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» 2016年11月22日 13時45分 公開

「3.9+5.1=9.0」は減点対象 小学校算数の奇習に茂木健一郎が苦言“子どもたちへの虐待である”

「文科省にもきちんとした対応をとっていただきたい」。

[ねとらぼ]

 小学校の算数にまかり通る“奇習”は、子どもたちへの虐待である――。脳科学者の茂木健一郎さんがブログに投稿した「小学校算数に対する苦言」が議論を呼んでいます。発端となったのは、あるTwitterユーザーが投稿した「“3.9+5.1”の計算に対して“9.0”と書いた答案が減点されていた」という画像。この問題の正解は小数点のない「9」とされていました。

 これに対し茂木さんは、例として「2×3=6は正解だが3×2=6は不正解。同じように2+3=5は正解だが3+2=5は不正解、という『世界』がある」と数学的には正解である解答が不正解とされてしまう算数教育の現状について“奇習である”と一蹴。「数学が分かっている人にとっては『小数点問題』『掛け算・足し算の順序問題』は意味がなく、議論にならない」として厳しく指摘しています。



 また茂木さんは、現場にいる教員だけではなく、一部の教科書会社も「“議論の必要すらないような問題”を子どもたちに強制している」として問題を提起。この“奇習”の是正に向けて「文科省にもきちんとした対応をとっていただきたい」と自身の思いを語っています。

 「小学校の算数において奇妙な正解を押し付けるのは子どもの精神に対する虐待で許されない」と語る茂木さん。小学校教育界に対し、「自分たちの愚鈍を恥じ、反省し、改めて欲しい」とブログを締めくくっています。



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