「まるで自分の手に触れられたみたい」とコメント。
DARPA(アメリカ国防高等研究計画局)が、ロボットアームを使って触覚を取り戻す実験に成功しました。

被験者になったのは2004年の交通事故で四肢まひになってしまったネイサン・コープランドさん。実験ではコープランドさんの脳に、手の触覚に反応する4つの微小電極を取り付けました。ロボットアームに加わった力を検知し、物理的な感触を電気信号に変換、脳に設置した電極に刺激のパターンを返すという仕組みです。

コープランドさんが目隠しした状態で、研究員がロボットアームをそっと触ったところ、ほぼ100%の正確性で触れられたことが分かったとのこと。ロボットアームからの感覚を「まるで自分の手が触れられたみたい」と語っています。

YouTubeに実験の動画が投稿されていますが、「人差し指」、「薬指」などと、触れられた指をコープランドさんが声に出して言う様子が収められています。

10月13日に開催されたホワイトハウスフロンティアズカンファレンスでもこの実験結果が披露され、コープランドさんがオバマ大統領と握手を交わす様子がTwitterに投稿されています。
オバマ大統領と握手