「プリウスにLINE搭載」何が便利になる? トヨタ×ClovaのAIアシスタントサービスを試してみた(1/2 ページ)
「コネクテッドカー」が実現すると私たちにうれしいこと、よくなることの第一歩がここに。
LINEが東京モーターショー2017のトヨタ自動車ブースで、AIアシスタント「Clova」をクルマで利用できる新サービスを初公開しました。
先日、音声で操作できるLINEのスマートスピーカー「Clova WAVE」が発売されましたが、これと同じように、クルマから音声のみの操作でLINEのメッセージをやりとりしたり、LINE MUSICで好きな音楽を再生したり、天気やニュースなどを確認できたりするものです。クルマとスマートフォンをつなぐ「Smart Device Link(SDL)」と呼ばれる仕組み(規格)を使って実現します。
AIアシスタント技術を持つLINEとSDLを推進するトヨタ自動車は、2017年6月に音声で操作できるAIアシスタント「Clova」をこのSDLに連携させた「コネクテッドカー」の取り組みで協業することを発表しました。今回の展示は、このお披露目というわけです。具体的には、今あるカーナビなどの車載機器とスマートフォンの間を取り持つSDLによって、対応するスマートフォンアプリをカーナビで利用できるようになります。
東京モーターショーでは、トヨタ自動車ブース(西4ホール)にLINEを搭載したプリウスが展示され、「クルマでLINE」のデモが披露されました。デモではLINEメッセージの読み上げ、音楽の検索や再生の操作、天気チェック、ニュース検索とチェックの主要4機能が紹介されていましたが、家でClova WAVEでできることは、クルマでも同じように利用できます。例えば「雑談するような連続会話」「スケジュールの読み上げ」「アラームやタイマーの設定」から、「きょうの占い」なども音声だけで操作できます。
「コネクテッドカー」は、単にクルマがインターネットにつながることではありません。PCやスマートフォンと同じように、私たちの生活を豊かにするための新しい価値を生み出すことが期待されています。
SDLは、トヨタ自動車とLINEのほかにも、多くの自動車メーカー(フォード、マツダ、SUBARU、スズキ、川崎重工業、ヤマハ、ダイハツなど)、車載システムメーカー(クラリオン、デンソー、パナソニック、パイオニアなど)、サービス事業者(Amazon.com、KDDIなど)がその普及に向けて賛同しており、2018年には各社から対応製品やサービスがリリースされる見込みです。展示ブースではClovaのほかに、「LINE MUSIC」「Yahoo!カーナビ」「NAVITIME」の3つのサービスを、スマホを経由した車載システムから利用するデモも行われていました。
SDLと“クルマでLINE”で、何が変わるのでしょう。SDLではまず「さらに便利で楽しい機能」とともに、携帯電話とスマートフォンの普及によって社会問題化した「運転中の“スマホよそ見”をなくす」を目指しています。運転中のスマホ利用は道路交通法で明確に違反とされていますし、過去には、流行アプリを運転中に利用していて死亡事故を起こした例も思い出されます(関連記事)。利用者のニーズと社会問題の解決を両立した、自動車業界とIT業界が一丸となった抜本的対策の1つとも言えそうです。
スマホによってクルマが変わり、クルマによって生活や社会がより安心・安全になる──。未来の自動運転車や進化した交通社会システムの実現に向けて自動車業界は大きく変革しつつありますが、私たちにも分かりやすい「クルマでLINE」もその第一歩だったといえる日が来るかもしれませんね。
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