功!
6月4日に開幕した「レッドブル・エアレース 千葉2016」の予選が、強風と高波により中止となりました。
「レッドブル・エアレース」とは世界最高の飛行技術を持つレースパイロットたちが、最高時速370キロメートル、最大重力加速度10Gの中、3次元でタイムを競う世界最速のモータースポーツ・シリーズです。
国内での初開催となった昨年に続き、今年も千葉市美浜区の幕張海浜公園には早朝からたくさんのファンが押し寄せました。先頭グループに並んでいた方にお話を伺うと「5時前後から並んでいる」とのことで、レースへの熱い期待が感じられました。
10時の開場が告げられると一斉に手荷物検査がスタート。「レッドブル・エアレース 千葉2016」には最上級ラウンジエリアである「スカイラウンジ」から「ファミリーエリア」まで様々な鑑賞タイプが用意されているため、観客はチケットに応じたリストバンドやパスを受け取り着用します。
会場から間もなく、まずはチャレンジャークラスの選手たちがテスト飛行がスタート。「バババババッ」とエンジン音が聞こえたり、機体が水面ギリギリに接近する様子がレースさながらに披露され、観客からは歓声があがりました。
砂浜エリアにいたポールさんとあきこさんは「昔パイロット志望だった彼に誘われて東京から来ました。レースが楽しみです」とスタートを待ちきれない様子で笑顔を見せてくれました。
本大会の最大の特徴はレーストラック両端に設置された「エアゲート」。各機は「エアゲート」を通過した後180度の旋回をしてからゴールゲートに向かわなくてはなりませんが、ルール上「最大10Gまで」と決められているので、0.1Gでも超えてしまうとフライトが無効となります。
つまり、遠心力をかけたほうが素早いターンが可能なのにも関わらず10Gを超えてはいけないというルールの中、幕張会場はスピードが出やすいコース設計のため関係者の間では「エアゲート」を“千葉の魔物”「マクハリ・ターン」と呼んでいるそうです。
また、本大会にはアジア人唯一のエアレース(マスタークラス)パイロット室屋義秀選手が出場。会場には室屋選手に向けたメッセージボードも設置され、老若男女を問わず多くの人がメッセージを書き込んでいました。
そしていよいよマスタークラスのテスト飛行というところで、運営サイドから強風と高波による予選中止が発表されました。会見でジム・ディマッテオ・レースディレクターは「熟慮を重ねた結果、パイロットだけでなく、すべてのスタッフの安全を最優先し、中止と判断せざるをえなかった」と苦渋の決断であったことを明かしました。
また室屋選手は「予選を飛んだほうがいい位置につけられたはずなのでどちらかと言えば飛びたかったです」と語りながらも「誰と当たっても、 そんなに問題はないんじゃないのかな」と翌日に控える試合に向けて前向きな姿勢を見せました。
室屋選手の有志をお届けしようと早朝から意気込んでいた報道陣は、「ちゅ、中止!?」と驚きを隠せず、爽やかにコメントした室屋選手とは裏腹に軽いパニック状態に。
会社に連絡を取ったり、上司の指示を仰ぐ大手メディアさんのなか、「レースは中止になった……でも、でも……会場にはキレイなお姉さんがいっぱいいるじゃないか!」ということで、当メディアは“キレイなお姉さん探し”の旅に出かけて参りました!
今大会には「レッドブル・エアレース」史上初のレースクイーンイメージガールが起用されており、大会期間中にはエアレースをイメージした衣装を着た水谷望愛さん、佐崎愛里さん、荒井つかささん、早瀬あやさんが会場に登場します。
また、「AIR RACE QUEENS by ROBERUTA」と共に大会期間中にチームを応援するエアレースクイーンは総勢14人。特別に撮影に応じてくれた各レースクイーンのみなさんは、華やかな雰囲気とセクシーさが相まって男性陣からたくさんの声援を受けていました。
さらに会場内には飲み終わったレッドブルの空き缶を使って、ナンバーワンレースクイーンを決める人気投票も行われておりこちらも注目を集めていました。
予選レースは中止となったものの、たくさんの笑顔と声援で包まれた幕張会場。明日はいよいよ決勝ラウンドです。
注目株の室屋選手の活躍やいかに! ぜひ会場で生レースの“音”・“迫力”・“歓声”を感じてみてください。
(Kikka)
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