インフルエンザ予防に一番効果的なのは「手洗い」 コミュニティーサイトが医師1000人によるアンケート結果を発表
「人ごみに行かない」なども有効との回答が多かった。
全国で流行中のインフルエンザに関して、最も効果がある対策は「手洗いをする」だと、10万人の医師が所属する専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」が発表しました。基本的な予防が大事……!
この発表は2018年1月27日に放送された日本テレビ系バラエティー「世界一受けたい授業」において行われたもの。「MedPeer」に参加する医師1007人中639人が「手洗い」が最も有効だと思うと回答しました。理由としては「触れたものから口の粘膜にウイルスが移行する頻度が一番高いと思うから」「接触感染のほうが飛沫感染より頻度が高い」などがあげられており、「病院でも感染予防の第一は手洗い」という意見もあります。
次いで625票を集めた「人ごみに行かない」は、「感染力が強いので感染しないようにするのが一番」「通勤電車や職場、人込みなどで、他人から感染することが圧倒的に多いと思うから」と、1位、2位ともに人と接触することによってインフルエンザにかかるリスクが高まることが指摘されています。
またこの他には、免疫力の維持とアップのために「睡眠・休養をとる」、罹患しても重症化する確率が低く済むから「予防注射(ワクチン)をうつ」、ウイルスを活性化させないために「加湿をする」が上位になりました
同サイトは「インフルエンザの疑いがある場合、病院へ行く前に最初にやるべきこと」のアンケート結果も紹介。ここでは「マスク」「安静・休養」「隔離」「病院に電話して受診の相談」「水分補給」などが上位の回答となっています。
またインフルエンザを罹患することによっておこる「インフルエンザ脳症・脳炎」「肺炎」「脱水症状」などにも注意が必要だとしており、「意識障害などがあればすぐに病院受診を」と勧めている医師もいます。
多数の医師が基本的な予防策で罹患リスクを下げられると考えているインフルエンザ。日頃から手洗いの徹底などを心掛けたいですね。
(戌田港)
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